「子供のアトリエ」の共同制作の作品たちです。
リーダーのAちゃんの誕生日だと言うので、グループで、オメデトウの「ケーキ」を描くことにしました。 リーダーがうまく誘導したのですね。 「私の知らないコミックの悪」がテーマのようです。 グループのみんなも、それに同調して、描き繋いで行きます。 新入りのK君も描き込みに加わっています。 遅刻してきたR君は、一人で大きな絵を描くことにしたようです。 でも援軍がやって来ました。K君です。 その心配りに感謝です。 でも、話が合わないのでしょうか、いつの間にかK君が逃げて出ていました。それでも何とか仕上げたようです。
この辺りの作品になると、それぞれの子供の持っている「特性」が見えてきますが、描く場所を混ぜ期にするものですから、何となく1点の作品に仕上がるのです。 勿論。リーダー・サブリーダーの力量も大きく影響します。 自分勝手に描いているようで、充分全体を見つめていますね。
一方夜の教室は、一人一人が異なった死後差を進めています。
同盟会員ですので、一先ずは、絵を描けるようになっているのですが、基本の「モチーフ」の造形を何度も繰り返し確認しています。 彼女は、出品を迫られている10号大の絵をしあけたいと持ち込みました。「こじんまりと纏まりすぎていることが不満」で、どうしたものでしょうと、問いかけてきました。 ほんの少しだけ「これでどうでしょう」と筆を重ねて見ました。でも、あなたの作品に仕上げて下さいよと伝えながら…。 地方の市展で最高賞を何度も取っている「描ける人」なのですが、矢張り、審査を受け続けることで、自分を確認する謙虚さを持ち続けています。 作家は、「そうでなければいけませんね」 中学生は、静かに写生に打ち込んでいます。 充分描けるようになっています。