東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

サプリメントだけでは何故ダメなのか?〜全体治療の必要性〜

2019-10-07 18:37:00 | 覚え書(2)
「生命の鎖」、必須栄養素の過不足無い摂取の必要性から、ではサプリメントでは何故ダメなのか?との疑問が当然にある、と思われる。

何故ならば、必須栄養素というものは人間が自分で合成出来ない栄養素であるのだから、逆から言えば、それ以外の栄養素は体内で合成出来るのだから、それさえサプリメントで過不足無くしっかり摂れば良いのでは?との考えも当然にある、と思われるからである。

しかしながら、そもそも必須栄養素というものは、歴史的、疫学的に確定されて来たものであるから、未だ未知の栄養素が必須とされるかも知れないということがある。

それだけに、食というものは全体食(例えば玄米、豆、卵、小魚等、生命体を丸ごと食べること)が必要とされる。

そう考えると、手技療法の施術で、全体を対象として行うことの意義が見えてくる、と思える。



コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いつまでも続く暑さに思う〜... | トップ | 人間の運動は全身運動である... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
サプリメントだけでは何故ダメなのか?〜全体治療の必要性〜 (自由びと)
2019-10-19 11:57:43


この記事から、ドーピング検査が思い浮かびました。

今までなかった、ドーピング薬が使われると、
それまでの検査では引っかからない、そうです。

また、農薬の検査も似たようなモノですね。
返信する