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最後の護送船団

2005年03月24日 | コ ラ ム
 突然、どういう訳だかマスゴミ「軽チャー路線」のそうそうたるメンバーが登場。

 中島みゆき、タモリ、江本孟紀・・・・

 視聴率至上主義で、なんら社会的役割を果たさないどころか、ステレオタイプの思考を根付かせてきたことなどは顧みず、急に「公共性」を言い出し、政治家や従業員、リスナーの心やタレントまで総動員してまで何を守ろうとしているのでしょうか?

 役員・社員の超厚遇や5億円の豪邸? 
 偏った言論を一方的に流し続ける自由?
 
 公共性というのは、メディアに限らず今やどの企業も備えるべき要件だし、そのことに反する企業は雪印や三菱など大企業だって存続の危機にさらされる世の中。
 そもそもメディアの公共性は、放送法や電波法によって「善良な風俗を害さない」「政治的に公平」「報道は事実を曲げない」などといったことが定められているので、株主が誰であろうとそれに反することは法に触れるし、そもそも視聴者がついて来ないので経営的に成り立たないから、反社会的なものにはならないのでは・・・。
 逆に、今の放送業界は総務省の指導している教養、教育、報道、娯楽の各番組をバランスよく編成し、教養番組を全体の3割とするよう指導していることは全く守っていない状態であることは、みんなが知っている事実。

 今回の一連の動きで、放送業界は「最後の護送船団」として今もって健全だということが分かりました。
 日本は資本主義ではなく、封建主義的経営者による「談合資本主義」だったんだ!

 こうしたことを明らかにしたという点で、ライブドアの功績は非常に大きいと思います。メディア関係者が現場からトップまで、今の時代にはちょっと異質な封建的体質で固められていたとは、この件が無かったら知るよしもなかったでしょう。
 
 それにしても、自らの不法行為よりも裁判所の判決に対して遺憾と述べ、「堀江社長はずるい」というカメさんは、プロ野球の時と同じように談合・裏取引に奔走し、なりふり構わずやりたい放題。 「子どもっぽい」「大人げない」「かたくな」という一線は完全に越えています。 ソフトバンクグループ会社、フジテレビの筆頭株主に (朝日新聞) - goo ニュース


 ちなみに、高裁判決に対して新聞各社がどのように論評するか興味があったので、各紙を購入して読んでみましたが、仮処分の時と同じく、毎日新聞が一番適切なような気がしました。

▲東京地裁決定(全文)▲


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
法整備 (まちづくり本舗)
2005-03-24 22:40:24
 政治・行政の不作為による混乱にはそろそろ終止符を打たなければ、日本の国益ということでは決定的なダメージを与えることが懸念されます。待った無しで、グローバル時代にふさわしい法制度や政治およびガバナンスの確立が求められています。
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