丸木スマ展-樹・花・生きものを謳う-
埼玉県立近代美術館に行ってきた。
春頃、目白でやっていた展覧会なんだけど、
そのときは見逃してしまったのだ。
見に行ってよかった。
70歳を過ぎてから絵を描き始めるって、びっくりだ。
たしかに、上手な絵ではないけど、なにか、人をひきつける。
まさに「魅力」がある。
人間よりも柿のほうが大きく描かれた絵について、
「わたしは、柿が描きたかったんだから」
と、説明したという。
人としても、魅力的なおばあさんだ。
なのに、最後は、とても不幸な目にあっている。
なんだか、御伽噺の絵をずーっと見て雲の上を歩いていたのに、
急に、ドストエフスキーの小説世界に引き込まれたかのような、
やるせない、せつない気分になってしまった。
埼玉県立近代美術館に行ってきた。
春頃、目白でやっていた展覧会なんだけど、
そのときは見逃してしまったのだ。
見に行ってよかった。
70歳を過ぎてから絵を描き始めるって、びっくりだ。
たしかに、上手な絵ではないけど、なにか、人をひきつける。
まさに「魅力」がある。
人間よりも柿のほうが大きく描かれた絵について、
「わたしは、柿が描きたかったんだから」
と、説明したという。
人としても、魅力的なおばあさんだ。
なのに、最後は、とても不幸な目にあっている。
なんだか、御伽噺の絵をずーっと見て雲の上を歩いていたのに、
急に、ドストエフスキーの小説世界に引き込まれたかのような、
やるせない、せつない気分になってしまった。