老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

退職金、公的年金課税の課税強化案の愚

2007-08-09 08:54:57 | Weblog
 香西会長の政府税制調査会が終身雇用を前提とした退職金への課税の強化や公的年金控除を減らす案を打ち出した。
 現在でもフリーターを食い止めたり、正規社員を増やそうと政府が策を行っているときに、このような策を出す気がしれない。
 現在は金利も低く退職金の金利で老後を過すなどできないのに更に追い討ちを掛けるのはなぜか。昔の8.5%の金利時代ならイザ知らずであるが。
 公的年金控除を減らすのも同じ理由である。これでは勤労者の忠誠心は全く期待できず、内部告発の急増や事故の急増につながるし、製造ノウハウなどの継承も難しく、日本が外部から見られている、ポテンシャルの高さも偶像に過ぎないことが明白となり、二流国日本へのみちを早めるのみではないか。
 財政が厳しいのは政府自治体の無駄排除でこれくらいは充分に賄える。
国民に明日への意欲を齎す政策を検討すべきである。juntaro

テロ特措法反対の小沢の愚

2007-08-09 08:38:57 | Weblog
 テロ特措法延長反対をシーファー米国大使に反対を伝えた小沢は最大の愚行をした。問題は国連安保理決議や国連決議の有無の問題ではない。
 現に韓国人が多数テロのタリバンに拘束されて生命を脅かされているではないか。何時日本人が同じようなめに会うか明日かも知れぬ状況下である。
 米国は本国のためでなく、世界の警察として若者の血を流し、財政赤字にもめげず派兵しているではないか。
 日本の原油は残念ながら中東からの輸入が主流であり、これ等の船がシージャックされたり、妨害されれば、60日分の備蓄しか原油を持たない日本はたちまちの内に機能が低下し、大混乱に陥るのである。
 米国海軍の船艇が守ってくれているから日本は呑気に重箱の隅をつついたような事を繰り返す国会で政争をしていられるのだ。
 小沢が自説を曲げないで固執し、政局の争に使うかぎり、彼の小粒ぶりは世間の呆れるところとなり、何時衆議院を解散されても民主党が政権を取れるほど国民はバカではない。民主の中の前前原代表なども唯々諾々と党首に従わず、自分の信念で離党するなり、政界再編に動くべきだ。juntaro