老人の戯言

当年85歳になります。戦前戦後の経験語り部も居なくなります。貴重な経験を構成に残して今後の日本の発展を期待したい。

2022年尽

2022-12-23 19:29:23 | 日記
昨晩の冬至の夜は独り寂しく柚子一個浮かべた仕舞い湯今年を振り返りながら、新年への想いを馳せた。このブログが無事届くことを願って書いている。
老人ホームでは大食堂で転倒者がでたとかで、救急車が来るので、個室での黙食となった。
語り部として10年近く書き続けて来たが体力、知力の衰えは隠し切れない。
戦後の混乱期を除いて今年は人生最悪の年であったような気がする。幾つかの問題の年もあったが常に希望がトンエルの先に見えていたので、励み涯があった。
ロシアのウクライナ侵攻は最早米国、NATO軍とロシア、中国間の第3次代理戦争の感じが強い。どちらが勝っても世界中が傷つくのである。
 日本は赤字国債を出して120兆円に達する国家予算が決まったようだが、将来への投資などと、どこかで聞いた美辞麗句でごまかしているが、物価高騰や出産に至るまでの諸々の補助金の出し過ぎと思った方が良い.つけを修礼に残しているのみだ。
 阿部さん国葬問題も賛否両論に分かれているが、微笑み外交で、肝心の拉致問題や北方領土返還等は何も解決できなかった。せめてウクライナ侵攻を仲裁する位の結果を残せば良かったのに。
 寧ろ我々の残した電力施設や新幹線とか高速道路の方が現在も働いている。ただ問題は殆ど一斉に寿命が来ているにも関わらず、備えが無いことが問題である。
特に最近震度7以上の地震が予測されるときには、事前に警報をだすとか、天災の近いことを予報されているようなものだ。
 国際政治も何時台湾問題等で米中問題がウクライナの二の舞で起きるか、日米安保で巻き込まれる事必定である。攻撃は最大の武器で専守防衛では生き乗れないのである。
これからは寿命100年を超す時代なのにシェルター一つも存在しない。これで良いのであろうか。
円安で世界に散らばった生産拠点の日本への復帰が始まっているようだが、世界一給料の安く成った日本に出稼ぎに来る外国人は皆無となり、逆に日本人が海外に移住する時代になった。
出生者が80万人を割り、人口が年に60満人ずつ減る世になった見据えた。
将来を見据えた政策が何も見えて来ないのでは死んでも死にきれない感じの歳末である。残念至極。JUNTARO

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