Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

カーバンクルで番狂わせ

2023-01-11 | 予想

 オヤジギャグですいません。今度の土曜の中山11Rには、芝1200カーバンクルSが組まれていますが、ハンデ戦なものですから、大波乱を期待して、ついつい……。でも、これは何が来るのか本当にわかりません(いつも同じことを言ってますが)。何が上位人気かも予想がつかないのに「番狂わせ」もないですけど……。

 まず、出走予定の馬たちを眺めると、8歳馬と6歳馬が多く、5歳と4歳は2頭しか登録されていません。これならばまず唯一の4歳馬であるコムストックロードを狙いたいところです。2歳重賞の葵Sでは、のちにGⅠスプリンターSで2着になるウインマーベルのコンマ3の2着でした。ただ、戦歴上は、前走が1600、その前が1200、そのまた前が1400という具合に適距離が定まっていません。陣営としては1200よりももう少し長めで勝負したいのかも知れず、この距離に確信をもって出走させているようには見えないところがやや不安です。

 他ではどうかと眺めると、同じ4歳で昨年秋にオパールS、京阪杯と阪神の芝1200mを連勝したトウシンマカオはひとつ抜けた強さがあるので、この馬を一応の基点に据えると、オパールSで3・4着だったエレナアヴァンティスマートリアンは有力候補に思えます(実際エレナAは2年前に3着に来ています)。しかし、この2頭に先着した馬(2着 サンライズオネスト)が次の京阪杯で13着と大敗していますから、これもあてにしづらい面はあります。

 それならばと、臨戦過程で見ると、前走が、過去10年で3着以内に10/30頭という高い確率なのがラピスラズリS組です。該当するのはフレッチアディヴィナシオンですが、これは穴候補として非常におもしろい存在です。特に、おそらく人気がないと予想されるディヴィナは必ず連下で押さえておくべきと思っています。

 血統的にはどうか。過去7年で1着になった馬の何と4/7頭がダイワメジャー産駒ですから、該当する馬がいないかと探してみるのですが、残念ながら今回のメンバーにはいません。しょうがないんで?活躍の目立つ母父ディープインパクトの馬を探すと、ジュビリーヘッド(父ロードカナロア)がいます(これはちょっと強引!)。もちろん、父ディープIの馬も、距離実績から言ってどうかとは思いますが、一応該当するのが2頭、久々の方が走りそうなインターミッションと距離1200が今回初めてのストーンリッジがいて、これらも相手候補からは外しづらい感じです。その他、去年4着のルッジェーロにも怖さがあるので、連下には押さえておかないと……。

 という具合に、太字にした馬だけでも5頭いますから、これではまだ予想にもなりません。追い切りを見て、枠順馬番が決まり、前売りオッズがわかったら、再度更新したいと思います。今回は有力どころの下調べということで。

 明日は愛知杯を調べてみます。

 


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