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Ermitage

　図書館にソクーロフ監督の「エルミタージュ幻想」を見に行ってきた。
　９０分間、ワンシーン！
　
　見てるうちに「幻想」の中に入り込んでいく。
　あの将校達は、着飾ったマダム達は、当時の人？

　そんなわけない！

　と、現代の、普通の観光客が美術館を見学している。
　でも、ニコライ２世の一家があの有名な写真とそっくりな様子で
　動きまわっている！

　すごく不思議な世界だった。

　「このあと、どこへ？」
　「前へ進むんだ・・・前へ、前へ。」
　
　印象的なセリフだった。

　そしてラスト！
　「エルミタージュの緞帳」(小林和男著)のラストのような、
　なんかぞくっとするかんじだった。

　行ってみたいな～、サンクト・ぺテルブルグ。
　エルミタージュ美術館！