ハリケーン

　台風１４号すぐそこまで来ています。みなさん、台風の備えは万全ですか？
　　
超大型ハリケーン「カトリーナ」によって、ジャズ発祥の地として有名なルイジアナ州ニューオーリンズを始めとした都市が壊滅状態になりました。災害地域は全米第２の貧困地域で黒人が７０％以上を占めています。
そのことと関係があるのかどうかは分かりませんが、被災から１週間経過した今でも被害者救援が遅々として進んでいません。報道を見ている限りに於いては、軍隊や警察は救援活動をしているというよりも、治安維持が主な仕事のようです。何とも酷い話しですよね。
　この災害は、堤防整備予算を削減し「反テロ戦争」と称した一国覇権主義に邁進し地方・貧困者切り捨ての政策に邁進するブッシュ政権のツケが顕在化したものと見ることもできるのではないでしょうか。
　
　　ところで、日本の将来を決める９．１１選挙は、マニフェストによる政権選択が本丸です。
　今、グローバル社会における過当競争の中で適切な社会保障制度の確立や少子高齢化社会・右肩下がりの経済における適正な施策に向けて方向転換しなければ、将来取り返しのつかないことになります。

　日本が地方・貧困者切り捨て政策を推し進めて、災害があれば避難場所でレイプや強奪が多発し、その制圧が災害救助より深刻だというような社会になっても良いとは誰も思っていないはずです。