街道を歩く

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物見櫓古墳 (熊本県)

2021-05-04 00:10:00 | 熊本 古墳フォトチャンネル

物見櫓古墳(熊本県)

 

 

「物見櫓古墳は、本古墳群の中では最も小さく、墳丘長62mで周濠も伴わない。墳丘には葺石を持つが、埴輪は確認されていない。埋葬施設は盗掘を受けていたが、石の抜き取り跡から複室構造の横穴式石室で全長11m前後になるものと推定されている。副葬品は多数の陶質土器や須恵器、鉄鏃、鉄矛、挂甲、胡?、馬具、ヤリガンナ、ガラス玉、垂飾付耳飾などで、6世紀初頭頃の築造と見られる。」国指定文化財データベースより抜粋。 59.4mと書かれた資料もあるがこだわる必要はなかろうが、野津古墳群中最後に築造されたもので、6世紀中頃から後半にかけてのものと思われる。しかも、他3基が周溝、周堤を持つのだが、当該古墳はこれらが無い。御多分に漏れず石室石材など見ることが出来ない。しかし、小兵ではあるものの気持ちの良い古墳である。これくらいの規模の前方後円墳が良いぞ。古墳散策には持って来いの場所である。遊びにおいで。

 

物見櫓古墳位置

 

当該ブログの記事は令和3年(2021)4月26日から5月3日までである。


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