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ビジネスマンじゅんごろうのONとOFF

ビジネスマンならではの視点で趣味やビジネス、社会について論じます。

秋の楽しみ

2005-09-26 00:34:29 | Weblog
毎年この季節に楽しみにしていることがある。
秋の魚、そう「秋刀魚」である。

一人暮らしの私が自宅で焼くことはないので、スーパーで焼いたものを
買ってくるか、外の定食屋で食すことになる。

フレッシュネスバーガーと同系列の定食屋「おはち」のウェッブサイト
をチェックして、秋の新メニューでさんま定食が始まっていることを知っていた。

早速買い物に出かけたついでに代々木の「おはち」に行った。
おはちのページ
味わった感想は最高!
これから毎週食べることにしよう。
私は秋刀魚を食べるのが得意で、ぐちゃっとしたところも皮も全部平らげる。
食べた後は実にきれいに骨と頭だけが残るのだ。

大戸屋はまだ始まっていないようだが、始まったら是非食べ比べてみよう。

貧相な楽しみと思われるかもしれないが、最近そうでもないと四季を実感する機会
は少ないのではないか。
スーパーに行くと四季いつでも手に入るものがほとんどだ。

秋を感じられるサンマは貴重になりつつあるのではないか。

と書いていてもう一つ秋から食べられる海産物があることを思い出した。
「牡蠣」である。
牡蠣はRがつく月に食べられるといわれている、と昔美味しんぼという漫画で
読んだ。(septembeR - apRil)

美味しいうちに食べられる間はせいぜい楽しむことにしましょう。

第55回税理士試験

2005-08-02 23:13:56 | Weblog
今年も財務諸表論を立教大学で受けてきた。

早速前回のブログの予想が当たったかどうか報告したい。

<<結果>>
第一問
退職給付引当金と退職給付費用認識

第二問
金融基準と満期保有目的債券

というわけで退職給付引当金のみあたりました。
費用認識は「損益会計」と言えなくもないので、まあ多少
ひいき目で35%の的中率というところだろうか。
有価証券が去年出題されていたので、ややポイントが異なる
とはいえ、2年連続出題されたので、どの専門学校は予想からは外
していたのだ。

そもそも今回のブログでは専門学校の戦略について書こうと思っていた。

毎年行われる試験だ。専門学校からすると何が出題されるか予想する
のは難しくない。
したがって本当に合格したい人からすると、まさに「そのものズバリ」
を教えてもらえば、合格への早道となるが、当然ながら専門学校は予想を
最後まで公表することはしない。仮に公表すれば生徒はそれだけを勉強
することになり、専門学校に行かなくなるからだ。

それでも生徒を獲得しつづける秘訣はなんだろう。

専門学校にとっての一番のお客さんは「合格できないのに毎年受け続
ける人」だ。かといって、合格者数を増やさないと学校としての信頼性が
薄まってしまう。

ではどうするかというと、「出題されそうな論点」を範囲を広げてテキストに
盛り込むのだ。範囲が広がることで、生徒の勉強時間にむらが出て「二兎を追う
もの一兎をも得ず」という結果になるのだ。
志が本当に高い人は、二兎を追って二兎を取る人もいるが、そういう人
ばかりではない。

専門学校に行く人は学校に行くというだけで、かなり志が高いのだが、
(目指す試験にもよるが)合格を勝ち取るのはハードルはもう一段高いのだ。

私も合格への早道は学校に通うことだと思っていた節があるが、必ずしも
そうとはいえない。
合格するだけなら、そんなに広い範囲の勉強をする必要はないはずだ。
過去に出題された問題から、「次回出題されそうな箇所」を中心に学ぶのが
もっとも効率がよいのではないか。

来年は自分で実践してみようと思う。
ということでこの辺で今年の試験を締めくくります。

税理士試験直前

2005-07-31 20:23:45 | Weblog
今年も今日から2日後、つまり8月2日から税理士試験が行われる。
そう、税理士試験は平日に行われるのだ。

税理士試験を受け始めてもう5年目になるだろうか。
すでに年中行事の一つになり始めている。5科目合格で「あがり」となる
この試験だが、私はまだ1科目しか受かっていない。

今年は財務諸表論を受験する。
この受験にあたり数ヶ月前から専門学校に通ったが、今年こそは財表を合格する
つもりである。
今年不合格だったら、税理士試験への挑戦自体をあきらめようかと考えている。

今回のブログでは大胆にも財務諸表論の理論予想をしてみようと思う。
次回のブログでは実際に試験を受けてみて、予想が当たったかどうかと、
仮に当たったとするとなぜ当てることができたのかを報告しようと思う。

なお断っておくが、独断と偏見による予想なので、この予想にかんする
いかなる責任も持たないので、あしからず。

第一問 損益会計
- 損益法と財産法についてなど

第二門 引当金と退職給付引当金
- 年金資産、遅延認識など

税理士試験を受けたことのない人はまったく関心のない内容で恐縮でしたが、
8/2の夜には結果を報告したいと思うので、是非また訪れてみてください。



またしても、、台風!

2005-07-27 00:23:34 | Weblog
狼少年というイソップ童話がある。
牧場で羊飼いをしている少年がいつも一人で退屈していたので、
いたずらして大人たちを驚かしてやろうと考えた。
「狼が来たぞー」と叫ぶと大人たちは驚いて、手に棒を持って
来たが狼はどこにもいない。
面白がった少年はこれを繰り返した。そのたびに村人たちは
棒を持って駆けつけてきたが、そのうち誰も信じなくなる。。

台風が来るたびにこの話を思い出す。過去に入っていたプロジェクトで
一緒に働いていた中年男性が「また狼少年じゃないの?」
といわれたものだ。

「来るぞ、来るぞ」といって人々の恐怖をあおる。

今日の台風もまさにそのような状況だった。
結局東京地方には大きな影響はなかった。台風報道におびえて早く
帰宅した人が通勤ラッシュにまきこまれたのではないだろうか?

私は今回も報道を気にすることなく20時過ぎにオフィスを出るとすでに
雨や風はやみ始めていた。
電車はすいていて、快適に座ってかえってきた。
昨年の夏もまったく同じ経験をし、台風は進路を変えるか、自分が帰宅
するころは通過していると楽観していたのだ。
私の社会人経験でもこのようなことは4,5回あった。

しかし今日一日yahooの台風情報はすごいアクセス数だっただろう。
何十万人というビジネスマンが仕事にかまけてネットサーフィンして
いるのだ。

台風の進路をもっと正確に予測できないものか?
今日の「狼少年」のためにビジネスマンの生産性を落としただけでは
なく、多くの飲食店は大打撃を受けたことは想像に難くない。

もともと天気予報は予測だけはなく、「実績」も報告すべきと考えて
いるが、明日の朝のニュース番組では「台風それてよかったね」と
予測を外したことをむしろ正当化するようなことを平気で言っている
のはおかしいと思うのだ。

予測に対する実績を公表し、外れたとしたら何がまずかったのか、それ
を改善するために今後どのような対策をとるのか。
テレビ番組でもそれに近いことをやってもよいと思う。
または帰宅を促すのではなく、「あせらずいつもどおりの時間に帰宅すれば
台風一過です」、くらい言ってもらいたいものだ。

ちなみに狼少年の結末は、本当に狼が来たときに「狼が来たー」
と少年が叫んでも誰も信じず、少年は狼に食べられてしまった。。
というものだ。

私も台風情報を信じたほうがよかった、と思うときが来るのだろうか。


新世界遺産 知床の旅

2005-07-12 01:19:34 | Weblog
サロマ湖マラソンの翌日、我々は網走を通って知床半島へ向かう。
今回のもう一つの目的である観光旅行のためだ。
人によっては観光のためにマラソン大会に出かける人も多いのだが、我々もその口だ。
さて、今回のルートを紹介しよう。

2泊した北見からレンタカーで網走へ向かう。有名な網走刑務所をたずねた。
網走監獄は博物館として町中の本物の刑務所とは別の場所に移築されている。
さすがに網走唯一といっていい観光名所だけあって、平日なのに観光客が多かった。
なかなか歴史を感じられて、面白かったが、入場料だけで1500円はちと高いか。

町で昼食をとり、知床へ向かう。ここからいよいよ私がハンドルを握った。
ペーパードライバーの私だが、北海道なら道もまっすぐだし運転するのも問題ないだろう。
そう思って密かに楽しみにしていたのだった。

知床までの道のりは、一本道で走りやすい。もっともカーナビがあるので、
迷いようがないのだが。
普段は自転車を愛用していて、車になど少しも興味がなかったが、今回運転してみて車
も悪くないと思った。次の日も含めると相当運転させてもらった。

知床を旅行先に選んだ理由は、今年にも世界自然遺産に登録されることが確実で、
その自然を楽しむためだ。観光船が出る半島のもとにあるウトロで一泊し、次の日に
羅臼へ向かうルートだ。

ウトロまでは海沿いの気持ちのよい道だ。途中に名所と呼ばれる滝を見て、午後3時過ぎには
宿に到着した。滝を見る観光客には前日同じマラソン大会を走ったと思われるチェコからきた
選手たちがいたのが面白い。

今日は観光船には乗らず、散歩したのみ。
しかし、観光客が多い。ほとんどがリタイヤした中高年のおじさま、おばさま世代。
観光バスがひっきりなしに来ていた。世界遺産に登録されたらこれが更に増えるのだろう。
夜は改めて、海の幸を肴にしてビールで乾杯。
前日からの疲れか早く寝てしまった。

次の日。朝一番の観光船に乗り込む。一週間前ほど知床の観光船が事故ったとの記事をyahooで
見ていたので、乗れるか心配だったが、行ってみるとなんてことはない、事故った観光船とは
クルーザーで数人を乗せるタイプのものだった。
大きな観光船は問題なく営業していた。小さなクルーザーなら岩場の近くを通るので、スリル
があるそうだが、近づきすぎて岩にぶつかって事故ったそうだ。
あいにくの霧の天気で、羅臼の景色を拝むことはできなかったが、名物のかもめはたくさん
船に寄ってきていた。

その後は知床五湖へ。道路の脇を普通に野生の鹿やキツネの親子が歩いている。
どうやら生態系がうまくいっているようだ。熊も本当にすぐそこにいるそうで、五つの湖のうち
二つしか散策できなかった。

次に羅臼へ。地図をみてもわかるが、国後島がすぐ近くによく見える。
国後はまだ返還対象になっていないようだが、ここまで近い島が外国というのはちょっとおかしい
気がしてしまう。

羅臼の有名な食堂で遅い昼飯をとったところで、観光終了。来た道とは別のルートで網走、
女満別へと帰っていった。

夏休みにはちと早かったが、十分楽しめた旅だった。
来年はどこへ行くかな、、早くも想像を広げるのだった。




松井の連続試合出場にみる「継続の力」

2005-06-21 00:53:57 | Weblog
ヤンキースの松井はケガをしながらも連続試合出場を途切れさせることなく、
巨人時代から含めると1600試合以上もの試合を継続して出場している。

連続試合出場というのは日本人感情に訴えるものがある。
続けるということは誰もができるものではない、という説得力があるからだ。
一度途切れると、再び今の数を重ねることは困難だから、いっそうその「価値」が
もてはやされる。

しかし、「継続は力なり」とはいうものの、改めて松井にとっての連続出場の価値って
何だろうか。
「松井を見るために日本から足を運んだファンを裏切らない」
「メジャーの一線にいるという緊張感を維持させる」
など松井本人にとって、モティベーションになっている事項はいろいろあるだろう。

ただし、想像するに本音で一番大きな要因は「続けて出場している自分」に酔っている
ことだろう。
松井は口ではこだわりはない、という趣旨の発言をしているが、続ける自分に酔っている
部分はきっとあるはずだ。

私も中学高校と6年間無遅刻無欠勤の皆勤賞を達成した。
当時はほかの人ができないことを自分がやった、と信じて自分で自分に酔っていたものだ。

今考えると、ほかの人たちは決して、できないわけではなく、進んでやらなかったのだ。
高校時代の大きなGOALの一つが大学に現役で合格することだとすると、わざと
欠席して、受験勉強したほうが効率的かもしれない。
また、学校をさぼって女の子とすいた遊園地で遊ぶのも楽しい想い出作りとなるだろう。
つまり、皆勤賞という「栄光」のために、いろいろ犠牲にしてきたわけだが、いざ達成して
みても、それを達成するために犠牲にしたコストが少なくなかったと感じさせるのだ。

私は現在のように会社員になっても、昔のくせで有給休暇を全て消化する年も一度もないのだが、
はっきり言ってそれ自体に何も価値がない。
風邪を引いたら無理せず、休んで翌日に備えたほうが会社にとっても自分にとってもハッピーだ。

同じメジャーリーガーのイチローは連続試合出場などには興味を示さず、
時折訪れる「有給休暇」を堪能している様子だ。
この意味でもイチローと松井は好対照だ。

今回松井はスタメン落ちした試合で代打安打を記録したことが大きかった。
これで凡打したら、さすがに何のための連続出場と自答しただろうが、
皮肉にも調子を取り戻した。
松井にとっての評価は連続出場ではなく、安打や本塁打を重ねて結果を残すことだ。
結果を残すために、必ずしも連続出場が必要な要件にはなっていないことに早く
気づくべきだろう。

さて、最後に継続といえばこのブログ。
マメに購読してくれている人はご存知だが、ほぼ毎週継続してアップしている。

次週は100キロマラソン+観光旅行のため、更新ができないので
「連続試合出場」が途切れることになります。

が、翌々週のブログでは100キロマラソンのレポートをアップするので、
ご期待を!

都電に乗って

2005-06-14 00:24:51 | Weblog
昨日生まれて初めて都電に乗った!

思わず持っていたデジカメでパチリ。早稲田駅を発車した写真をアップ
しました。

再来週に迫ったサロマ湖マラソンの詳細を打ち合わせるため、
町屋に向かうためだ。
もちろん山手線を使えば早くいけることはわかっていたが、ちょうど江戸川橋
に用があり、今回の「都電に乗って」企画に火がついた。
走っているのは何度も見たことがあったが、乗ったことは一度もなかった。
興味はありながら、きっかけがなかったのだ。

せっかく乗るのだからと思って、始発駅の早稲田駅まで10分ほど歩いた。
ちょうど駅についたときに前の電車が出発したところだったが、数分待つと
次の電車が到着した。時刻表を見ると本数はかなり多いようだ。

160円払って車内に乗り込む。パスネットも使える。
車内は予想通り広くはないが、なんともいえない雰囲気を醸し出している。
ほどほどに混んだ車内の奥に座った。
そして数分後「チンチン!」というベルとともに発車。
ゴトゴトと走り出す。

住宅の横を走ったり、ときに信号待ちで止まることもしばしばだ。
なかなか味があって楽しい。
スピードもゆっくりで、車窓もじっくり楽しめる。
もっとも今回は乗客が多く乗ってきて窓がみえなくなってしまったが。

早稲田から東池袋、大塚、とげ抜き地蔵、王子へと進んでいく。
日曜の夕方近くではあったが、客層はお年寄りや子供が多いようだ。
また私のように長区間乗る人は少なく、みんな3駅~5駅くらいで降りて
いくので、「客の回転」も早いようだ。

特に王子から町屋の間の利用客が多く感じた。
今回に限っては、途中に荒川遊園という小さな遊園地のせいかもしれない。

予想以上に時間がかかり、(なんと40分以上)待ち合わせの時間に遅れそう
になってしまったが、無事小旅行が終了。
急いでいるときに乗るべきものではないと実感した。
でも、また機会があれば乗りたいと思う。今度は終点の三ノ輪橋まで行こうかな。

都電も将来的になくなるのではないかと思っていたが、これだけ市民の足に
なっているのであれば、しばらくは安泰ではないだろうか。

沿線に東京の観光スポットが少ないことが残念だ。
観光客にとっては試しやすいとは言えない区間だ。

駄菓子屋はなぜ潰れないのか

2005-06-06 01:30:41 | Weblog
世の中にはいろいろな職業があるものだが、
たまに、余計な世話ながら「こんな仕事やっていて本当にもうかるの?」
と思うことがある。

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」(山田真哉著)という新書はまさに
このような、一見するとわからない「儲ける仕組み」を身近な例を
使って解説するものだ。

私もタイトルにひかれて、本屋で立ち読みしてこの本のタイトルに対する
答えを知った。
まだ読んでいない方は是非本屋で立ち読みすることをお勧めする。該当の
箇所はほんの5ページくらいなので、この答えを知りたいだけなら買う
必要はない。

さて、今回のブログではさおだけ屋ならぬ、「駄菓子屋」に変えて儲けの
仕組みを考えてゆきたい。

今でも町のあちらこちらに、今にも文字通り潰れそうな駄菓子屋が存在する。
売っているものは10円20円の安い商品ばかりである。
これらをいくらたくさん売ったところで、大きな収入を期待できない、
よく経営していけるな、、と普通は思ってしまう。

実は私の母方の実家、いわゆる「おばあちゃん家」、が過去に駄菓子屋を
やっていた。私が小学生の高学年になるころはやめてしまったので、詳しい
ことは覚えていないが思い返すと、そういうことか、と思うことがある。

まず、当然かもしれないが、我々が訪れると必ずジュースを出してくれる。
当時はまだビンジュースだが、かなりの数をストックしていたようだ。
駄菓子屋における儲けの源泉のひとつは、飲料水であることは間違いないだろう。
話がややそれるが、マクドナルドでもチーズバーガーとコーラは同じ100円だが、
コーラのほうが利幅が大きいはずだ。

駄菓子屋でラムネなどでのどを潤した想い出がある人は多いと思う。
駄菓子ではなく駄菓子と一緒に飲む飲み物で儲けていると考えられる。

またジュースを冷やす冷蔵器。コカコーラなどのロゴがついているが、
これはメーカー(問屋)から貸与されるものだ。

駄菓子屋に限らず町の小売店はメーカーから厚い待遇を受けていること
が多い。メーカーからすると、小売店に定価で売ってもらえれば、自分たちの
利益も確保できるというわけだ。

「ナショナルショップ」なども構造が似ている。
中小小売の割合が高いメーカーは小売店をリベートなどで厚遇し、販売の支援
も行うのだ。

ただし単価が低い駄菓子のために、メーカーや問屋が小売店をどの程度支援
していたかは不明だ。

と、このように「儲ける仕組み」を考えると面白い。
できれば数字を使って説明できれば、もっと説得力が増すものと思うので、次回
似たテーマで書くときはデータを用いることに挑戦します。


「炊き出し」って知っていますか?

2005-05-23 01:38:41 | Weblog
少し前になるが、ある週末東池袋近辺を歩いていたときのことである。
周囲にやたらと身なりが汚い人たちが多いことに気づいて、歩いていた
道路に面している公園へ目を向けた。なんと、数十人ともつかない
ホームレスの方たちが列をなしていたのだった。

よく見ると「炊き出しは4時から」との看板が立てかけてあった。
つまり、路上生活者の方たちに食べ物が配給されるので、それを待って
いたのだった。

このような光景を見てしまうと多少頭に残ってしまう。
特に同情するわけではないが、豊かな日本の負の面が垣間見られた
ように思うからだ。

炊き出しの様子を公園に面したおしゃれなカフェでお茶を飲むカップル
が物珍しげに眺めていたのが印象的である。

気のせいか年々都心にいるホームレスの数が多くなってきている気がする。
彼らの「住まい」は高速道路の下や大きな駅の近辺が多い。
近年は大都市だけでなく郊外にも進出しているようだ。

東京が年々「温暖化」していることもこの傾向に拍車をかけているのだろう。

冬場はなんと寒さをしのぐために、悪臭を放ちながら山手線で座っている
者も見たことがある。

誰もが見て見ぬふりをして、できれば視界に入らないようにしている存在
だが、なんとかできないものだろうか?

ホームレスの数の多さは外国人観光客の目にも留まるだろう。
日本がこの先観光立国を目指すのであれば、「くさいものにふた」の
発想ではなく、反発が出ない方法で解決する必要がある。

うまい発想がないか少し考えてみたが、見つからない。
この先何か思いついたら、別の機会にでも書いてみます。もちろん、
ビジネスマン的発想で。

なお、炊き出しという言葉は大人数分の食事を作って配給することを
呼ぶもので、ホームレスに対してを意味するものではありません。

納豆の食し方

2005-05-16 00:17:02 | Weblog
私のような一人暮らしの人間は、体を壊さないように普段から予防することや、
悪くなりそうになったらいち早くそれ以上悪くならないように食い止める
ことが特に重要だ。

健康法というほどでもないが、私が少々こだわっている納豆の食し方について
紹介したい。
一人暮らしの人間にとって、「いかに手間やコストをかけず、効率的に栄養を
摂取するか」というのは重要なテーマだと思っている。納豆はこれに最適だ。

納豆は最低週に一パック3ヶ、ときには二パック6ヶ食べることもある。
銘柄にこだわりはあまりない。スーパーでそのときに安売りしているものを購入する。

まず、ほとんどの人は白いごはんにかけて食べるかと思うが、私はごはんにかけて
食べることはあまりしない。
単独で酒の肴として食べるのだ。夜は遅いことが多いので、ごはんを食べると
肥満の原因になるし、食欲もそれほどないことから納豆とビールで十分なのだ。
また朝食として納豆一パックと牛乳を食べることもある。

さて、肝心の食べ方だが、単純に一緒に付いているからしとたれをかき混ぜて
食べるだけでは能がない。

私が最低入れるのは、かつお節、長ネギ、しらす、キムチ、白ゴマ、からし、だ。
キムチを切らしたときは梅干をいれることもある。また、長ネギの代わりにおくら
を入れてもいいだろう。

付属のたれは絶対入れない。たれをとっておいて、後でそばやうどんのだしとして
使うのである。醤油も入れない。キムチや梅干のおかげで味は十分ついている。
かき混ぜ方はこだわらない。程よく泡が出てくるくらいにしておく。

これだけ入れて食べれば必要な栄養をほとんど摂ることができる。
しかもキムチや梅干をいれることで血液をさらさらにする効果もある。

どうでしょう、納豆を食べたくなってきませんか?

ただし、納豆は万人に受ける食品とはいえない。
私が思うには素材、つまり大豆のうまみが少ないところが大きい気がする。
私がいろいろ薬味を入れて食べるのは、無意識に素材自体の味を隠そうと
しているのかもしれない。

納豆は数年前に「におわない」ことや「骨が強くなる」などをコンセプトとした
ものが出てきたり、まだまだ新商品の余地があると思うが、もっと素材のうまみ
にこだわった商品に期待したい。