M100号がかなり進みました。 12月6日の仕事です。
「寓話ー伝継すべきもの」とtitleを付けることにしました。 11月ごろから進めている制作ですので、感性の月日をcaptionに付けることになるかも知れません。
少し饒舌になったとも思いますが、「進んでいる」との実感があります。 消去したり、描き加えたりで、まだまだ変化を続けることになるでしょうね。
沢山切り取り「写真」にしました。 いろんな表情が、どこを摂っても語りかけてくる、オムニバス風の「物語」の一場面と言う感じです。 かってよんだ瀬戸内寂聴著「風景」だったかに、訪れた街ごとに起きる、深遠、洒脱等の感傷が異なる物語がありました。 この小説でなかったかも知れませんが、 丁度そんな「時ごとの物語」が、止めどなく続いて行くって、 全風景を通して、 その眺望を高みから懐古している そんな場面すら読み取れそうに思います。 自賛しているようで恐縮です。
まだまだ描き込みます。 どんなところで「完成」としましょうかね。
落ち葉が沢山落ち積もって仕舞ったと、伝えたこともあって、 「私も付いていく」と、本当に何か月ぶりかで、不自由な脚で、付いて来ました。 一寸、歩行が不自由ですので、念のためtelierには、彼女は入れませんでしたが、「凍結してはいけない」との心配から、「水道の元栓」を閉めて、とんぼ返りで、帰宅しました。
でも「花の好きな彼女」は、花屋の店先で下車して、「苗木などをたくさん買い込んで」います。「如何するのだろう」とお付き合いをしましたが、今日8日には、「シルバーさん坂本さん」にお願いして、植栽して貰っていました。
何と言っても、花屋さんの店先に立ったことで、心の開放が出来たようです。 有難い一時でもありました。