





さて写真は 横浜三塔のひとつキングの塔。神奈川県庁本庁舎の一部。1928年に完成した庁舎は昭和初期の帝冠様式(ていかんようしき)をとりいれた建物。歴史的建造物として有形文化財に指定されているそうです。帝冠様式は昭和初期のナショナリズムの台頭と同時に日本で発生した建築様式。鉄筋コンクリートの現代建築に日本の伝統的屋根をのせたもの。”軍服を着た建物”ともいわれてるそうな。 他には 愛知県庁・京都市美術館などありますが 日本的な意匠ということで この様式の建造物は当時は満州に多く建てられたとのこと。日本の統治と力を誇示するものだったのでしょうね。