1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 映画『踊る大捜査線』について、ファンである檀家女性に聞かれた事に答えて。

2024-05-08 10:26:01 | 法話

【臨時法話】


映画『踊る大捜査線』の新作で、青島刑事役の織田裕二さんが『出る、出ない』で拙僧周囲の『踊る』ファンも、ああじゃ、こうじゃ、と持論を展開中。ある檀家女性が拙僧に、それに対する意見を求めてきた時「ところで柳葉敏郎さんだが、初めは室井慎次役を非常に嫌がってたそうだね。体を使って表現する芝居が好きなのに、眉間にしわ寄せて、微動だにしない室井を演ずるが、何とも好きになれず、途中で『殉職させてくれ』とプロデューサーに懇願されたげな。ところが、時間を開けずに『この前の話は、なかった事に』と即、撤回を。理由は奥様に『この役、渋くて、かっこいいね』と褒められたんだと。それが、嬉しくて、嬉しくて、と。やっぱ、奥さんの力は凄いよね。拙僧もそうだけど、もう結婚35年になるのに、家内から褒められた事なんて、ほんと、1度もないもんね。死ぬまでには、1度でいいから褒められたいなあ」と答えると「あのね、住職。織田裕二さんが新作に『出る、出ない』をどう思うか、と聞いたんだけど、私」と不機嫌そうに。


思えば、歴史上、その名を残された男性の影には、その是非はともかく、常に女性(奥様)の存在が。源頼朝公には、尼将軍の北条政子さんが。豊臣秀吉公には、ねねさんが。徳川家光公には、春日局(明智光秀公家臣、斎藤利三公の娘、お福)さんが。恐妻で言えば、坂本龍馬さんには、お龍さんが。初代総理大臣、伊藤博文公に至っては、奥様が怖くて家に帰らず、毎日遅くまで官邸に残って仕事をしていた事で、総理の席を掴んだとか。お寺においても、お寺が栄えるは、奥様の力が必要不可欠にて。お寺の奥様を坊守(ぼうもり)さんとか、寺庭(じてい)さんとか言いますが、お寺の庭は、ただ眺めているだけで、心が癒されるもの。そういう雰囲気を持っている人が、お寺の奥様という事。まあ、何にせよ、女性の力は大きい、という事ですかな。


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【追伸】尚「法話が長い」と不快感を示されておられる方々には、大変心苦しく申し訳ないので、拙僧の法話が目に入らない様に『ブロック』をさせてもらっております。楽しみにされている方々もおられますので、ご理解頂きまして、それでどうか、ご容赦くださいませ。


次回の投稿法話は、5月10日になります。






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