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第2回ローカル・マニフェスト検証会実行委員会のご案内

2010年06月22日 | マニフェスト
私どもローカル・マニフェスト検証会実行委員会(事務局:社団法人草津青年会議所)では、草津市長のマニフェストを市民で検証・評価する大会を実施するための準備を進めております。
 そこで、去る5月21日に第1回実行委員会を開催し各地での事例を参考としながら市民アンケートの実施方法やマニフェストの評価の基準等について検討いたしました。
 今回、下記のとおり第2回目の実行委員会を開催いたしますので、是非ともご参加いただきますようご案内申し上げます。



開催日時:2010年6月25日(金)18時30分~
開催場所:草津市立まちづくりセンター 2階 202会議室
内  容:
1.市民によるマニフェストの評価・検証シートの内容について
2.評価・検証大会に向けての市民への呼びかけについて
3.今後の日程について

【連絡先】
 まちづくり本舗 ohmi@kaikaku21.com

もったいないプラス+

2010年06月13日 | マニフェスト

かだ由紀子マニフェスト“もったいない!!”を活かす滋賀県政を! から もったいないプラス+へ  

 6月12日に公開された嘉田知事の新しいマニフェストは、「もったいないプラス+」と題されています。  
 内容は、「住み心地日本一」を目指して次の「プラス」が提案されています。

 雇用・経済には  力強さをプラス+
 子ども・若者・高齢者・障がい者には 楽しさをプラス+
 住まい・生活環境には 安らぎをプラス+
 琵琶湖・地球環境には 美しさをプラス+
 文化・芸術・歴史には 誇りをプラス+  

 また、未来成長戦略として3つのニューディール(=アメリカ合衆国大統領フランクリン・ルーズベルトが世界恐慌を克服するために行った一連の経済政策)が示されています。 

 グリーンニューディール →自然の力を活かす 
 ヒューマンニューディール→人の力を活かす 
 ふるさとニューディール →地と知と力を活かす
 

 更に、政策を「人生版」「地域社会版」「県政経営版」に分かりやすく分類して、その体系ごとに150項目の政策提言を行っています。  

 このマニフェストの特徴は、2期目ということもあって4年間の成果と課題として前回の選挙公約として掲げたマニフェストの事後評価を掲載した上で、新しいマニフェストは、県内各地での茶話会での対話によって県民とともにつくっているという点です。   また、今回は第1版として出されていますが、選挙の公示前には更にバージョンアップされるそうです。  

 ところで、この新マニフェストと、4年目の自己評価 更には滋賀県のホームページで公開されている財政事情 平成22年5月『滋賀県基本構想~未来を拓く共生社会へ~』の実現に向けて  等を見ていて、何点か気になることがありました。  

 一つ目は、全般的にマニフェストの基本的要素である事後評価が可能となるように期限・予算・方法等が明確に示されていないという点です。  
 参考までに言論NPOの評価では次のような基準が決められています。

 形式要件 :明確で測定可能な公約になっているか判断する
①その課題になぜ取り組みたいのかの理念や目的が書かれている 10点
②個別の政策に明確な目標設定がある 10点
③達成時期が明記されている 8点
④財源の裏付けが記述されている 7点
⑤目標実現のための工程や政策手段が具体的に書かれている 5点   
 合計 40点
 

 二つ目は、4年間の事後評価でC(目標達成に向けて取り組んでいるが、課題等もあり、引き続き努力する必要があるもの)が最も多い財政再建について、あまり論及されていないように感じました。  
 「もったいない」という意味が、単に財政を切り詰めるというだけではなく、「本来の価値がうまく発揮されず、損なわれている状態のこと」であるのは理解できます。しかし、「あれもこれも」実現する、あるいは逆に削減すのでのでは無く「あれかこれか」の選択を問うのがローカルマニフェストを通じた自治分権のアプローチだとするならば、4年間の経験から行政の無駄や本来行政がやるべきでない事業があるのか無いのかを示し、また、あるとするなら何をどのように削減していくのかを具体的に施策として問うべきではないでしょうか。  

 三つ目は、私たち自身の課題ではありますが、自己評価だけでなく第三者機関や市民による検証についてもなされるべきであったように思います。  

 更に、欲を言えば新しいマニフェストが茶話会での論議を通じて形成されているという形式を取られてはいますが、更なる市民参画とその後の検証、Act(処置・改善)といったPDCAサイクルを形成していくとったことについて実態化し明記されることが望まれるのではないでしょうか。  


公開討論会

2010年06月12日 | マニフェスト
 6月12日、草津市立サンサンホールで社団法人日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会主催の公開討論会が開催されました。
 前半は、参議院選挙に関連するもので後半は知事選の候補予定者の方々が出席されました。

 知事選候補予定者3名からは、琵琶湖ルネッサンス(上野賢一郎氏)、滋賀の再生プラン(丸岡英明氏)、もったいないプラス+(嘉田由紀子さん)というマニフェストが配布されました。
新聞記事