老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

外から見た日本(その2)

2008-05-30 12:37:44 | Weblog
 EUの中でも先進国ドイツ、英国、フランスなどでも、将来の自国の凋落を嘆く声が多い。将来を担う青年がハングリー精神を忘れ、社会のために苦労して貢献する意欲が衰退したためである。
 日本の大学生が月に一冊も読書もせず、アルバイトをしても自分の享楽のためであり嘆かわしい状態にあるのと似ている。然し彼らは遠い為か日本の実情に疎く国力の低下するスピードは日本よりドイツ等の方が早いと認識しているようだ。
 いずれポルトガルのような老大国になり、BEICsのような中国、インド、ブラジル、のような新興国がリーダーに選手交代するのは確実のようだ。
 然し欧州は歴史も古く、家屋にしても煉瓦造で300年経ても内装をリハビッシュして今直を住んでいるし、古い家ほど値段も高いところすらある。これは台風や地震が殆ど無く、湿度も低いからであろう。日本のように木造建築で、気象条件により30-40年ごとに立替を余儀なくされ男子一生の仕事が持ち家を立てるのかと錯覚するような社会資本の遅れたまま成熟期に入り老齢化を迎えたのと大違いである。
 欧州ではランニングコスト分を稼げば良いので日本のようにストックと両方未充足の国とは、条件が違うのである。
 それでもベルリンの壁が破れ東西ドイツが一体化した時点など、西独は撤退する
ソ連兵の失業補填や東独の家のガラスを全部取り替えてやったり、今なほ補助金を出して、融合を図っているのである。
 日本の駐留米軍への思いやり予算が問題になったりしているのとは大違いである。オランダ人などは今は無くなった徴兵制度を復活させて青年に規律ある生活を経験させる事すら希望する人もいるくらいだ。juntaro
 

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