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1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2357話目】 生まれ変わるなら、生きてる内に。生きてる内なら自分の意思でどうにかなるが、死んだ後では、自分の意思で生まれ変わるは。

2022-02-16 21:43:57 | 法話
ツイッター法話の読者や檀家さんの中には「今度、生まれ変わったら」と来世に希望を委ねる人が少なからず。その様な人達に拙僧「生まれ変われるかもわからんし、生まれ変われるとしても、どのくらい先かもわからんし、死ぬまでは、この世に生きておれるんだから、来世と言わずに今、生まれ変わったらどうだい」と。

【追伸】
明日からする、来年からする、今度する、後でする、という人に、動いた試しなし、かな。動く人間は、今すぐ動く、まず動く。知人女性は3姉妹の末っ子で、上2人は結婚して子供も。が、この末っ子女性は、先祖代々のお墓が気になり、結婚に踏み切れずにいるという。そこで拙僧「菩提寺のご住職に頼んで、墓終いをしてもらい、遺骨を納骨堂に入れてもらって、永代供養を」と。対し、この女性が「お墓の中には、10体以上も骨壷が。菩提寺の納骨堂に入れてもらえるでしょうか」と。「わが寺にもあるが、納骨堂所有のお寺には、永代堂というものが。それを聞いてごらん。それと、墓石屋さんには、粉砕器というものが置いてあり、遺骨を粉にすれば、10体の遺骨壺も、1つか、2つにまとめられるよ」と。その荷が降りた事で頑なに結婚を拒否していた心が動き、49歳で結婚、51歳で子供を。こういう話をすると「そんな成功例を出されても」という人達が、決まって出てくる。対し「確かに。が、そういう成功例もあるよ。自分が諦めた時点で『もしかしたら、の宝』も失う事に」と。








【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2356話目】 奥様が仕事(生計の柱)をしている家庭の旦那は、働かないか、自分の稼ぎは自分で使う、が、結構な割合で耳に。

2022-02-16 14:50:02 | 法話
読者未婚20代女性が「番組『さんま御殿』で、鬼奴さんが『うちの主人が』と言った時に『んっ』と。『主人』て、家の大黒柱だから『主人』て言うんでしょ。旦那の専売特許の様な言葉になってるけど、私の家庭も父親はずっと無職。母がバリバリ、バリキャリで家計を。なのに母も父の事を『主人』と人に紹介を」と。

【追伸】
この女性が「わかりますよ。じゃ、人にわが旦那を紹介する時『主人』の他に何があるねん、って話ですもんね。『夫』というのも、漢字の部首は『大』、これは『成人した男性、仕事に携わる男』という意味と聞きました。『大』の上の横棒『一』は、成人のしるしの冠。そう考えると、仕事をしない旦那を『夫』と呼ぶも、やはり違和感が。何か他に呼び方はないもんですかね」と。対し、拙僧「君は随分家庭で、嫌な思いをしてきたんだろうね」と返すと「さだまさしさんの『関白宣言』の中の『仕事も出来ない男に家庭を守れるはずなどない』の歌詞は、凄く共感します。将来の旦那選びは『仕事をする男』が、第1条件です」と。










【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 お笑い芸人さんを馬鹿にする人達が拙僧の周囲にも。が、彼らは真剣に、真面目ににふざけて、人に笑いの提供を。人を惹きつけるは難しいよ。

2022-02-16 12:37:41 | 法話
読者男性が「番組『ロンハー』で、マジカルの野田さんが『芸歴19年。賞レースで1番緊張したは、芸歴15年目の2回戦の時、こんなとこで落ちたら、絶対あかん、と。賞レースは年数を重ねれば、重ねる程、緊張感が増す』と。これ、ほんと、わかる。私も社会人10年目を超えた頃から責任の重さを感じる様に」と。

【追伸】
この読者男性が「松本人志さんが『これは面白い、と思ったネタほど、プロには受けるが、世間には受けない事が多い』と。これもわかるんだよね。専門でやってる人と、そうでない人の差(知識、知恵、経験)は、非常に大きい」と。対し拙僧「嘗て、サザンの桑田さんが、ある歌手の方に歌を提供。が、ヒットせず。その歌手の方に『すいません。今度は世間受けする(売れる)歌を作ります』と言って提供した歌が大ヒットしたと」「住職の法話もそうなんですか」と。「仏教を熟知されている人達を相手にするのと、そうでない人達を相手にするのとでは、当然、話す内容は同じでも、話し方は全く違うよ」「どう違うの」「嘗て、カップヌードルのCMで、原始人がマンモスを追いかけながら『ハングリー』と一言だけ。拙僧個人では、ナンバー1のCMだった。このCMも最初の頃は『お湯入れて、3分間、待つのだぞ』と、こく細かに説明をしていた。この違いかな」「知っている人と、知らない人に話す場合は、当然そうなりますよね。但し、分かり易く例えて話すと、中途半端に知識(にわか知識人)がある人達が、知ったかぶって、文句を言ってくるんですよね」「御意」と。