街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

六年前の今日

2008-05-20 08:21:42 | 自転車
2002年5月20日 滋賀県守山市岡町 弟 宅 出 発
弟 宅    9:00
野洲駅北口  9:18
仁保橋    9:35  (彦根まで29km、近江八幡まで6km)
八幡堀   10:00~27(27分)
安土駅   10:42
安土城跡  10:55
湖南遺跡  11:10
能登川町  11:30
賀多山   11:59  (12:05頃より雨)
後三条町西 12:45~13:05(20分) 
(昼食 カレーハウスCoCo壱番屋)
彦根城   13:10~40(30分) (雨宿り)
近江母の郷 14:13~25(12分) (腹痛)
長浜港入口 14:45
長浜泊   15:05 グリーンホテルYes長浜
 
 六年前の今日の記録である。昼から雨に見舞われ、彦根城は雨中であった。登城することも出来ず、写真を撮ろうにもいいポジションがなく撮れなかった。
 雨により気温も下がり体調も下降したようである。この日このため距離も延びず僅か6時間の走行で一日が終わった。
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琵琶湖 続 完

2008-05-18 11:30:49 | 自転車

 これで本当に琵琶湖編は終わりである。近江舞子から近江坂本への途中に山中に分け入り小野神社へと向かった。花札にあるあの小野道風。彼だけではないがその一族を祭っている神社である。人が訪れるのかと疑いたくなるような場所にある。ひっそり閑としている。地名も小野である。地名から由来したのか、人名から由来したものかはここでは定かではないが寂しさがある神社である。正に山に分け入らなければ殆どの人は気がつかないのではないかと思われる。
 分け入れば分け出ねばならん。竹林を抜け、小野駅より近江坂本に向かうのである。
 
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琵琶湖 完

2008-05-17 09:39:08 | 自転車

向うに見えるのが瀬田の唐橋で、対岸は湖東となる。この真上は東海道新幹線が走る。この瀬田の唐橋を渡り、北上して琵琶湖大橋の袂まで走り、東に向かって弟の自宅まで約二時間の行程である。琵琶湖一周も終わりに近づいた。普段から自転車で走るということをしていなかったのでどうなることやらと思っていたが、やはり昔取った杵柄で、到着予定時間より二十分早かったのである。妻の言葉ではないけれど「走れんやろ」は男の意地で吹き飛ばすことが出来たのである。
 疲れたと言う記憶はない。と言うより疲れなど全く無かったと言っていい。気持ちよく走ることが出来た。翌日は早朝より我が家に向かって車を走らせ、まず実家に寄った。すると父が「おかえり」と言ってくれた。この一言。この一言を聞いて私は走りに行ってよかったなと思ったのである。行きも帰りもこんなに気持ちの好かった自転車旅行は初めてだ。
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河内王(香春町)

2008-05-16 11:06:22 | 史跡

河内王(香春町)
 
  天武天皇御代(679年4月)河内王九州太宰府に卒す
 河内の王を豊前の国の鏡の山に葬りし時、手持の女王の作れる歌三首
417 王の親魄合へや豊国の鏡の山を宮とさだむる
418 豊国の鏡の山の石戸立て隠りにけらし待てど来まさず
419 石戸破る手力もがも手弱き女にしあればすべの知らなく  (万葉集上巻)

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琵琶湖

2008-05-16 10:32:55 | 自転車

 あまりにも有名な石山寺。琵琶湖マラソンでもこの前を走る。この場所は既に琵琶湖の下流になる。瀬田の唐橋の下になるわけだ。ここには門前町を形成した跡があるのだが、それはただ山側にへばりついているのみである。
 残念ながらあまりにも観光化され、門前には広い駐車場がある。更に土産物屋は貸し切りバスで来た人達にしか愛想をふりまかないのである。私のように唯一人自転車で来たものなどには見向きもしない。自販機を利用しようとすると胡散臭そうな目で見られたのには閉口した。二度と来る様なところではないと思ったくらいだ。しかし、気を取り直し山門を見た。目の前にある光景とは全く違う。醜い世の中に毅然として立ち向かっているような姿であった。左に大きな大きなわらじが見える。古の人達は汗水流して自らの足で、心の清新を求めてきたであろう。
 
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琵琶湖

2008-05-15 18:03:16 | 自転車

 いわゆる三井寺である。近江坂本から山を下り大津を抜け、皇子山を走る。こんな場所にあるのかというくらい町中にある。前の通りは広く人の行き来は少ないが、琵琶湖よりに下ると賑やかな通りになる。時間に余裕がないためこの門前町を見て走ることが出来ない。当然に寺内に入ることもない。まあ拝観料のこともあるのだが。あと少し、瀬田の唐橋、石山寺へと向かう。
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父親の死期

2008-05-14 11:54:16 | Weblog

 姪の結婚式に参加したときの写真である。私の上の子が撮ってくれた。わざとしかめ面をしているのだ。親父と一緒に写真を撮ることなどこの時以来全くない。
 我々の年代の親父と言えば雷親父で、「地震、雷、火事、親父」だったのである。全くそれを地で行く私の父だった。それゆえ二人ともポーズをしないわけだ。
 私の子に撮ってもらうのでも私自身もそれなりのポーズをしないのである。全くの父親譲りである。その父も他界して一年がなりなんとしている。光陰矢のごとし。またいやな日がやってくる。それは親父の言葉を借りれば「没法子」なのだ。思い出したくなくても思い出し、忘れたくても忘れられぬ。
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琵琶湖

2008-05-14 08:55:30 | 自転車

 浮御堂である。よくテレビで片平なぎさが出演したサスペンスドラマ「琵琶湖殺人事件」のような題名だったとおもうが、よくドラマなどで見かける人も多いことだと思う。こんなことで有名なのも面白いかもしれんが。
 意外と規模が小さいなと思った。恐らくテレビでみて自信の思い込みがあったのかも知れん。北海道札幌の時計台を思うような感覚ではなかったか。中は人が5,6人も入れば窮屈そうだ。横から見たほうがよい。いい風景である。ただコンクリートの脚はいただけんが、水上に張り出して造るなどなかなか洒落たものだと感心した。さらにこの規模だから良かったのだろう。大きすぎても小さすぎても絵にならん。
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琵琶湖

2008-05-13 09:28:39 | 自転車
近江坂本からだらだらとした坂が続く。これでもかと言うくらい続くのだ。登りつめたところで京阪坂本駅がある。この駅は京阪石山坂本線の終点である。ここからもう少し上ると右は日吉大社、左は比叡山延暦寺の裏手参道になる。
 叡山延暦寺は中学の修学旅行で行った。殆どこの記憶はない。友達とおしゃべりをして誰かに頭をどつかれた。なんのことはない。その記憶しかない。延暦寺と言えば頭をどつかれた、である。
 そこで日吉大社へと向かう。さすがに大社である。幽山中にあるようで先が見えん。と、山中へ踏み込もうとすると入場料、いや拝観料である。京都だけの問題かと思いきや滋賀県までその悪習の手が伸びていた。かつ自転車では入られん。いまや自由に出入りできん。その奥にあるであろう方向を恨めしく見つめて早々に退散したのである。
 ここ坂本も門前町である。山の斜面にへばりつき、寺と大社で栄えたであろう。街並みは静かな佇まいである。左右上下にと街並みが伸びている。
 ゆっくりと時間をかけて歩いてみたいところなのだが今回はそうもいかん。今日の夕方までには弟の自宅まで戻らねばならない。あと五時間しかない。
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琵琶湖

2008-05-11 02:00:10 | 自転車

 近江舞子の手前にある白鬚神社である。と言っても建物を写しているわけではないのでわからないが、鳥居が湖中に建てられているという珍しいものである。
 安芸宮島神宮ではあまりにも有名な姿ではあるが、ここもそれに負けないと思うのだ。なにせ参道がなく、二車線の道を挟むとそこはもう琵琶湖なのである。
 だからこのようになったのか、対岸からでも判るようにしたのか、舟からでも拝むことができるようにしたのか、それは定かではない。
 今は3時半、あと一時間くらい走ると近江舞子に着く。
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