かへる 東の国探訪記

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ウィーン軍事史博物館(34)

2015-12-27 21:45:54 | 旅行
前にも紹介したが、壁面にこのような書物のようなものが付いている。
写真が貼ってある台紙を、アルバムを見るようにめくって見る仕組みになっている。
写真の人物は、フランツ・ヨーゼフ帝と思われる。


上↑の写真の右側にある絵(馬に乗る人たち)の右側には、このようなショーケースがある。
左側の軍服は、色からすると礼装用かパレード用のもののようだ。
後ろには大きなオーストリア帝国の軍旗がある。


上↑の写真を正面から撮ったもの。
2列ボタンは位の高い軍人の制服であるが、これらの軍服は右側にある肖像画の人物が持ち主である。
勲章の数の多さもさることながら、白い軍服の方は墺国の国旗色の大綬を付けている。
そう、これらはフランツ・ヨーゼフ帝の軍服なのである。
白い方の軍服を着た写真や肖像画は色々なところで見かける。
(それどころか、墺国のジュニアのアイスダンスカップルがこの軍服をモチーフにした衣装だったことがある)


肖像画の下には勲章がたくさん展示してある。
説明書きによると、外国からフランツ・ヨーゼフ帝に贈られた勲章だそうだ。


これは、フランツ・ヨーゼフ帝と部下たちを描いた絵である。
皇帝は白い軍服と赤いズボンをお召しである。
服装から判断すると、軍人ばかりでなく、聖職者もいるようである。


これも軍服だが、襟の形が少し違う。
前にサーベルなどの武器がたくさん置いてある。


これらは上↑の写真左側にあるもの。
通信機やカメラや双眼鏡である。
下にあるのは、橋か何かの工事をする兵隊たちに見える。


これは飛行機(軽飛行機かと思ったが、大きさからすると模型だろう)。
右側にあるメルセデスベンツのマークのような物体は、飛行機のハンドルである。
ハンドルの上にあるものは、空軍将校もしくは士官の襟章。
気球のようなマークが付いている。


そして、これが気球の模型。
どうやら、第一次世界大戦初期には、このような気球も用いられていたようだ。

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