説明によればどの位置にこの様な線刻が施されていると書いてはくれているのだが、如何せん触る訳にも行かず・・目を凝らしてみるのだがさっぱり判らん・・・うーむ。
『アルシュの牧場』 紙工場のあるアルシュの村のすぐそばの牧場。前日の夕方ここを通り、ポプラに木の影が長く尾をひいて、農家からは煙がたちのぼるなど、なかなかロマンチックだったので、ここを描こうと決めた。翌日来てみたが、太陽の加減で、風景はまったく違ったものになっていた。
この絵の添え書きである。
アルシュの田園風景をアルシュの紙に描いてみる。自分が画用紙を選ぶときは、画材店に行っていろいろな紙を買い、実際に使ってみて、自分の体質に合う紙を見つけるのがいちばんいいことです。
と使用する紙について書かれてある。
室山古墳は画面右側の小山の中腹にある。
室山古墳からゆっくり走って(道が狭いからな)10分程で旧井芹銀行本店建物前に着く。
その横にあるのは氷川町まちつくり酒屋の建物である。これらは氷川町宮原振興局前に所在する。前を行く道路は薩摩街道である。
向野田古墳(熊本県)
熊本県宇土市南西部にある。行ってみるとお判りになると思うがなんの変哲も無く、主体部があった箇所は完全に削られてしまっている。この古墳は4世紀末から5世紀初めに築造されている全長95mの前方後円墳で、現況は前方部が削られている。当該古墳は長さ4mの舟形石棺(大きな一つの石から削り出していて、枕をも設けている)を埋納した竪穴式石室を持ち、この石棺は日本第2位の長さを誇るとともに壮年で華奢な女性一人が埋葬されていた。女性人骨が検出された最大規模の古墳なのである。頭部の左右には勾玉、管玉、耳管が見え、腰の横には車輪石も置かれている。このことは埋葬者が女性を表すことが判っているが、人骨は女性を表していた。更に、妊娠痕(出産したかどうかは別)が見受けられたという。この時代の女性は男性に劣らず、いやそれ以上に活躍していたということである。大分県宇佐風土記の丘にある免ヶ平古墳、大分市の東部にある築山古墳も(両古墳ともとも前方後円墳)被葬者は女性である。他にもあるけれどね。 この記事は写真にも挙げているが、「埋葬からみた古墳時代」(清家 章著)を参考にしていることを言っておかねばな。面白い古墳なんだ。
当該ブログの記事は令和3年(2021)1月13日から23日までである。
宮原町桜ヶ丘墓地公苑 上平原古墳 石室の一部が移築保存されている。
上平原古墳から見ると丁度正面の小山を越えた向うにある室山古墳に向かう。
案内や駐車場などは無いので路駐になるのだが、まあ道幅に余裕があるから良いのかな。
『バイブリーの近くの農家』 バイブリーはコッツウォルズのなかでも有名な村の一つ。その近くを散歩するといくつもの小さな村に出るが、これはその一つ。これだけの家並みがたぶん二軒分くらいの農家で、建物は住宅の他、農機具の小屋、納屋、飼料の小屋、牛の小屋というぐあいにたくさんの棟が固まって、一つになっている。
この絵の添え書きである。
『ローワーチェドワース 1』わたしの本を出した英国の出版社の編集者で、古いつきあいの人が結婚して、この村に住んだ。「英国でいちばん美しい村だから見に来てくれ」と言ってきた。というわけで、むかし一度訪ねて来たことのある村なので、それを思い出してスケッチに行った。谷になっていて、下に小川が流れ、谷の上の道からは互いに向う側の斜面が見えるという、写生にはとても都合のいい所。このあたりの動物は、馬も猫もキジもみんな人なつこくて、スケッチしていると見物に来るので、それを追いはらいながら描かねばならなかった。
と添え書きがされてある。風景画に適していると言うだけではないようだな。