老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

『イジメ』は日本の伝統?

2006-12-25 18:39:49 | Weblog
 今年は所謂青少年のイジメ問題が多く問題になったとしであり、自殺者までだしたのは残念な事である。
 しかし考えて見れば、戦前から日本の軍隊の初年兵は入隊と同時に古参兵の洗礼に会いイジメられた例は枚挙に暇が無いくらいである。敬礼の仕方が悪い、靴の磨き方が悪い、飯の食い方が遅い、果ては風呂で前を隠したなど言いがかりをつけられては、ピンタを食らっていたし、旧制の中学でも、軟派、硬派から顔をかせと呼び出されたものである。現在ほど陰湿ではないが。
 政治の世界でも、安部政権発足3ヵ月で教育基本法の改正など、小泉が出来なかったことをしても、マスコミは褒めようとせず、貶す一方である。来年度予算案でも赤字国債の発行が4兆円余減っても財政健全化には一歩不足など、貶すほうに力点を置いた報道のみである。これでは一般国民は新政権に期待しなくなるのみである。
 米国のように日本駐在員の子供が入学してくれば、言葉の不自由を多くの同級生がかばって早く馴染めるようにしてくれる所と大違いである。
 日本は農耕民族意識が隠然と残って新参者やよそ者を排除するDNAがなせるワザではないかと穿ちたくなるのである。juntaro
 

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