むすぶ つなぐ

「悪の枢軸」とされる国から思いつくまま……。

駅伝くん

2011年01月07日 07時27分00秒 | Weblog
お正月はやっぱりエネルギーが詰まっている。

沖縄、米国、アフガニスタン……。
いろんなところからメールをもらい、今年はやらなきゃ、と思わされた。

元旦から働いている人がいかに多いかも痛感。
もともと休みが少ない同業者はもちろん、救急医の当直やらの友人もいた。



とは言いながら、大みそかに仕事をドタキャンされ、仕事をめぐりイラン人助手ともけんか。
イライラするばかりで、なんだか幸先がよくなかった。
少し時間が経ち、すべては自分の空回りだと反省。
思い直すことにした。

何から何まで習慣、文化が違うイラン。
1年くらいいたところで、所詮自分ができることは限られている。
ペルシア語はまだまだだし、イラン人社会の人脈と呼べるものもそうない。

「~できるはず」「~じゃないとおかしい」
日本と同じセオリーは通用するはずがなく、特に人間関係は、多くの人を通じてじっくり手繰り寄せるしか、方法がないのだ。

そう、人から人へ、また人へ。
そう駅伝のように……。




「駅伝くん」が人気らしい。
朝のテレビ連続小説「てっぱん」で出てくるらしいけど、まだ見てない。
友人が脚本の一角を占めており、学生時代の陸上仲間もこれに注目!

箱根駅伝も例年になく盛り上がった。(ネットで確認しただけだけど……)
やっぱり、いいな、駅伝って……。

優勝した早大も、渋いたたき上げ選手が、大事な役割を果たした。
「区間べべた」でも、あそこで走るのがどれだけ偉大なことか……。
痛いほどわかるだけに、いい歳して、毎年感情移入してしまう。



個人に爆発的な力はなくても、駅伝だとなんとかなる。
イランでの仕事もそんな手段じゃないと、どうにもならない。
怒らず、焦らず、イライラせず。
人から人へ、また人へ。
コツコツ、コツコツ……。
難しいのはわかっちゃいるけど、ここに書くことで、心に刻みます。



新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

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