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「股関節重心」と「お灸セルフケア」でコリ・痛みの無い身体に

コリと痛みの無い身体へと自身の身体を変えていくプロセスの記録とお灸セルフケアについて

七表・八裏・九道の脈(増補)〜前期末試験・東洋医学〜

2017-08-05 06:31:26 | 鍼灸学校での学び・国試勉強・受験勉強
七表・八裏・九道の脈、については学術的に問題が多く誤りともされているが、なぜか鍼灸国試にはよく出るらしいので、陰陽論で考えてみる。

七表の脈:浮脈、芤脈、滑脈、実脈、弦脈、緊脈、洪脈

八裏の脈:緩脈、沈脈、伏脈、遅脈、微脈、弱脈、濡脈、濇脈

九道の脈:短脈、長脈、細脈、動脈、牢脈、虚脈、代脈、結脈、促脈

以上が七表八裏九道の脈であるが、『旧版・東洋医学概論』では、「『脈論口訣』(玉池斉,清)では,基本の脈状と組合わせて二十四にまとめ,表の脈(陽脈)として七脈,裏の脈(陰脈)として八脈,どちらにも属さないとして九脈に分類した。」との解説がある。

その真偽はさておき、その解説に従って「七表八裏九道の脈」を眺めてみると、七表の脈=陽の脈、八裏の脈=陰の脈、九道の脈=その他の脈で整理出来そうに思える。

とすると、七表八裏の脈は覚え無くても脈の「陰陽」でおおよそ判断出来るから、覚えるべきは、「九道の脈:短脈、長脈、細脈、動脈、牢脈、虚脈、代脈、結脈、促脈」、語呂合わせでは、「旧道の単調な細い道路で巨大結束」 [九道(の)、短、長(な)、細(い)、動、牢(で)、虚、代、結、促](語呂合わせは、コクシーランドから引用)である、と思う。

『コクシーランド』の「七表八裏九道の脈」の語呂が、つくった方の人柄が偲ばれて楽しいので、七表、八裏も紹介しておきたい。

七表の脈:浮脈、芤脈、滑脈、実脈、弦脈、緊脈、洪脈
「質で不幸かつ、現実均衡」
[七(で)、浮、芤、滑、弦、実、緊、洪]

八裏の脈:緩脈、沈脈、伏脈、遅脈、微脈、弱脈、濡脈、濇脈
「裏のハチ、肝心な伏せるの遅くて微弱に難色」
[八裏、緩、沈(な)、伏(せるの)、遅(くて)、微、弱(に)、濡、濇]

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