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かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

旅行までの長い前置き(3)

2015-08-20 13:58:54 | フィギュアスケート
三日目は、職場の配置転換と大掃除があった。
そこをバックレるわけにはいかないので、
この日は午前中はひたすら掃き掃除と荷物移動に励み、
12時に職場を出て最寄駅から私鉄に乗った。
午後2時過ぎに現地に着くと、おにぎりの昼食を済ませ、会場に入る。
余談だが、この三日間(トイレや食事で席を立つのが煩わしいので)
おにぎり1個とお茶だけという簡素な昼食及び夕食にしていたら、
体重が2キロ近く落ちていた。

ショートダンスは、最後の2組だけ観ることができた。
大好きなイタリア組の神演技を、この目で見られて嬉しかった。
(と同時にロシア組のツイズル失敗も見てしまったのだが)

男子フリーまでの間、通路に出て、エデアのブース前を通ると人だかりがあった。
(もしかしたら、前日だったかもしれない)
人の輪の中心には、カナダのペアのエリック・ラドフォード選手がいた。
自分の写真入りカードにサインをして配っていた。
わたしもサインを貰ったり、写真を撮りたかったのだが、
あまりの人の多さに断念する。

実は、エデアのブースに行ったのは、別に目的があった。
契約している選手の写真カードが置いてあるのだ。
前日は妹に頼まれた羽生選手のカードの他に、
置いてあったものは全種類いただいてきた。
もちろん、このカードは2枚いただく。


男子フリーの製氷中、↑選手のお母さまから連絡が入り、会いにいく。
エデアのブース前であった。
彼のコーチもそこにいた。
「幕張での世界選手権見ました。とても美しい演技でした」と英語で伝える。
お母さまと話をしていて、背後に人の気配を感じて振り返ると…
(たぶん、わたしの心臓は数秒間止まっていたと思う)
舞い上がりそうになるのを抑えて、
「お会いできて嬉しいです。ずっと応援していました。」を何とかして伝えた。
カードにサインを貰い、一緒に写真を撮っていただいた。
(この時のBGMはベートーベンの第九が望ましい)
プレゼントも無事に本人の手に渡っていたとわかり、安心した。

そのプレゼントだが、それから8ヶ月後、
INで全米地区大会の動画を見ていたら、
すでに現役を引退してコーチになっていた彼が
わたしのあげた物を身につけているのを発見した。
その動画を家族にドヤ顔で見せたのは、言うまでもない。

さらに、観戦を終えて帰宅する途中、
もう1組プレゼントをあげたペア選手から
それを身につけている写真が送られてきた。
舞い上がり指数MAXであった。

その勢いで、Facebookに
今年の夏はグラーツに行く!
と書き込んでしまった。