老人の戯言

当年85歳になります。戦前戦後の経験語り部も居なくなります。貴重な経験を構成に残して今後の日本の発展を期待したい。

九月の俳句と学術会議

2020-10-04 11:08:57 | 日記
学術会議の推薦を受けたが政府に6人カットされたが大問題に成っている。尖塔のような奥深い学者より幅広い蘊蓄のある学者の方が、現世には約に立つ。
 本来の学者ならそんな箔付けが無くても立派な見識の人には発言の機会がいくらでもある。
昔私の在籍した会社では管理者こーすと専門職コースと別れていた。
 或る専門職の人は交際費が無いので人が寄り付かないとボヤイていた。もう一人の尊敬する専門職の人には多くの技術者がご意見伺いに何時も賑わっていた。この人こそ本当の専門職であるが、不幸にも夭折された。
 6人の外された学者が学実会議に入れろと抗議しているようだが、これこそ似非学者であろう。
さて九月の俳句。
    やっと身に入る読書の白露かな
    虫がため残す一叢露しとど
    朝露の万華鏡めく狭庭かな
    別れ際芒かくれに手を振る子
    晴天を富士の初雪独り占め
    十六夜の月を伴ひ戻りけり
    露草の星に誘はれ咲きにけり
    水澄みて空の青さを溶かしけり
こんなに環境異変が起きて人類の存亡がかかっているのに大学に環境工学科が出来ないのは何故だろう。
各関係学科らの寄せ集めでも創るべきである。政府の縦割り行政打破は大学の自治にも及んでも良いと思う。JUNTARO

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