Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

8/20(火) 新潟2歳Sの展望

2024-08-20 | 分析
 8月も下旬となって、いよいよ2歳の重賞戦が始まります。今日は新潟2歳Sを検討してみます。去年①人気で勝ったアスコリピチェーノが、その後牝馬GⅠの主役となっていきましたが、今年もそんな逸材が含まれているのでしょうか。過去10年の3着以内馬のデータをもとに、照準を絞ってみたいと思います。
 
 
1)持ち時計
 去年アスコリピチェーノが1分33秒8で勝ちましたが、これは2021年のセリフォスと同じ時計です。近年33秒台で勝ったのはこの2頭だけですので、比較上、良馬場でこのレベルの時計が出せればGⅠ級です。過去10年間の良馬場の平均勝ち時計は、全体で1分34秒4、上がり脚の平均が33.18です。週末は天気がよくない予報もあるので、馬場は稍重くらいにはなるかもしれません。となると、去年のアスコリ並みの素質馬が出て来たとしても、1分34秒台を切るのは難しいかもしれません。
 今回の出走メンバーの持ち時計上位は以下のとおりです(〇数字は人気順)。
 
 ・コートアリシアン   06/08東京 新馬   ②1着 1分35秒1 33.3
 ・プロクレイア     07/28新潟 新馬   ②1着 1分35秒5 33.8
 ・シンフォーエバー   08/03新潟 新馬   ③1着 1分35秒9 33.3
 ・トータルクラリティ  06/16東京 新馬   ②1着 1分36秒5 33.9
 
 ・スターウェーブ    06/02東京 新馬   ②1着 1分22秒9 33.4 稍
 
 参考までに2022年の上位3頭の前走も見ておきます。
1⃣アスコリピチェーノ   06/24東京 新馬   ①1着 1分22秒8 33.3
2⃣ショウナンマヌエラ   07/09中京 新馬   ④1着 1分37秒9 35.1 稍
3⃣クリーンエア      08/06新潟 新馬   ⑧1着 1分35秒7 33.8   

 比較上、コートアリシアンプロクレイアシンフォーエバースターウェーブの4頭が「基準」をクリアしている印象です。

2)レース間隔
 わりと広範に散っている感じがしますが、比較的多いのは中4週、ついで中2週、中7週、中10週で、間隔を空けた馬でも好走する印象です。特に該当馬は挙げないことにします。
  
3)血統
 流行廃りもありますが、全体としてはダイワメジャー(サンデー系)産駒がピカイチです(去年のアスコリもそうでした)。今年は該当馬がいませんので、母系に着目して、ーザンダンサー系の馬がトレンドになると見込んで、該当馬を拾っておきます。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・スリールミニョン :ミスターメロディ(Storm Bird系)/母父クロフネ(Vice Regent)
 ・マジカルフェアリー:サートゥルナーリア(ロードカナロア)/母父ヘニーヒューズ(Storm Bird系)
 ・モジャーリオ   :リオンディーズ(キングカメハメハ)/母父ハービンジャー(Danzig系)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① 前走1着馬
 ② 前走の末脚に着目:前走の上がり脚1・2位までが好走
 ③ 左回り経験馬が優勢
 ④ 過去10年の勝ち馬は④人気以内
 
 ④は現段階では不明です、①~③で条件的に浮上するのはコートアリシアンシンフォーエバージョリレーヌスターウェーブプロクレイアです。
 
5)結 論  
 コートアリシアンスターウェーブの対決といった構図でしょうか。コートアリシアンは前走出遅れての圧勝劇で、かなり強そうな走りをしましたが、メンバーがそれほど強くなかった可能性もあります。他方、スターウェーブは馬込みから抜け出て勝っていて、経験の質からすると、こちらの方が好ましいレースだった印象です。どちらが勝っても納得ですが、コートアリシアンの方が人気になりそうなので、ここはスターウェーブの方を頭にしておきます。あとは、持ち時計のあるプロクレイアシンフォーエバーあたりが強敵で、上位人気の馬で順当に決まりそうな気がしますが、去年も⑩人気のショウナンマヌエラが2着に粘ったように、波乱もゼロではないと思うので、穴馬も挙げておくとすれば、前走が小倉と函館だったマジカルフェアリーモジャーリオあたりは右回りの別距離から出てくるので、少し警戒しています。
 まとめると、
 スターウェーブ 〇コートアリシアン ▲シンフォーエバー △モジャーリオ…… 
 
で水木の追い切りを待つことにします
 
 関東はずっと天候不順で、場所によっては大雨が続いていて、農作物に被害が出ないか心配です。台風を何とかやり過ごしたのに、それ以上に雨に降られてたんでは困りものです。おまけに相変わらず毎日34、5℃です。どうか無事にお過ごしください。本日もお読みいただきありがとうございました。
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8/18(日) 本日のねらい

2024-08-18 | 朝予想
 昨日は所用でライブ予想ができず、朝予想も全然でした。ようやく帰宅して、ぎりぎり新潟12Rだけ間に合って馬券を買ったら、④③①人気で決まって何とトリガミ。暑さのせいか、用事が多いせいか、まあ、いずれにしても、今月は「不調」続きなので、今日は起死回生の一発が出ないものかと思いますが、札幌のメインはちょっと無理かなぁと。
 
 では、発走順で、まず中京11RのCBC賞から予想してみます。今朝の前売オッズから、枠人気とねらいの馬を並べると以下の通りです。
 
※ 馬名頭の数字は斤量 〇数字は単勝人気順 
 8/18(日) 中京11R CBC賞 GⅢ 芝1200 ハンデ 
 〇1番人気枠=1枠  55キタノエクスプレス①   54ドロップオブライト⑤ 
 〇2番人気枠=3枠  56スズハローム②      52グランテスト④
 〇3番人気枠=8枠  58.5アグリ③        56カリボール⑫     53アネゴハダ⑮   
 〇4番人気枠=4枠  57.5ジャスティンスカイ⑥  56サウンドビバーチェ⑩   
 〇5番人気枠=7枠  53レッドヒルシューズ⑦     56ショウナンハクラク⑬ 56メイショウソラフネ⑯
 〇6番人気枠=6枠  55カンチェンジュンガ⑨   56.5グレイトゲイナー⑪   
 〇7番人気枠=2枠  54バースクライ⑧      56スコールユニバンス⑱
 〇8番人気枠=5枠  55ブーケファロス⑭        55ヤクシマ⑰
 
 アグリが斤量58.5㌔でも何とか格好をつけてくれるような気もしますが、ハンデ戦ですし、ここは波乱を期待して、6枠のカンチェンジュンガから狙ってみようと思います。op昇級後も5着、4着と堅実に走れていますので、人気のないここはチャンスです。相手は、147枠が枠人気上位5つに収まるパターンですので、「枠人気下位法則」にしたがって、7枠のウラ人気馬・ショウナンハクラクを一番手にして、その次にアグリスズハロームキタノエクスプレスなどの人気上位馬と見ています。大穴は8枠アグリのウラ人気馬・カリボールの「もう一丁」でしょう。前走、(休み明けだったとはいえ)エターナルタイムを負かした勢いを買ってみたいと思います。
 ということで、
 カンチェンジュンガ 〇ショウナンハクラク ▲キタノエクスプレス △スズハローム……
 
でまとめておきます。
 
 つづいて、新潟のNST賞です。
 
 8/18(日) 新潟11R NST賞 OP ダート1200 ハンデ 
 〇1番人気枠=6枠  57.5マニバドラ①     56ロードエクレール④  
 〇2番人気枠=4枠  56アルファマム②     50ダノンミカエル⑥
 〇3番人気枠=7枠  56メタマックス③     56ピンシャン⑪
 〇4番人気枠=5枠  55メズメライザー⑤    56コパノパサディナ⑧
 〇5番人気枠=3枠  55ヴァガボンド⑩       54シゲルホサヤク⑬
 〇6番人気枠=2枠  58.5デュアリスト⑨
 〇7番人気枠=8枠  55コパノニコルソン⑦   52ナックドロップス⑫
 〇8番人気枠=1枠  54サクセスローレル⑭
 
 昨日はルメールさん、新潟で8鞍乗って7勝(4着1回)と絶好調だったようで、これはマニバドラで決まりかなという感じもしますが、こちらも一応ハンデ戦ですので、マニバドラがコケたときのことも考えておこうと思います。となれば、直線の長い新潟ですから、何と言ってもアルファマムの末脚が脅威です。去年斤量53㌔で勝って、今年は3㌔増。牡馬なら58㌔に相当する斤量はやや重い感じですが、仕掛けどころさえ間違えなければ、差しが届くのではと見ます。相手は、一息入れたコパノパサディナの再上昇と、同じ「コパノ」のコパノニコルソン、あとは、軽量のダノンミカエルでしょう。穴は55㌔ならヴァガボンドが逃げてぎりぎり残るかも知れません。
 ということで、
 アルファマム 〇コパノパサディナ ▲マニバドラ △ヴァガボンド……
 
で狙ってみようと思います。
 
 札幌記念は8枠プログノーシスが単勝1.6倍で①人気。相手探しか、見るレースが妥当と思いますが、もし馬券勝負をするならば、次位人気のシャフリヤールジオグリフよりも、追い切り評価の良かったチャックネイトに妙味があると思います。こちらは一覧を略して、
 プログノーシス 〇チャックネイト ▲ノースブリッジ
 
の3頭でまとめておきます。
 
 ということで、今日もお読みいただきありがとうございました。みなさんの好配当・高配当を祈ります。
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8/17(土) 本日のねらい

2024-08-17 | 朝予想
 台風が房総沖をかすめて、千葉県や茨城県の特に太平洋岸の人はずいぶん気を揉んだと思います。関東については、今朝はまだ風が強いですが、雨の方はもう大丈夫そうです。競馬も予定どおりに開催されそうです。今度は暑さが戻ってきそうですけど。
 さて、土曜の今日はメインレースから2つ狙ってみようと思います。新潟の日本海Sは①人気のヘデントールで鉄板だと思うので、札幌と中京の11Rを検討してみます。まずは、札幌の札幌日刊スポーツ杯・ハンデ戦から。今朝の前売オッズから、枠人気とねらいの馬を並べてみます(〇数字は単勝人気順)。
 
 8/17(土) 札幌11R 札幌日刊スポーツ杯 2勝クラス 芝2600 ハンデ 
 〇1番人気枠=4枠  54ゴージョニーゴー②   54ライフセービング⑨  
 〇2番人気枠=1枠  55アドマイヤサジー③   
 〇3番人気枠=8枠  54ナイトスラッガー⑤   56ヒシタイカン⑩        
 〇4番人気枠=5枠  54カフェグランデ④    53ヴェルミセル⑥
 〇5番人気枠=6枠  54ハヤテノフクノスケ①  56ソリダリティ⑫ 
 〇6番人気枠=3枠  57ノーブルクライ⑧    55ナムアミダブツ⑪
 〇7番人気枠=7枠  54ウエイビー⑬         53ストキャスティーク⑭
 〇8番人気枠=2枠  53フェミナフォルテ⑦
 
 現級組の手堅さをとるか、昇級組の勢いをとるか、これはかなり混戦模様と見ます。前者をとればアドマイヤサジーノーブルクライですが、単勝オッズから推察するに、ファンは昇級組の方を評価しているようです。今のところハヤテノフクノスケが①人気です。ダービー馬ダノンデサイルが勝った京成杯で0.2秒差の4着を評価されてのことと思いますが、それならば京都新聞杯で11着だった同馬に先着しているライフセービングでいい勝負になる感じがします。人気はありませんが、今回の札幌2600と同舞台の前走・積丹特別では、一頭だけ34秒台の脚を使って内から抜けて来ました。この距離でこの末脚は魅力です。相手には、上位人気になっている3歳勢よりも、阿寒湖特別で3・4着のノーブルクライウェイビーを重く見たいと思います。あと、前走芝に替わって4着と好走したソリダリティも、人気はありませんが血統背景が合うので相手に加えておきます。  
 
 つづいて、中京の豊明Sです。
 
 8/17(土) 中京11R 豊明S 3勝クラス 芝1400 
 〇1番人気枠=7枠  クランフォード①    ティニア④ 
 〇2番人気枠=5枠  ビヨンドザヴァレー②  レッドシュヴェルト③
 〇3番人気枠=1枠  トウホウディアス⑤     
 〇4番人気枠=2枠  プリモカリーナ⑥   
 〇5番人気枠=4枠  ジュノー⑦       ユハンヌス⑧     
 〇6番人気枠=3枠  エピプランセス⑨       タツリューオー⑩   
 〇7番人気枠=8枠  サウンドブライアン⑬    ビアイ⑭
 〇8番人気枠=6枠  ヒルノローザンヌ      ヤマニンデンファレ⑫
 
 147枠が枠人気の上位5つに収まっているので、4枠ジュノーから狙いたいところですが、4着止まりの善戦マン(じゃなくて、騸馬は何て言うんでしょうか)なので、1枠トウホウディアスを主軸とします。半年ぶりの前走ストークS4着は実力の証しです。強敵は川田騎乗のビヨンドザヴァレーですが、他にも1400のスペシャリストがそろっていますので、上位の人気どころを押さえておきます。穴中の穴は、今年の2月の雲雀Sで⑪人気3着だったヤマニンデンファレの激走でしょうか。
 
 ということで、今日もお読みいただきありがとうございました。この後は台風の被害状況を自治会で点検して回るんだそうです。たいしたことはなかったで済むことを祈ります。みなさんに好配当・高配当がありますように。
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8/16(金) 今週の追い切り情報 まとめ

2024-08-16 | 調教
 
 台風接近で今朝は雨がけっこう降ってますが、雨風が強くなるのはこれからのようです。
 今日は日曜の重賞レースに出走する馬たちの追い切り情報を集約してみます。まずは、中京のCBC賞からです。
 
※(* )はサンプル不足で参考評価 下線  は週はじめの私的な◎〇▲△馬        
 日曜 中京11R CBC賞 GⅢ 追い切り評価 まとめ   
 ★★★★★ 5.0 
       4.6  キタノエクスプレス                          
 ☆★★★★ 4.5  
       4.2  カンチェンジュンガ  スズハローム           
  ★★★★ 4.0   (*グレイトゲイナー)
       3.8  サウンドビバーチェ        
  ☆★★★ 3.5  
       3.4  ドロップオブライト
       3.2   (*アネゴハダ)        
   ★★★ 3.0  バースクライ   
           
 多くの馬が秋を見据えた調教のようで、抜群の馬は見当たらず、やや低調です。中ではキタノエクスプレスが一番手です。ダートから芝路線に替わって2・3・0・0で、末脚にも磨きがかかってきました。中ハンデを利してここも突き抜けるかどうか。二番手は個人的な〇でもあるカンチェンジュンガスズハロームですが、怖いのは母の父にローレルゲレイロをもつ後者でしょうか。前走の京王杯SC3着からさらに距離を縮めて、さらに良さが出るかどうか。意外に高評価なのはサウンドビバーチェです。こちらも距離短縮で一変するか。実績的には文句なしですが……。穴的なのはグレイトゲイナーでしょうか。個人的な◎のバースクライは3.0で可もなく、不可もなくで、浮上するかどうかは当日の流れ次第でしょう。あと、実力馬アグリは2.8。ここを叩いてという評価が妥当かもしれません。
 
 続いて、札幌記念です。
 
 日曜 札幌11R 札幌記念 GⅡ 追い切り評価 まとめ   
 ★★★★★ 5.0                         
 
 ☆★★★★ 4.5  
    
  ★★★★ 4.0  アウスヴァール     チャックネイト
            プログノーシス     
 
  ☆★★★ 3.5  ジオグリフ       トップナイフ
          (*ノースブリッジ)     
       3.3  ステラヴェローチェ   
   ★★★ 3.0  シャフリヤール      (*ボッケリーニ)
             
 こちらはもっと「低調」ですが、上に名前の挙がった馬同士でだいたい決まりそうです。アウスヴァールチャックネイトの評価が高いのは、他馬が休み明けなのに対し、前走で函館記念を叩いてここに臨むからでしょう。比較上は実績的に二、三枚落ちる感じがするのは否めません。やはり去年の勝ち馬プログノーシスが強いのかなという印象です。このプログノーシスを含め、個人的な◎〇▲△馬はすべて上に名前がありますが、次位のジオグリフが前走安田記念から再び距離を2000に戻して、どんな走りを見せられるか。ノースブリッジステラヴェローチェも洋芝が合えば上位だと思います。あと、去年2着のトップナイフも函館記念を叩いた口ですが、追い切りは悪くないので、前走10着で人気を下げるとすれば、改めて妙味のある存在だと思います。
 
 ということで、今日は台風被害が大きくならないよう祈るのみです。本日もお読みいただきありがとうございました。どうか無事な週末となりますように。
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8/15(木) 新潟NST賞の展望

2024-08-15 | 分析
 台風7号の接近には競馬関係者も気を揉んでいることでしょう。追い切りはともかく、輸送の日程や輸送時間が左右されるとすれば、馬の体調にかなりの負荷がかかるかもしれません(よくは知りませんが)。影響が少ないことを祈るしかないです。
 さて、今日は重賞レースではありませんが、ダート1200opのハンデ戦、日曜・新潟のNST賞(新潟総合テレビ フジ系)を検討してみます。去年はアルファマムが予想どおりの差し脚を繰り出して完勝でしたが、今年は3㌔増の56㌔で出て来ます。追い込み一辺倒で長い新潟の直線が合うとはいえ、今年も届く展開になるかどうか。過去10年の傾向を見ながら考えてみようと思います。
 
 
1)斤量(ハンデ) ※( )内は今回の該当馬 
 ・58㌔     1
 57.5㌔   1
 ・57㌔     2
 ・56㌔     2頭
 55㌔     9頭ヴァガボンド コパノニコルソン メズメライザー
 ・54㌔     3頭
 ・53㌔     5頭ハヤブサジェット
 ・52㌔     5頭
 ・51㌔     1頭
 ・49㌔     1頭 
 
 軽ハンデ馬が優勢です。特に最近の5年は連続して斤量53㌔の馬が3着以内に来ています(下位人気だとあまり信頼がおけませんが)。狙うなら、斤量の重くなる実績馬たちよりも、中ハンデ以下の馬でしょう。
 
2)前走(ステップ) ( )内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順
 〇越後S     4(*現行とは時期が異なる   
 〇天王山S    3頭(※該当なし)   
 〇栗東S     2頭サクセスローレル⑫16着
 〇天保山S    2頭アルファマム④4着 コパノニコルソン⑪5着 
                コパノパサディナ⑭8着 ピンシャン⑮12着)     
 〇桶狭間S    2頭(※該当なし)
 〇韋駄天S    2頭(※該当なし) 
 
 ちなみに前走との間隔では、中3・4ヶ月が多く、次いで中1週で、これは傾向としては珍しいパターンです。前者に該当するのが ヴァガボンドサクセスローレル、後者はいません。
 
3)性齢 ※頭数は延べ数
 〇4歳:6頭  〇5歳:13頭 〇6歳:5頭  〇7歳:6頭
/〇牝馬:8頭 〇騸馬:2頭
    
 5歳優勢で、最近5年は牝馬が馬券に絡む確率が高くなっています。連覇のかかるアルファマムには後押しされる好データです。

4)血統
 目立つのはキンシャサノキセキ(父フジキセキ サンデー系)とサウスヴィグラス(父エンドスウィープ ミスプロ系)の産駒ですが、ここでは例年必ず一頭は3着以内馬を輩出しているミスプロ系の馬を拾っておきます。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・オーガスタスカイ :ロードカナロア(キングカメハメハ)/母父スペシャルウィーク(サンデーサイレンス)
 ・サクセスローレル :Mastery(Fappiano系)/母父Street Sense(Machiavellian系)
 ・ピンシャン    :Speightstown(Gone West)/母父Unbridled's Song(Fappiano系)
 ・マニバドラ    :Speightstown(Gone West)/母父Milwaukee Brew(Nearctic系)
 ・ロードエクレール :ロードカナロア(キングカメハメハ)/母父Mineshaft(Bold Ruler系)
 
5)JRAホームページのデータ分析
 重賞競走ではないため、JRAのホームページのデータ分析はありません。
 
6)宮田式バイオリズム 
 ・コパノパサディナ    4・5・0・10 
 ・サクセスローレル    4・3・1・11
 ・シゲルホサヤク     4・1・1・13
 ・ダノンミカエル     3・0・4・4 
 ・ハヤブサジェット    3・2・0・2
 ・メズメライザー     4・4・1・10
 
7)結 論  
 先行勢がやり合うとすれば、去年と同様アルファマムの末脚が決まるかもしれませんが、上位人気は確実なので、別馬から狙ってみようと思います。近走パッとしないサクセスローレルが54㌔ならばおもしろい存在ですが、ここはコパノの2頭に惹かれます。距離を縮めて掲示板を外さなくなったコパノニコルソンが斤量55㌔で力を倍加させそうですので、こちらが一番手。能力的にはコパノパサディナも好戦必至ですが、こちらは斤量56㌔と1㌔多いので、その分割り引いての二番手とします。あとはメズメライザーの突っ込みと、最軽量ダノンミカエルの前残りにも一応警戒しておこうと思います。デュアリストやマニバドラは斤量が重いのでその次以降でしょうか。
 ということで、まとめると、
 コパノニコルソン 〇コパノパサディナ ▲サクセスローレル △アルファマム…… 
 
で、コパノ=コパノで決まらないかと思っています
 
 台風は進路が若干東寄りになってきた感じもありますが、「上陸」しないというだけで、雨風は相応に強そうです。大きな災害にならないよう祈ります。本日もお読みいただきありがとうございました。どうか無事な一日となりますように。
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