だんだんとまたきな臭くなってきた。
世界中に戦争をしたい人たちがなぜこれだけ多いのか……。
今、新たな戦争にもっとも近いとされる国にいて、痛感する。
公私ともに邪魔されてばかりのイラン政府のかたを持つつもりは全くない。
けれど、イラン問題の周辺には、あまりに誤解、悪意、偏見が多い……と思う。
これだけ評判悪いと、世界中の人たちは、イランは相当難しい国で、イラン人って排他的でコミュニケーションが取れない人たちなんだろう、と思うのだろう。
大きな間違いだ。
1日中、老若男女も笑顔であいさつばかり。携帯電話は日本のようにメールではなく、とにかくしゃべる。家族大好き、友達大好き。べったり、まったり、ぺちゃくちゃ、べたべた……。
ペルシア語には「ごきげんいかが」「どうかお元気で」みたいな言葉だけで一体何種類あるだろうか……。
そう、とにかく人と話すこと、交わっているのが大好きなのだ。
本当はコミュニケーションの達人たちばかり。
イラン人もイラン政府もつきつめると、そんな独自の文化をこわされたくないだけ。
まったりと小さな幸せが欲しいだけなのだ。
自分がイランに入れ込み過ぎだとは思わない。
そんな根本的なところを理解するところから、外交も始まるのでは……と考える。
■食彩記/ホレシュテ 家族わいわい隠し味
http://mainichi.jp/life/food/syokusaiki/news/20111212dde012100062000c.html
政府のありがたいおかげでネット環境は悪くなるばかり。
写真のアップにだいぶ時間がかかった。
ここまで日々いろんなことに腹を立てながら、イランを結局褒めてしまう自分は一体なんだろう……笑