長浜で雨に会い、ここで一泊した。午後3時にチェックインし、部屋に入りベッドに横たわると朝7時まで目が覚めなかった。当然晩飯を食っていない。日頃の運動不足が祟ったのと、ここまで到達するまでの緊張が一気に瓦解したことによるのであろう。
翌朝はちゃんと食事もとり緊張することも無く快調に走ることが出来た。天気晴朗、無風である。順調に走り続け木之本に着いた。写真は浄信寺である。ここ木之本はその門前町であり、北国街道の宿場町でもある。浄信寺の前の道が左右に伸びて街並みを形成している。そんなに高くもない屋根が道の両側に並び、街道の風情をいまだに伝えている。北上すればあの賤ヶ岳の麓に近く、琵琶湖の最奥部と続く。