Kボーイの根岸線日記

鉄道が大好きな管理人によるブログです
主に京浜東北・根岸線について書いていきます 
とかいいつつ模型ネタ多め

まさに昭和の模型屋さん・足立区梅島の「ホビーショップ アポロ」を訪問

2018-02-25 15:40:14 | 鉄道模型‐全般

〇ご案内
これから始まるお話は、
かなり誇張表現が混じっています

一般的なプラモデルを探しに来るのと、
Nゲージ鉄道模型を探しに来るのとでは
若干事情が異なります。

こんにちは、Kボーイです

個人経営の鉄道模型屋に初訪問する、
というのは非常に勇気が要ります

店主が気さくな人柄のお店で、在庫も豊富なら大当たり

一方で、ローカルルールも知らない一見さんが入った瞬間に、
疑いの目を向けてくる怖い店主(常連客も含む)もいます

変なことをすれば出入り禁止になること間違いなし


さて、今日訪れるお店はどっちでしょうか?

今回は訪れたのは

東京都の足立区梅島にある模型屋「ホビーショップ アポロ」さんです

最寄り駅は東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の梅島駅で徒歩7分程度
多少距離がありますが、西新井駅からも徒歩圏内です

このお店を訪れたきっかけは

中古で買ったKATOの211系0番台のケース内に
この店のスタンプ付きの検査証があるのを発見したから

参考:211系の記事→コチラ


さて、外観はいかにも昔からありそうな個人経営の模型屋さん

通りに面したショーウィンドには

売り物かどうかは不明ですが、
鉄道模型の入門セット以外にもプラモデルが並んでいます

その入門セットも比較的新しいものから、
既に発売から20年近くは経っているであろう
色あせたTOMIXの209系の入門セットが置いていました

よく見るとレイアウトがあるようで、
現代の道床付き線路ではなく固定式線路を用いたもので
使っていないのが勿体ない感じです


さて、若干緊張しながら店内に入ります

店内はやや薄暗く
椅子に座った店主にお婆さんが一人いて
「いらっしゃい」と声をかけてきました

そのお婆さんと目が合った瞬間、
私はハッとしましたよ
にこやかな笑顔の中に、私を品定めするような鋭い目が…

ここは完全にアウェーのようだ

完全にビビりながら奥へ


間口に比べ店内は奥行きがあり
沢山のプラモデルや鉄道模型が並んでいます

正面から見て左側が鉄道模型(Nゲージ)、右側がプラモデル
やはり高価な鉄道模型はカギ付きのガラスケースに陳列されています

整頓が行き届いているので、かなり見やすいです

在庫は新旧混在で、最新製品から古い製品まで様々
よくこんなに在庫があるものだと感心してしまいます

Nゲージは殆どKATOとTOMIX製品で
グリーンマックス(GM)製が一部で、
マイクロエース製は無いに等しい



色々と見ていると、
青いツナギを着た中年のおじさんが入ってきました
どうやら店主の息子さんの模様

私も色んな模型店に行ったことがありますが
ツナギを着て接客するお店ははじめて

この時、思いました
こりゃ、何も買わずに帰れないなあ

いくつか商品を選んで
5000円ぐらい使ったかな


で、お会計中に
「たくさんの在庫がありますね」
とか言ったら
「いつも来る人しか売らない商品もあるよ」
と返されました

「これなんかそうよ」
とレジの後ろにある棚を指していました
常連向けの在庫ですね

これはつまり、裏を返すと、
何も知らない一見客が「あの商品は何ですか?」と聞いたら

有罪(ギルティ―)

でしょうね

外に出るときは「お邪魔しました」とか言いながら退店しました


このように、基本的に「昭和の模型屋さん」で
秋葉原界隈のノリで行ってはいけないお店です

つまり
神田神保町の古書店を訪れる気持ちで行くべきです


何しろ、
私もうっかり有罪行為をしてしまいました

メールが来たので携帯電話を見ていたら
「携帯での探索行為は止めて下さい」
とツナギに注意されました

危ない危ない…

他にも凍り付くような場面に遭遇したけど
そちらについて述べるのは止しておきましょう

少なくとも鉄道模型に関しては
普通に買う分には問題ないかと

ただし増結セットだけ欲しいとかはNGです


まとめると、
量販店が幅を利かせるこの時代には
すっかり珍しくなった昭和気質の模型屋さんです

この記事を見て実際に行ってみようと思う方は
いないと思われますが

かなりハイレベルな店なので
店主の機嫌を損ねないように注意しましょう

以上です


関連記事:模型屋さんシリーズ

東京・新宿区中落合「イトウ模型」→コチラ
東京・府中の模型屋「朝倉模型」→コチラ
神奈川・辻堂の模型屋「ホビーショップこばと」→コチラ
秋葉原の「チヨダレールセンター」→コチラ

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2 コメント

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はじめまして (黒いうさぎ)
2019-12-06 21:16:55
 最近、そのお店に2回ほど行きました。
 知人に聞いたところ、夫婦で経営していたのやけど、
だんなさんは他界。
 2回行ったときは、おばあちゃんしか会わなかった
です。
 息子さんも、そういう昔かたぎ(?)な方なんです
ね。
 おばあちゃんのが詳しくて、歴戦の勇士らしく、うち
が久しぶりに買おうか?とわかったらしく、プラモの箱
もってきょろきょろしとると、「接着剤?」と聞いてき
ました。「そうです」と言うと「これがタミヤのね」と
何気ないやりとりやけど「おおお」と感心したもんです。
コンビニとかでマニュアル通りの接客しかできないのと
はちゃう、こういうやりとりは昔の良き時代を彷彿させ
ますね。若い人には、店の人の不愛想(?)等が接客が
なってないとか言う人もいますが・・・時代でしょうかね。
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Re: (Kボーイ)
2019-12-10 23:17:06
黒いうさぎ様、コメントありがとうございます。

昔気質の店といえば、まさにその通りです。
ただ、歴戦のおばあさんがいるときは良いのですが、息子さんだけの時は・・・、正直ご遠慮願いたいです。

一応、私のスタンスを述べると、複数回行って、何かしら買います。それでも、この店はちょっと・・・と思ったら、もう行きません。
 
逆に良い店だと思ったら、定期的に訪れます。そうやって何かしら買っていれば、自然に向こうが顔を覚えてくれますし、色々と便宜を図ってくれますよ。もちろん図々しくなっていけません。

今まで見たことのない客を警戒するのは、ある意味当然ですが、その辺りをわかっていない人が、若い方に限らず多いのも事実ですね。
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