Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

週明けの展望 札幌記念

2023-08-14 | 予想

 

 まず、昨日のレースの反省ですが、小倉記念は軸馬を替えました。朝までは1番人気でもマリアエレーナでしかたないのでは、と思っていましたが、昨日の小倉は147枠が強い日で、マリアエレーナは2枠。しかもハンデ56.5㌔は牝馬としては負担重量がやや重い感じが拭えません。昨日の小倉競馬が少々荒れ気味だったこともあり、ここは1枠のテーオーシリウス(⑤人気)かカレンルシェルブル(⑦人気)のどちらかと考え、人気のない方のカレンルシェルブルを軸に据えることにしました。レースはテーオーシリウスが先行し、私が軸にしたカレンルシェレブルは何と最後方!鞍上の(齋藤)新くん、思い切ったことをするなあと思いながら見ていましたが、いい感じでまくり上げて直線を向きましたが、最後伸びきれずに5着。ハンデ差が出ましたかねぇ。我ながらおもしろい狙いだと思いましたが、ここは素直に買っておくべきレースだったかも知れません。

 関屋記念の方は、フジTVの井崎・細江両氏が私と同じく7枠のロータスランドを主軸にしているのを見て、嫌な予感がしましたが、そのとおり(12着)となってしまいました。「正解」は、結果的には、147枠でも7枠ではなく1枠の方でした。でも、「数運」の読みにしたがって「機械的に」買った結果ですからしょうがないです。次、またがんばりましょう。

 週明けの今日は、日曜の札幌記念を検討しようと思います。ここをステップに秋のGⅠをねらうか、すでにGⅠタイトルを獲って次へのステップにするか、いずれにしても例年にたがわず、今回もGⅠ並みのいいメンバーがそろいました。

札幌記念【2023年8月20日札幌11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

札幌記念の過去10年データ、好走馬一覧(2023年8月20日札幌11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 過去を顧みると、荒れたことがないこともありませんが、実力馬がそろうこともあって、相応に人気上位で決着することの多いレースととらえています。一応過去10年のレース傾向を押さえておこうと思います。

 まず、性齢から。3着以内に入った延べ30頭の性齢は以下のとおりです。

 ・3歳=3頭  ・4歳=7頭  ・5歳=12頭  ・6歳=5頭  ・7歳=2頭  ・8歳=1頭

 〇牝馬8頭(うち6頭は近5年) 

 5歳馬中心と見るのが妥当です。今回は前年の覇者ジャックドールほか4頭です。また、牝馬は3頭出走予定ですが、いずれも6歳馬です。6歳牝馬で3着以内に入ったのは2014年のホエールキャプチャだけで、その他は5歳以下ですから、今回の牝馬3頭については、やや厳しい感じがしますが、しいて挙げれば、昨年3着のウインマリリンよりも、前走5着から斤量が軽くなるイズジョーノキセキの方が、調子しだいではおもしろい存在と思えます。

 臨戦過程も見ておきましょう。3着以内馬の前走は多い順に以下のとおりとなります。( )は今回の該当馬、〇数字は着順です。

 ・函館記念    7頭 (ヤマニンサルバム⑪ ユニコーンライオン⑫)

 ・宝塚記念    5頭 (※該当馬なし)

 ・安田記念    5頭 (ジャックドール⑤)

 ・大阪杯     2頭 (ヒシイグアス⑦ *2走前ジャックドール①)

 ・オークス    2頭 (※該当馬なし)

 ・目黒記念    2頭 (※該当馬なし)

 関連して、JRAのHPのデータ分析を眺めていたら、おもしろい記事がありました。

前走好走馬は強調できない!?

過去5年の優勝馬5頭は、いずれも前走の着順が4着以下だった。ちなみに、前走の着順が3着以内だった馬は〔0・1・1・23〕(3着内率8.0%)という成績である。前走好走馬を過大評価してしまわないよう心掛けるべきだろう。また、優勝馬5頭は5歳以下だった点、前年以降のJRAのGⅠ・GⅡにおいて1着となった経験があった点も共通している。……

データ分析:札幌記念 今週の注目レース JRA

 これを当てはめると、ジャックドールは最有力候補で、連覇の期待がかかりますが、過去10年で連覇を果たせた馬はいません(サングレーザーは翌年2着でしたし、連覇のかかったソダシは去年5着に敗れました)。

 洋芝適性も重要ですので、札幌(と函館)で戦績の良い馬も拾っておきます。

 ・ジャックドール      1・0・0・0 (去年札幌記念1着)

 ・ウインマリリン      0・0・1・0 (去年札幌記念3着) 

 ・ソーヴァリアント     2・0・0・0 (札幌条件戦2勝)

 ・トップナイフ       1・0・1・1 (札幌未勝利1勝)

 ・ユニコーンライオン    2・0・0・4 (函館条件戦2勝)

 最後に宮田式バイオリズムがの馬を確認しておきます。

 ・シャフリヤール      4・1・2・4

 ・ダノンベルーガ      2・1・1・3

 ・プログノーシス      5・2・1・1

 シャフリヤールは去年英国遠征でGⅠプリンスオブウェールズS・4着でしたが、何せ5頭しか走ってないレースの4着ですから。まあ、でも札幌の芝は大丈夫と判断していいとは思います。

 あと、◎にはなりませんでしたが、ジャックドールのバイオリズムは8・2・0・5ですので、〇くらいの評価はしていいと思います。

 ということで、データ的にはジャックドールの連絡み(3着以内)の確率が高いと見て、今日の段階では、馬券的にはこの馬を主軸にしますが、正直、勝つのはたぶん別の馬ではないかと思っています。そのあたりを今週もう少し考えてみたいと思います。 

 本日もお読みいただきありがとうございました。台風が心配です。できるだけ被害が出ませんように。


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