カエルに似ている…

主にアート作品のあれこれと虹の橋を渡ったE&F Bulldogのおでじとモンちまの事。

微妙なブヒ関係

2007年09月08日 | フレブル日記
9月8日
我家の、犬同士の関係は光(飼い主の目)を当てれば微妙に振る舞いを変える。
しかし、何気なく見ていると、実際の状況は地下水脈のように微妙で複雑なのだ。
表面上のこぶ兄ぃ・モンちま組と茶蕪・おでじ組の単純な争いは実は氷山の一角であり、本当の犬関係はそれを越えてもっと複雑怪奇、まるで人間の精神回路と酷似した心の動きが見られたりするのだ。

その一端が覗ける写真をご紹介しましょう。


おでじが、かぶだよしの部屋の前で入るに入れない状態で恨めしい顔をした写真。
これは、かぶだよしがおでじ立ち入り禁止、略して「おで禁令」を出しているので、ここから先は入れないのです。
なぜなら、PCの電源やいろんなコンセントがドッチャリある部屋なので、おでじの感電・大火傷を考慮した結果、この部屋は出入り禁止になったのである。(おでじは、去年の冬に通電中のホットカーペットのコードを食いちぎりました。奇跡的に感電による大火傷を逃れたのです。一歩間違えば火事?)
しかし、ここで不思議だったのは、茶蕪がおで部屋で寝ないという事だった。こぶ兄ぃが嫌いなはずが…寝る時はこぶ兄ぃと一緒がいいのである。何故?
おでじのシツこさに皆、ゲンなりしていたからか?この「おで禁令」を出して後、フレブル達がお互い和み合い、この部屋で心底くつろぐ姿が度々見られるようになったのだ。
そう…なんだかんだ言っても、こぶ兄ぃの戒厳令の下、おでじは締め出しを食っているのかもしれない。
それを可哀想に思っている茶蕪兄が時々おでじをあやしに、おでじのリビングへ来ては遊んでやっているのか?
こぶと茶蕪は深い所では仲間意識、家族意識のような絆で結ばれているようだ。しかし、おでじは客員としての扱いのようである。Eブルという種の違いなのか?単にこぶと気が合わないのかは憶測の域を出ない。
おでじはこぶ兄ぃの前に出ると、茶蕪兄と結託して俺達は連んでいるんだと、一つの組なんだぞと何度もしつこく訴えているようだ。

この下の写真を見て頂くと、普通に皆で近寄っているだけの写真に見えますが…。
実は…、フレブルとEブルの一線が敷かれている図になっている。おでじが、茶蕪兄と一組になっているつもりで、こぶ兄ぃに突っかかっているのだ。
そこで、こぶとおでじの仲を割って喧嘩にならないように茶蕪とモンちまがこぶ兄ぃを挟んで止めているのだ。
ここで言えるのは、おでじが思っているほど『茶蕪はおでじ寄りではない』という事。
茶蕪は勢い、対こぶ兄ぃ戦をおでじに叩き込んでいるのだが、あくまでも自分の手は汚さずおでじに自分の代わりを務めさせている。おでじは、茶蕪の片腕として立派に任務を果たしているつもりで頑張っているの…図がこの写真なのである。フレブルの小賢しい頭の使い方と、Eブルのジャイアンな頭がよく出ている絵柄なのである。

そしてこの幅寄せーズな写真。
挟まれて立ち往生しているのはモンちま。
こぶ兄ぃのお気に入りのモンちまは、茶蕪とおでじからみれば「イジメ」の標的なのである。茶蕪には若干だが、こぶ兄ぃに愛されているモンちまに嫉妬もあるのかもしれない。おでじから見れば、体が弱いモンちまだけが特別扱いで優しくされていると思っているので、かぶだよしが目を離した隙に脅したりイジメたり、「お…、恐ろしい子!」(白眼)な一面も見る事が出来る。
モンちまを写真に撮ろうと近づいたのだが、2匹に邪魔されながら虐められるモンちまが哀れである。
このように、目で見る表面的な写真から彼らの内面の激しい複雑な関係が読み取れるのである。
←代理で突っかかる子も居れば、フィクサーも居る。


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12 コメント

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ここは (バラード)
2007-09-09 03:22:17
かぶだよし家という名の大奥
上様の寵愛をめぐって張り巡らされた数々の策略が・・・(岸田今日子の声でお願いします)

一見和やかそうに見える4ブヒサン達の間にも複雑な人間模様ならぬ犬模様があるのですね。
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こではまさに人間界? (メイ)
2007-09-09 06:13:54
おお、すべては人間にも置き換えられる、おそろし、あやしの世界。
彼らの深層心理を深く読取りつつ、日々かぶだよしさんは鵜匠をなさっているのでしょうか。(デカ過ぎる鵜だ・・・!)
多頭飼い、異種飼いは単に犬と生活する以上のものがありますね。

かぶだよしさんのお留守の間、モンちまは苛められることはないのですか?
こぶ兄ぃが守ってくれているのでしょうか。
おでじ君はいずれ、かぶだよし家のゴッドファーザーになる時が来るのだろうか?
真剣に悩んでいもす。
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朝一番でここ・・・・ (kyoko)
2007-09-09 08:01:55
おはようございもす。
朝一で訪れました・・・。
中毒でしょうか、私。

そして、もんちゃんの仲代を見て、

「ふふっ・・・・・・・」

ちょっと声を出し笑ってしまいました。

そして今回は、かぶだよしさん宅の兄弟たちを
一歩踏み込んで知ることができ、かぶだよしさん宅の
一員になれてような 妙な 達成感を抱きました。

やっぱりーーーーー、

「もんちゃんFIGHT!!!!」 
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奥深い… (10B)
2007-09-09 08:32:43
さすが、4ブヒいると、その相関図、奥深い!家でも年長犬(7歳)最近、立場弱くなりつつあります。茶蕪チックな次男(4歳)に脅かされてる…留守番犬なので二人?でいる時間が長いのでどんな攻防戦が行われているのやら…

こぶ兄ぃの様に頑張って欲しい…
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ぶーにゃんという呼び名に怒るオヨヨ好き (きる)
2007-09-09 23:02:50
こんばんは。
おでじ君、末っ子よろしく自由奔放なジャイアンかと思ったら
やっぱり社会性を重んじる理性を持ったブル様なんですね。
ブルドッグって小さい頃に見たアニメ(さるとびエッちゃんとか)に出てくる、いかにもどう猛な番犬イメージとは実のところ全く正反対の大人しい犬なのだと言われて久しいですが、やはり、かぶだよしさんも、ブルドッグのその意外な従順性と、元から持っている奔放性の間を行き来するおでじ君にちょっとハラハラ、、、していたのかも、と今回の記事を読んで思いました。それもこれも、もちろん飼い主様の気遣いが大きいんでしょうが、特にコブ兄の功績って大きいんでしょうね。
やっぱり多頭飼いって一般的には3匹がある意味限度でしょうかね~。
コブ兄も、茶撫ちゃんまでは自前の母性を発揮し、長男という立場をアピールすることで自身の個性を発揮できたわけですが、もう4匹ともなり、ましてや飼い主様がそれまでにない犬種の可愛さにメロメロになるのを感じ取り、コブ兄という個性が「大勢の中の一匹」に成り下がってしまうのでは、という恐怖心を感じ取ってしまったのかもしれませんね~。そんな心配は全くもって無用なのに。(笑)
でも彼のそんな賢さと、モンちゃんの天然性、茶撫ちゃんの懸命のフォローがうまい具合にミックスされ、この奇妙でしかし、絶妙のバランスが保たれているのでしょう。
多頭を飼うという事は誰でもできることではありませんが、そこに発生する犬達のストレス等の問題もちゃんとカバーして、なおかつちゃんと楽しんでおられるかぶだよし家は多頭飼いの良い見本であるなぁと思います。

ちなみに杉良の「君は人の為に死ねるか」 私はリミックスCD持ってますよ。発売時即買い。(笑)
「ポリィィイーーースメェェェェーーーン!」のタメもいいですが、「歌」ではなく「つぶやき」状態の冒頭のグダグダ感がいいですねー。「スカンピン」なんて言葉が入ってる歌はこれくらいじゃないだろうか。
ウンコゲットできなかった場合は、この歌をバックに次回リベンジを期待しております。
ああ、また長くなってしまいまいした。毎回すみません。(汗)
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バラードさん (かぶだよし)
2007-09-10 05:37:48
そうでゅす!
大奥なんですよ~!こぶの上様はかぶだよしと、こぶパパですが、茶蕪やモンちま、おでじはこぶ様が直属の上様です。
もんちまは、若干犬の道から離れた感性を持っているので分かり辛いところがありますが、犬関係の「ゆらぎ」や「調和」など、人間も見習うべき所もいっぱいで、勉強になるのでございます。(岸田今日子風)
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メイさん (かぶだよし)
2007-09-10 05:49:17
う、鵜匠!(爆)
メイさん、お願いだから虚を突くのをやめてくだそい!溝落ちにまで来る笑い、しちゃったじゃありませんか!
彼らの「喜怒哀楽」を成す、基本の精神回路は殆ど人間と同じなのでそこから憶測を何十通りか出しながら、彼らを観察すると、幼稚園児から小学生高学年くらいの知性を持った男の子達が見えてきます。
もんちまは、また特筆すべき性質を持っており、これはまた、まとめてアップ致すます。
留守の間のモンちまの心配ありがとうございます。彼はケージに入れてから出かけるので、大丈夫です。
おでじのゴットファーザー見てみたかったですが、気が弱いのが幸いして、今のところ可能性ゼロでゅす!(笑)
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kyokoさん (かぶだよし)
2007-09-10 06:05:30
おほようございもす~♪
朝一訪問ありがとうございもす!

kyokoさん、もうかぶだよし家の一員として(笑)読んでくださっているのでゅすね。ありがとうございますお。
そして、その妙な達成感はルーちゃんをはじめ、フレブル&Eブルが人間に近い存在という事をkyokoさんは知っているからだと思いもすよ~。
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10Bさん (かぶだよし)
2007-09-10 06:12:54
そうですおね?知力・体力共にずば抜けていないとトップを守りきれないんでゅすよね。
こぶ兄ぃの体力が衰えてきたとき、どうなっていくのか?見守るしか無いかぶだよしですが、確かに言える事は、モンちまには「関係ない」お話という事でゅす。
十兵衛くんの立場がこのままの状態を保てますよう…よいのり…お祈りいたしもす。
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きるさん (かぶだよし)
2007-09-10 06:50:08
そう!「オヨネコぶーにゃん」って何?なかぶだよしです!きるさんも、オヨヨ好きだったとは…!!芋が大好きなあのキャラが良かったですおね。
ガーフィールドにも似てましたよね~。(…てか、オヨヨが似ていたのか?)

知性を持った生き物としてゴリラやオラウータン、チンパンジー、イルカ等いますが、犬も近いものを感じます。
こぶ・茶蕪・おでじはボノボに近い知性と協調性を感じますが、モンちまはオラウータンに見える事があります。観察する時は感情を排した目で見ていますが、人間が見ている時と見ていない時とでは犬達も全然違ってきます。時々、2階の踊り場で観察したりしますが、本当はカメラを据えて別室でモニターで見ていたいでゅすね。
茶蕪の代理戦争請負犬…おでじは、時々こぶ兄ぃに戦いを挑みますが、茶蕪が自分に味方するのを見越して暴れてみます。その暴れ方は…まるで茶蕪との親子や兄弟としての絆を確かめ合う行為にも見え、実に面白いな~と観察しています。
そして、大義名分と称するものを自分の行為に置き換え、『名誉』のようなものを周りのモノ達に見せつけながら喧嘩を正当化してゆき、天下を取る(こぶ兄ぃ政権打倒!)という、人間の男の子がやっているクラスメイトとの勢力争いのようです。
今のところ、4匹は絶妙なバランスを取りつつ、仲良くやっています。
こぶ兄ぃが居なければ、おでじはもっと横暴なジャイアンになっていた可能性も見過ごせません。
多頭飼いのいい見本なんて、そんなファミリーでは決してありませんが、彼ら犬の本能の中に、「卑怯を良しとしない」というオオカミの持つ真摯な心がある事を発見しています。ここを信じながら、見守ってゆきたいでゅす。

す、杉さまのCDを持っているんでゅすか!
すごい!きるさん、あんたって人は…。(泣)
す、「すかんぴん!」(絶句!)
次回からは、この「君は人の為に死ねるか」をバックに茶蕪をしょっぴきます!えぇ、えぇ、しょっぴいてみせもす!バックまで、コーディネートして頂いちゃって、ありがとう!きるさん。
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