女性専用車両反対派や痴漢冤罪厨は、いつになったら『男の敵は“男社会”』だと気がつくのか?

女を叩いても、長時間労働や男らしさの押し付け問題は解決しない。悪因は男性主体の競争社会。管理職の9割は勝ち組男。

ニュース記事『女性の心臓発作、男性医師担当で死亡率増 米研究』

2018-08-07 13:42:02 | ジェンダー問題
とりあえず、今回の、『東京医科大学、女子学生数抑制問題』で改めてわかったことは…
 
男尊女卑国によくありがちな…アレ…

「女は男よりも劣っている」「女は理数系は苦手」「女のほうが勉強ができない」等々、デマを、男性中心メディアやセクシスト個人が、代々にわたり、世間に流し続け、世間を洗脳すること。

そして、決定権を持っている男性達が権力を行使し、そのデマを『事実』にしようと必死だったということ。

管理職に男を8~9割以上維持したいのも、
右翼やリベラル系セクシストたちが、クオーター制や女性枠に大反対するのも、
その因習が破壊されてしまうから。
男が就職や昇進に有利なシステムをキープすることができなくなるから。

男社会からの既得権益すらも得られなかった男性達(金がない、モテないオジサン)は、
男性に有利な既得権益が現象すると、
なおさら肩身が狭くなるので、
そういう、弱者男子はリベラル系セクシスト(リベチン)となり、
クオーター制や女性支援政策に、なおさら反対する。

頭が痛いのは…日本には、右翼だけではなく、“自称左翼・リベラル、自民党批判派にも女性差別主義者がかなりいる”ということ。

右翼系は意識的に性差別をしているが、リベラル系セクシストが面倒なのは、本気で日本が女尊男卑国だと信じていたり、「自分は女性差別主義者orバイアスではない」と思っているタイプがかなり含まれているということ。政権(自民党)批判をしているだけで「自分は進歩的だ」と信じていたりもする。
 
 
 
【AFP=時事】米病院の緊急治療室に心臓発作で搬送される女性患者の死亡率は、女性医師よりも男性医師が担当した場合の方が高いと注意喚起する研究論文が6日、発表された。
 研究は、1991~2010年に米フロリダ州の救急外来に搬送された、急性心筋梗塞患者50万人以上のデータに基づくものだ。急性心筋梗塞は、心臓発作とも呼ばれている。
 
 米ハーバード大学(Harvard University)などの研究チームは今回、患者と担当医師の性別が一致しているかどうかによって、生存率に「明らかな」違いがみられることに気づいた。
 米科学誌「米科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載された論文によると、女性患者を女性医師が治療した場合に、その生存率に「有意なプラス効果がある」という。
 
 心臓発作の緊急治療のために搬送される患者の死亡率は、12%近くに上る。しかし、女性医師が女性患者を担当したケースでは、「この基準値との比較で、その死亡率が5.4%低かった」と論文は指摘している。調査データではまた、「男子医師が治療した女性患者の生存率が、女性医師が治療した男性患者に比べて1.52%低かった」ことも明らかになった。
 
 心臓発作での死亡率については、男性よりも女性の方が高いことが、過去の研究では示されていた。
 では、その理由は何なのだろうか。一部の専門家らは、女性の症状が男性の症状と異なることや、女性の方が受診を遅らせる傾向にあるといったことがその理由として考えられるとしていた。
 
 今回の研究は、心臓発作の死亡率に男女差が存在する理由に関する最新の説明を提供するもので、論文には「大半の医師が男性であり、男性医師は女性患者を治療する上で難しさを感じているようだ」と記された。
 研究ではさらに、男性医師が在職中に治療に当たる女性患者の数が増えるほど、その医師が担当する女性患者の死亡率が減少することも明らかになっている。
 
 だが、これは「ジレンマ」に他ならない。なぜなら医師が自身の失敗から学べるようにするためには、一定数の女性が犠牲にならなければならないことを意味するからだ。「死亡率の低下は、初期に治療する女性患者を犠牲にして実現する可能性がある」
 問題の一つは、医師の大半が男性であるため、女性医師を女性患者の治療に当たらせるのが単に不可能となっているケースが多いことだ。
 
 そのため研究チームは、「男性医師が実際の診療を通じて学ぶことによる犠牲を考えると、女性医師の割合を増やすことの方がより効率的である可能性がある」とし、解決策は単に救急科の女性医師数を増やすことなのかもしれないと論じている。
【翻訳編集】 AFPBB News
 
 

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