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レース展望と回顧、馬券術について

土日重賞 毎日杯・マーチSの展望

2023-03-22 | 予想

 昨日は他のニュースそっちのけで、朝から晩までWBCの準決・メキシコ戦勝利の話題ばかりでしたが、村神様がやっと打ってくれて本当によかったですねぇ。試合がなかったアメリカ陣営からすると、一番打たせてはいけない人に打たれてしまったと思っているのではないでしょうか。大谷や吉田も絶好調だし、このクリーンナップ、けっこう強烈で期待大です。今日の決勝戦でも打ちまくってほしいですね。はたしてどうなりますか。

 さて、今週はGⅠシリーズの第一弾・高松宮記念やドバイWCがあって、そちらに目が行ってしまいますが、JRAのレースとしては昨日検討したGⅡ日経賞など、他の重賞レースが3つありますので、今日は残ったGⅢ2つを「予習」しておこうと思います。

 まず、3月25日土曜阪神のGⅢ毎日杯。1999年にはテイエムオペラオーがこのレースを勝って皐月賞を獲ったことがありました。2004年にはキングカメハメハがNHKマイル、ダービーとGⅠを連勝したこともあります。最近では一昨年シャフリヤールがダービー馬になったように、GⅠ馬を輩出する出世レースでもあります。今年のメンバーにもそんな実力馬が含まれているかも知れません。

毎日杯【2023年3月25日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

毎日杯の過去10年データ、好走馬一覧(2023年3月25日阪神11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 暮れのGⅠホープフルSで強烈な末脚で3着に入ったキングズレインが出てきます。ホープフルSの上位組では、2着のトップナイフが弥生賞で2着、4着のファントムシーフが共同通信杯で1着と、年明け後、順調な滑り出しを見せていますので、キングズRがここで人気になるのは間違いありません。問題は二番手以降です。京成杯でソールオリエンスの2着に来たオメガリッチマン、前走ジュニアC3着のフルメタルボディ、新馬戦からずっと1番人気に推されるノッキングポイントなどが対抗馬になりそうですが、先月、未勝利勝ちしたばかりのアドマイヤイルも不気味な感じがします。昨日に続いて(毎日やってますが)、宮田式バイオリズム論で主な馬の「巡り合わせ」の度合いも見ておきます。今日から等式の解説文は省きます。

・アドマイヤイル      1・1・0・0  ◎

・エマヌエーレ       1・1・1・3  X

・オメガリッチマン     1・1・0・3  ◎

・キングズレイン      2・0・2・0  X

・シェイクユアハート    1・0・1・2  △

・シーズンリッチ      1・0・0・3  X

・セレンディピティ     1・1・0・2  △

・ドクタードリトル     1・1・1・1  X

・ドットクルー       2・0・0・2  X

・ノッキングポイント    2・0・0・2  X

・フェイト         1・0・0・3  X

・フルメタルボディ     1・0・2・0  ◎

・マイネルメモリー     1・4・2・1  〇

 キングズレインが実績的に一歩も二歩もリードしているとは思いつつも、バイオリズムからは、アドマイヤイルオメガリッチマンフルメタルボディの3頭を推奨し、これらに「堅実」な(堅実すぎる!)マイネルメモリーを加えておこうと思います。

 続いて、26日日曜中山11RのマーチS、ダート1800mハンデ戦です。

マーチステークス【2023年3月26日中山11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

マーチステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年3月26日中山11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 ここはハンデ差が59㌔から53㌔まで6㌔もある上に、良馬場のレースはほぼ見込薄で、とても実力どおりに決着しそうにありませんので、手っ取り早く、「バイオリズム」を見ておこうと思います。なお、以下の登録馬から8頭以上の除外馬が出る見込みです。

・ヴァルツァーシャル    4・1・2・3  X

・ウィリアムバローズ    5・4・0・4  △

・エブリワンブラック    4・4・4・20  △

・カテドラル        4・6・1・16  〇

・カフジオクタゴン     4・2・2・3  ◎

・キタノヴィジョン     5・3・2・8  X

・キタノリューオー     4・2・2・11  ◎

・クリノフラッシュ     4・3・2・27  X

・ケンシンコウ       4・1・2・14  X

・ゲンパチルシファー    5・5・9・11  X

・サンライズホープ     7・2・0・13  X

・スマッシングハーツ    7・1・2・18  X 

・タイセイサムソン     4・3・1・4  X

・ダノンスプレンダー    6・2・4・10  X

・ダノンファラオ      5・3・1・13  X

・デルマルーヴル      4・7・2・20  X

・ノーブルシルエット    4・4・3・6  ◎

・ハピ           3・1・2・2  〇

・ハヤブサナンデクン    5・4・5・6  X

・プリティーチャンス    5・2・3・11  ◎

・ベストリーガード     4・1・1・5  ◎

・ホウオウルバン      5・1・2・8  X

・メイショウムラクモ    4・1・1・5  ◎

・ロードヴァレンチ     4・1・1・4  △

 良馬場なら、チャンピオンC3着のハピにレパードSで勝っている、4歳芦毛のカフジオクタゴンを狙いたいところですが、重馬場にやや不安があります(5ヶ月の休み明け、東京2100mの重で3番人気8着でした)。そこで、55.5㌔と微妙なハンデをつけられましたが、たぶん重馬場は得意と思われるプリティーチャンスに「チャンス」到来!と見て、こちらに白羽の矢を立てたいと思います。1着は厳しくとも2・3着に突っ込む可能性はあると踏んでいます。いずれにしても、ハンデ差よりも重の巧拙が結果を左右するレースではないでしょうか。GⅠの前に一稼ぎできるよう、追い切りの具合を確かめたいと思います。

 明日は先週のレースを馬券術で振り返ってみます。本日もお読みいただきありがとうございました。週末に向けて今日も一日がんばりましょう。

※なお、月曜のブログでグレナディアガーズのバイオリズムが間違っていたので、訂正しました。

 

 

 


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