2015年12月のブログ記事一覧(2ページ目)-街道を歩く

　この緩やかなカーブが街道らしいではないか。向うに亭々とした松が見えるだろう。防風林のようだ。

　海岸を走る道路が出来ている。その道路脇から海を見ているのだが海岸線が台無しである。

　やはり海は遠くを見るものなのかな。

　海岸線に向かうバイパスに断たれるのではないかと思いもしたが歩行者用の通路が確保されている。

　国道１９１号が並走する。

　小串駅も近い

　うーむ　やはりこの雰囲気だな。いや、もう少し狭く暗いほうが。狭まっていると言えばやはり湯平の石畳を思い出す。
　傘をさして歩いている人がいるよな。小さな雨が降っているのだから。やはり・・と失笑している読者諸氏もおられるのではないかな。

　市営公衆浴場である。銭湯だよ。今日は寄らないので幾らかは判らないが。破風がらしさを醸し出しているようだ。

熊野神社古墳（福岡県）

須玖岡本遺跡と言えば奴国の中心地である。しかもこの付近は都会だったようで面白い遺跡である。そんなことは賢明なる読者諸氏であれば百も承知であろう。だからここに古墳が在ったってお構いなしである。残念ながら主体部を見ることが出来ない。恐らくは６世紀末までには築造されたであろう。

当該ブログの記事は平成２７年（２０１５）１２月２２日から２７日までである。

　向うは川棚方面

　小串までは約４ｋｍ程だから歩いても疲れることなどはない。しかし、街道らしい街並みが残ってないのが残念だ。
　まず車が通らないのが有難い。

　川の両岸にホテル群が立ち並ぶ。川幅が広いので湯本は明るすぎるのだ。やはり温泉は狭い川や道の左右から建物が迫っているほうが良いな。
　そう言えば大分県天ヶ瀬もこのような佇まいだな。

　吉野ヶ里より凄かっただろうな。しかし、金印をもらった奴国の中心がこのような場所では金印が発見された場所があまりにも遠いと誰もが思うよな。
　直線距離で約２０ｋｍはある。その当時これだけ拡い範囲を治めていたのだろうか。いろいろと考えさせられる遺跡ではある。

　これで今日の博多古墳探訪は終わりである。また、古墳だけでなく街道も歩いて訪ねて行こうと思う。

　９：４１　川棚温泉着　駅横にある観光案内版　うーむ　見難い　

　駅舎らしくない。情報プラザの文字が見える。地域のコミュニティセンターとの併設となっており地域住民の拠り所ともなっているようだ。ただあの国鉄時代の駅舎が失われてしまったことは悲しい。

　駅から歩いて僅か１０分（胡散臭い不動産屋の合言葉のようだが）国道１９１号から脇道へ。これが北浦街道である。

　絵を見てお判りのように中に遺体を入れ二つの甕の口と口を合わせて葬る合口甕棺である。大体紀元元年頃が中心になるのであろう。
　所謂　奴国時代に対応するのではないだろうか。