街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

滋賀県

2007-11-14 08:19:34 | 街道関連
 八幡堀に架かる橋に立つ。正面は日牟禮八幡宮(ひむれ)左手は堀に沿ってごつごつとした石畳が100メートルも続くだろうか。そして右手には堀に降りる石段がある。ご存知のように堀に降りると時代劇さながらの場面である。この時ばかりはここが江戸になるのだなと思う。それほどにこの風景は江戸時代なのだ。
 ごつごつとした石畳を久しぶりに歩く。歩きにくいのは五年前と変わりはしない。更に進んで自転車でやって来た場所に着いた。ここで一休み。当時の元気なさまを母に説明をした。母も以前弟に連れてこられた記憶があり、当時元気だった弟を偲んでいるかのようであった。気を取り直して近江八幡を二人で垣間見ることにした。ここを歩いてみたが、何故かほっとした気分にならん。以前阿武郡を歩いたときは心が安らぐのを感じたのであるが、そうでもない。何か違和感がある。
 それは人が多すぎ(これは如何ともし難い)るし、とんでもないことに車が我が物顔で駆け抜けていくからだ。危なくて仕様が無い。街並みに沿って堂々と真ん中を歩けないのだ。これではせっかくの街並みもだいなしである。ちょっと路地に入ればいいのではあるが、訪れる人々は大抵が歩いているのだから何らかの規制が欲しい。そう思いつつも母を引き連れ小一時間も歩いたか。母も限界である。(写真:五年前休んだ場所 紅葉が始まっている 当時は晩春)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 滋賀県 | トップ | 滋賀県 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

街道関連」カテゴリの最新記事