いろんな展覧会で、受賞を重ねている幸ちゃん。 彼女も、もう何年も絵を描き続けています。 今でも毎週の「人物デッサン」にも出掛けいるのです。 でも「風景スケッチ」がうまくいかないというのです。
「 眼の高さ」 は、社会を見るのも同じで、自分の普通の、今他っているたかさそのままです。 言い換えると、「じっとしている自分の目の高さまで水を張り詰めた時の水平線が目の高さ」なのです。 彼女の描いてきた絵を直して欲しいと言います。 でも手が付けられないので、そのスケッチを見ながら、いつも見慣れた風景を説明しながら描いていったのです。 「それを縦位置で描いて下さい」との要請で、縦位置の紙に描き続けて見たのです。もちろん「写真」等はありません。一般的な多可町八千代区の野間川沿いの街道をイメージしながら…。
「子供の教室」は、新しいメンバー数名が、ようやく雰囲気に馴染んできました。 子どもたちの「絵」の「みたものを描くのではなく」「知っていることを描く力」であることをご覧になって頂きましょう。