いよいよ春のGⅠシリーズの開幕です。天気予報によれば、週中から雨の日が続くようです。そう言われると、高松宮記念が良馬場で行われた印象はあまりありません。ナランフレグが勝った去年は、晴れてはいましたが、重馬場でしたし、その前の年は、雨でした。馬場の巧拙が結果を左右するかも知れません。昨日のようなことにならないよう、慎重に検討したいところです。
高松宮記念【2023年3月26日中京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
高松宮記念の過去10年データ、好走馬一覧(2023年3月26日中京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
過去10年で3着以内に入った馬たちの性齢は、性別では、牡馬19回、牝馬9回、騸馬2回で、3着以内に1頭くらいは牝馬が入る計算です。また、世代は4歳8頭、5歳10頭、6歳10頭、7歳2頭ですので、去年、7歳だったキルロードが3着に入りましたが、7・8歳の馬が三連に絡むのはデータ的には厳しいと言えます。今年は8歳ではキルロード、トゥラヴェスーラ、7歳ではナランフレグ、ファストホース、ホープフルサインらが参戦しますが、どんなものでしょうか。
それから、前走を見ると、シルクロードS、阪急杯、オーシャンSをステップレースにした馬が大半ですが、必ずしも1・2着の馬が本番で好成績とは限りません。昨年勝ったナランフレグは前走オーシャンS・2着でしたが、3着に入ったキルロードは同レース6着から臨み、何と17番人気で穴を開けました。
あと、3着以内の馬の父系血統を見ると、サンデー系のダイワメジャーとディープインパクトよりも、アドマイヤムーン(5回)、キングカメハメハ(3回 子のロードカナロアを含めると6回)の方が目立つ感じです。念のため、この血統を拾えば、今回、アドマイヤムーン産駒はいませんが、ロードカナロア産駒は三頭出走します(該当するのは、キルロード、ファストフォース、ボンボヤージですが、変にこだわらない方が得策かも知れません)。
混戦時に役立つのが、宮田式バイオリズム論ですので、最後に各馬の戦績からバイオリズムを割り出してみたいと思います。
※グレナディアガーズを訂正しました(3/21)。
・アグリ 5・1・2・1 〇 ※今回2・3着で、5=2+2+1で等式成立
・ウインマーベル 4・3・3・4 △ ※今回1着で、5=(3+3+4)/2で等式成立
・ヴェントヴォーチェ 7・1・1・5 〇 ※今回1~3着で、8+1+1=5×2で等式成立
・ウオーターナビレラ 3・1・1・5 X
・オパールシャルム 5・7・5・13 X
・キルロード 6・7・3・12 X
・グレナディアガーズ 3・3・2・5 〇 ※今回1・2着で、4+3=2+5で等式成立
・ダディーズビビッド 4・5・2・9 X
・ディヴィナシオン 4・8・3・25 X
・トウシンマカオ 4・1・0・5 X
・トウラヴェスーラ 4・5・0・17 △ ※今回3着で、4+5=(1+17)/2で等式成立
・ナムラクレア 4・2・3・2 ◎ ※今回1着で、5=3+2、2・3着でも等式成立
・ナランフレグ 6・5・4・18 X
・ピクシーナイト 3・2・1・3 〇 ※今回1着で、4=1+3。3着でも等式成立
・ファストフォース 6・5・1・16 X
・ボンボヤージ 5・1・0・16 X
・ホープフルサイン 5・1・3・23 X
・メイケイエール 7・0・0・7 X
・レディバランタイン 4・0・1・6 ◎ ※今回1~3着で、5+0+1=6で等式成立
・ロータスランド 6・4・1・8 △ ※今回3着で、6+4=2+8で等式成立
*註)2、4などの複数は、宮田さんによると、=に読み替えられるとのことです。
まだ追い切りの具合がわかりませんが、今のところ、太字にした4頭が中心視したい有力馬です。中でも、一推しはナムラクレアでしょうか。
明日は、土曜中山の日経賞を検討してみたいと思います。今日もお読みいただきありがとうございました。今週もがんばっていきましょう。
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