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蓄音機&写真 気ままなBlog

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身近で多発する痛ましい事件

2006年03月18日 | コ ラ ム
 昨日の夕方、自宅前の道路にパトカー数台と救急車が集まってきました。今日の新聞報道を見ると、隣のマンションで生後6ヶ月の赤ちゃんがお母さんに出刃包丁で刺されて死亡するという事件が発生していたそうです。
 ▲母親、男児を刺殺?▲ (京都新聞)

 ちょうど1ヶ月前には、長浜市で幼稚園児二人が同級生の母親に刺され死亡するという痛ましい事件が発生していますが、身近で何の罪もない子どもに対する殺害事件が続けざまに起こるとは、世の中どうなってしまったんでしょうか・・・。
 ▲滋賀県で幼児殺害事件▲ (ウィキニュース)
 

法律の迷走

2006年03月15日 | コ ラ ム
 ライブドアによる一連の騒動や耐震偽装問題など、法律の不備を感じさせる出来事が相次いでいます。

 そうした中で、4月より施行される「電気用品安全法」について、循環型社会に逆行し音楽文化などへの影響が出ると懸念されています。
 経産省がHPで中古品が対象になることを明示したのが今年2月のこと。
 そして、リサイクル業者や愛好者から噴出した不満を背景に、施行直前に「緊急対策」を講じざるを得なくなった姿を見ていると「混乱」「迷走」、そして「法律の不備」という言葉がピッタリ当てはまるように思います。
 
 ▲経過措置の一部終了に伴う対策について▲(経済産業省HP)
 ▲消える?音響名器 「PSE」マークない中古家電、来月から販売禁止▲(読売新聞)

マスコミと政治

2006年03月14日 | コ ラ ム
 昨日、テレビのチャンネルを回していて▲ビートたけしのTVタックル▲が画面に出てきた際、ふと思いました。

 メール問題で懲罰動議が出された民主党の永田寿康衆院議員や▲西村真悟衆院議員▲は、この番組の常連さんでしたよね。まぁ、偶然といえばそれまでですけど。

 個性派ぞろいの政治家・評論家等による自由奔放な激論をお茶の間で楽しむことができるテレ朝の目玉番組であり、政治を身近なものにしている効果はあるとは思いますが、知らず知らず間に「小泉劇場」の舞台がこうした中で形成のではないでしょうか。
 
 でも、現職の国会議員が演じる「永田町時代劇」は実に良くできているし、「悪党党」幹事長の ▲浜田幸一▲の脅し言葉も核心部分に触れていて面白のは確かなんですけど・・・。
 特に、先の総選挙で広島6区から亀井静香氏の刺客として出馬したライブドアのホリエモンが捕まったのは、警視庁のキャリアで警察庁警備局理事官、長官官房調査官を歴任した亀井氏を相手にしたんだから当たり前だといってのけた浜田氏の論拠には、なるほどなぁと思ったりしているのも正直なところです。  
 ▲ホリエモン逮捕は、やはり「反小泉の反撃」▲

相次ぐ首長の逮捕と自殺

2006年03月14日 | コ ラ ム
 最近、各地で首長の逮捕が相次いでいます。

 京都府と滋賀県における過去3年間での公職選挙法違反による逮捕は、2003年に南山城村の村長が当選4日目で逮捕されたのが初めてだそうですが、2004年7月には木津町長▲木津町長、辞職へ (京都新聞)▲が参院選で部下の町職員に自民党候補への投票を依頼したとして逮捕されています。

 2004年2月には、芥川前草津市長が逮捕されました。
当時、自治体の運営やまちづくりといった公職を担う人が起こした問題を深刻に受け止め、この事件を契機にしてローカルマニュフェスト等を活用して地域を変えようと当「まちづくり本舗」が誕生しました。

 そして昨日、南丹市長が逮捕されました。 ▲京都・南丹市長と長男、買収容疑で逮捕(読売新聞)▲


 全国では、先月の宝塚市長が収賄容疑で逮捕された▲宝塚市長逮捕/条例を利権にするとは (神戸新聞)▲のをはじめ、協和町長、石岡市長、下妻市長、茎崎町長、結城市長、宜野湾市長、釧路市長など、調べたらきりが無いくらいです。

 また、首長の自殺事件も目につくようになってきました。
 三重県伊勢市長、愛知県西春町、滋賀県湖北町長(自殺未遂)など。

 地方分権改革や合併問題など、地方を取り巻く環境が大きく変化していますが、こうした問題が起こる背景や事件の対処策を真剣に考えていく必要がありそうです。

皮肉な現象

2006年03月12日 | コ ラ ム
 ファイル交換ソフト「ウィニー」の開発者が著作権法違反幇助という不思議な罪で逮捕されて以降、このソフトにウイルスを仕込まれて情報が流出する事件が相次いでいます。

 「ウィニー使いません」 愛媛県警、全職員に誓約書 (共同通信) - goo ニュース

 ソフト開発者が著作権法違反幇助という罪を問われているのであれば、そのソフトを使って、しかも個人情報を流出させてしまった警官が罪に問われないというのは何とも不思議な感じがします。

 ソフト開発者は、社会問題となっているウィニーに感染したウイルスによる情報漏洩を防ぐ対策を簡単にできるけれど「警察に新たな事件にされることを恐れて対策を取ることができない」などと述べているそうですが、なんとも不思議で皮肉な状況ですね。

偽装バリエーション

2006年03月07日 | コ ラ ム
 偽入札(防衛施設庁の官製談合事件)、粉飾決算(ライブドア事件)、偽牛(米国産牛肉輸入問題)、耐震偽造(耐震データ偽造事件)の4点セットに加えて、偽造メール問題で国会は大きく揺れ動きました。(過去形にはなってほしくないのですが・・・)
 今日は、弁護士による判決文偽造や北海道での2級建築士による耐震データ捏造など、全国津々浦々で様々な偽造・偽装事件が発覚しています。
 
 偽装・偽造には悪意に満ちた詐欺的なものや既得権益の温存、生活のために仕方なく手を染めてしまったもの、失敗を隠すためのもの、勝手な思いこみや信念によるものなど多種多様です。また、法律には抵触しないように新たなビジネスモデルを作るというベンチャー的発想なのか、法律違反が発覚しないように事実を隠蔽する偽造・偽造なのか、非常に判断しづらくなっています。
 
 個人としては、偽装・偽造を見抜く力を付けなければならないと思いますし、法の不備や運用上の問題については、国会で真剣に論議し適正化してほしいと思います。
 加えて、ミニバイクの軽微な交通違反や僅かな時間の駐車違反、許容範囲内と思われる速度違反の取り締まりで点数を稼ぐ警察を大いに見習って(決してイヤミではありませんが・・・)監視・摘発・指導に徹底を図っていただかないと、モラルハザードの社会化に歯止めがかかりません。
 
 市場競争社会における政府・行政の役割について、抜本的に見直していくべき時がきているように思いますが、そうした議論が圧倒的に少なすぎます。

捻挫で右手が使えないため、今日はこれにて終了します。
 ・・・実は捻挫というのは、誤字・脱字を正当化したりブログ更新をサボったりするための偽装かも?
 

市場の失敗と政府の役割

2006年03月05日 | コ ラ ム
 国会では、予算案が衆議院で可決されて大きな山場を越えました。
 小泉構造改革の総仕上げとなっている今国会では、ライブドアによる粉飾決算や耐震構造の偽造問題などに象徴的に現れている規制緩和、官から民へ、市場主義といった改革の結果現れた功罪(光と影)を明らかにし、その要因や政策的に変更すべき点を「対案」として提示していくという野党としての姿を期待していました。
 また、官製談合や特別会計問題をはじめとした官の無駄づかいや既得権益構造を無くし、BSE問題をはじめとした安全や安心に対する基本姿勢を正していくことが求められていたのではないでしょうか。

 しかし、議論の主軸は「敵失」の追求や批判となり、最後には自らの失態によって2大政党政治の野党としての資質までも問われる結果となってしまいました。
 これにより、政治不信はこれまで以上に広まったように思います。小泉構造改革の功罪(光と影)については、国会より朝のニュース番組▲朝ズバッ!▲のみのもんた氏のコメントを聞いている方が確かな情報が得られるというのが実情のようですが、これじゃダメですね。

 とは言っても、嘆いているだけでは民主主義が益々後退していくだけです。今こそ私たち主権者自身がどのように自覚をさらに深めるのかが問われているのではないでしょうか。また、小泉構造改革の功罪について、単純に「市場主義か反市場主義か」「効率か安全か」「格差か公正・平等か」「財政再建か景気対策か」といったものではなく、市場の失敗をどのようにマネージするのかというところから捉えて、その観点から政府の役割とは何かを議論し再構築していくことが必要ではないかと思います。

偽造を見抜く力

2006年03月02日 | コ ラ ム
 民主党が「安全国会」と位置づけた本国会では、耐震偽造やライブドアの粉飾決算問題など「偽装」や「偽造」をどう防いでいくのかという論議が深まっていくものと期待していましたが、主導権を握るはずの側がメール偽装問題では自らが偽装を見抜けなかったという皮肉な結果となっていますね。
 この問題には早急にケジメをつけ、今後は検証の徹底や危機管理をしっかりしていただきたいと願っています。

 この間ブログ更新作業を怠ってきましたが、そろそろ再開していきたいと思います。