むすぶ つなぐ

「悪の枢軸」とされる国から思いつくまま……。

インディリッシュ

2010年01月16日 14時25分22秒 | Weblog
ドバイには、インドやパキスタン、バングラデシュなど南アジアの労働者があふれている。
実際のUAEの国民は1~2割ほどしかいない。



そんな中、毎日強烈な「インド英語」にさらされる。
ほとんどカタカナ化して新しい言語に組み替えてしまったかのようだ。

パンを買うと「メカホト?」(メイク・イット・ホット?)と早口で言われ??
でも、しばらく慣れてくると、そんな難しい単語は使わないし、ダメダメ英語の私には、結構心地よくなってくる。
英米ネイティブのイングリッシュはいまだにハードルが高いので、まずは「インディリッシュ」と渡り合えるのを目指すことにした。



自分を筆頭に日本人の英語の苦手意識は、過剰な完璧意識からきている。
細かい間違い探しばかりやらされた受験勉強の影響も大きい。
インド人は難しいことは全く気にせず、がんがんと「流暢」な英語をしゃべっている。

小さい頃から、LとRの違いを習わせるなど、英語の過度の早期教育なんて愚の骨頂だろう。(相当高い理想を実現できる保証があれば別だけれど……)
そんなことより、恥を恐れず、ひたすら前に進む体力と愛想の良さでも身につける方が、早道では……。



日本人独特の発音を活かした「日本式英語」を普及させてもいいと思う。
高いレベルを志し、大半が挫折してしまう現状よりよっぽどましだ。

かなりやさしい片言で、現地で活躍する日本人にも会った。
大事なのは、技術じゃない。

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