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和菓子めぐり京都 1日目

2023年04月24日 | 2023 京都春

和菓子めぐり京都 1日目

(御室桜⇒あぶり餅⇒やすらい祭り⇒紅しだれコンサート)

今年は異常な暖冬で、桜はすでに散ってしまった。

そこで、予定を「和菓子めぐり」に変更して旅に出た。

京都駅観光案内所でバス1日乗車券を購入。

ホテルに荷物を預け、観光に出発。遅咲きで有名な御室桜がぎりぎり見られるかと考え、仁和寺へ。チケット売り場は観光客で一杯。これは御室桜に間に合ったかも? 少し期待をして入場。

仁和寺二王門(需要文化財)。

阿吽の二王像

御所庭園をささっと観て回り、期待の御室桜へ向かう。

中門をくぐると左手に桜の広場。桜は7割がた散っている。残念!!!

御室桜と五重塔。

近年は気候が異常なのでジャストの桜に出会うのは難しい。

気を取り直して、今日の二つ目の目的「やすらい祭り」に向かう。

「やすらい祭り」は、京都北部の紫野にある今宮神社で4月第2日曜に開催される。京都三奇祭の一つで、疫病鎮静を願う祭り。ユネスコ無形文化財に登録されているらしい。

今宮神社での楽しみはもう一つ。参道で食べる「あぶり餅」。参道を挟み向かい合った2軒の老舗、今回は一文字屋和助の方で「あぶり餅」を頂く。

炭火であぶった餅の匂いと煙が店先に漂っている。

竹串に刺して炭火であぶった親指大の餅を、白みそのタレにつけて食べる。なかなかうまい。

祭りの日ということでお客が行列しているが、運よく店内の静かな座敷に通され、ゆっくり餅を味わえた。

餅を食べ終え、少し早いが神社へ向かう。

祭りが始まる前に、「やすらい人形(ひとがた)」を奉納し、健康と厄除けを願った。

「やすらい人形」。内側に名前などを記入する。人形に移った疫厄が鎮められる。

人形の中にある「蘇民将来子孫也」と書かれたお札は持ち帰る。「蘇民将来」は茅の輪の由来になった人。その子孫は災厄を逃れると言う言い伝え。

待つこと40分。遠くからかすかに鉦や太鼓の音が聞こえてきた。いよいよ祭り行列が到着。長老を先頭に囃子方、赤や黒の毛を付けた大鬼・小鬼が続く。大鬼が鉦や太鼓を打ち鳴らして跳ね踊る。

「やすらい祭り」を見てから、ホテルに戻りチェックイン。部屋に荷物を置き、今日最後の目的の「紅しだれコンサート」へ。場所は平安神宮の「東神苑」。平安神宮の朱塗りの大鳥居を抜け、「応天門」前に設けられた当日チケット売り場に並ぶ。30分程でチケットを購入。

「応天門」の横から入場すると正面に「大極殿」が現れる。

「東神苑」の池の周りがコンサート観覧席。観客が良い場所を陣取り始めている。我々二人も池のほとり最前列に割り込む。演者は日替わり、今日はピアニストの石井琢磨。日も暮れて紅しだれ桜が幻想的になってきた。演奏曲目はドビュッシーの「月の光」など。ライトアップされた紅しだれ桜とピアノの音色の幻想的で優しさに満ちた調べを楽しんだ。

非日常的なひとときを堪能し、満足してホテルに戻りました。

1日目終了

1日目 仁和寺⇒今宮神社(炙り餅)⇒やすらい祭り⇒平安神宮⇒紅しだれコンサート

2日目 京菓子満月(阿闍梨餅)⇒哲学の道⇒水路閣⇒蹴上インクライン⇒醍醐寺⇒一本橋⇒知恩院⇒スプリングバレー

3日目 上賀茂神社⇒神馬堂(焼き餅)⇒北野天満宮(粟餅)⇒平野神社⇒千本釈迦堂⇒五辻の昆布⇒西陣会館⇒晴明神社⇒三十三間堂

4日目 東寺(東寺餅)⇒大原⇒宝泉寺(抹茶とお菓子)⇒本家尾張屋(衣笠丼)⇒鶴屋吉信(京観世

5日目 出町ふたば(名代豆餅)⇒進々堂⇒六角堂⇒薫玉堂⇒西本願寺⇒京麩



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