Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

3/ 6(水) 中山牝馬Sの展望

2024-03-06 | 分析
 大阪の万博ってほんとにやるんですかね。あと1年なのに、電気や水道は整備できてないし(まだ自家発電で工事やってるらしいですよ)、パビリオンも二つ三つしか建ててないのに、周りの「柵」だけ先につくっちゃって、中はいたるところ更地だそうです。外から工事の進捗が見えないように「目隠し」にしてるんじゃ(笑)。昨日の新聞によれば、前売り券は2月末までで64万枚売れたそうですが、これって販売目標(1,700万枚)のまだ4.6%です。なのに、経産大臣に言わせりゃ「順調」に売れてるんだそうです。「順調」に(無理矢理)買わされた個人や会社には深く同情します。
 
 さて、穴党のみなさん、お待たせいたしました。今日は土曜のハンデ重賞中山牝馬Sを検討してみます。スルーセブンシーズが勝った去年は②⑥⑤人気で決まりましたが、一昨年は⑮⑫①で三連複15万、三連単173万超の大波乱となりました。今年は波乱となるか、過去10年のデータを見ながら考えてみたいと思います。
 
1)斤量(ハンデ) ※( )内は今回の該当馬  
 ・56㌔     3頭
 ・55㌔     5頭  
 ・54㌔     6頭シンリョクカ ラヴェル
 ・53㌔     8頭キタウイング コンクシェル タガノパッション
              フィールシンパシー ルージュリナージュ 
 ・52㌔     6頭グランスラムアスク ルージュエクレール
 ・51㌔     1頭
 ・50㌔     1頭
    
2)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順
 〇愛知杯*     8頭タガノパッション⑧2着 コスタボニータ②3着
            アレグロモデラート⑥4着
 〇ターコイズS  5頭フィアスプライド①1着 ヒップホップソウル②8着
            ルージュエクレール⑪14着) 
 〇京都牝馬S   2頭(※該当馬なし) 
 〇中山金杯    2頭ククナ2着 キタウイング⑫14着)
 〇初富士S    2頭(※該当馬なし)
 (*愛知杯は現行1月開催以降の頭数。また、今年は小倉で施行)
 
 前走との間隔で多いのは、①中7週、次いで②中11週で、①は前走愛知杯組のほか、シンリョクカフィールシンパシーが該当します。②は前走ターコイズS組が合致します。
 
3)馬齢 ※頭数は延べ数
 〇4歳 7頭  〇5歳 16頭  〇6歳 4頭  〇7歳 3頭 
 
 3着までを5歳馬が独占した年が3回あり、5歳馬が優勢です。上位人気が見込まれるコスタボニータには好データです。
 
4)血統 
 難解です。雨馬場の年はキングカメハメハ系が来ている印象ですが、日曜は好天の予報です。晴良馬場のここ2年は父ステイゴールド系/母父ノーザンダンサー系が連勝していますが、キングカメハメハ系も連には絡んでいます。ここでは、父キンカメの2頭だけピックアップしておきます。
 
〇父キングカメハメハ  
 ・ククナキングカメハメハ/母父ディープインパクト(サンデー系) 
 ・タガノパッションキングカメハメハ/母父シンボリクリスエス(ロベルト系) 
 
5)JRAホームページのデータ分析 
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
  ①人気薄の5歳馬が狙い目
  ②前走GⅠ組と重賞勝ち馬は過信禁物
  ③中山重賞で好走歴のある馬に注目
 
 ①③からはフィールシンパシーが浮上しますが、重賞2着時の距離はマイルです。あとは、6歳ですが前走2着のククナ、4歳勢からはキタウイングとヒップホップソウルあたりでしょうか。
 
6)宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を見ておきます。

 ・アレグロモデラート   3・1・0・7
 ・コスタボニータ     4・3・3・5
 ・コンクシェル      4・2・1・8
 ・ハギノメーテル     3・0・1・15
 ・フィールシンパシー   4・3・1・9
 ・ラヴェル        2・0・0・6
 ・ルージュリナージュ   4・2・1・6
    

6)結 論  

 5歳馬に着目すれば、上位人気になりそうな馬からはコスタボニータ、中位からはフィールシンパシー、人気薄からはルージュリナージュあたりでしょうか。ハンデを考慮すれば、53㌔のフィールシンパシーに妙味がありそうです。前走は速いペースに合わせてしまって直線で伸びませんでしたが、前々走のようにハナをとってマイペースで先行できれば、粘り腰を見せられると思います。それから、ハンデ戦でなければ文句なしに①人気が見込まれるルメール騎乗のフィアスプライドは、消しにはできませんが、データ上は苦しいのかも知れません。その他、ラヴェル、ククナ、タガノパッション等々、多士(多女?)済々ですが、もし、人気薄で穴をあけるとすれば、キタウイングの名を挙げておきます。GⅢ2勝はダテではないでしょう。そろそろ怖い感じがします。ということで、今日の段階では、◎フィールシンパシー、〇コスタボニータ、▲フィアスプライドということで、まとめておこうと思います。

 明日は、これもハンデ戦の土曜阪神11RコーラルSの予習をしてみようと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。朝から雨風が強くてゴーゴー唸ってますが、外仕事が無事であることを祈ります。

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