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自転車のルールは変われるか

2014-10-05 21:10:52 | Weblog
自転車通として知られる自民党の谷垣氏が「自転車特区」構想を披露したという。自転車専用レーンの整備や交通法規のあり方を実験するということらしい。
自転車の交通ルールはかなり厳密に規定されているはずだが、守っている人は少ない。そもそも自転車は歩行者ではなく車両として位置づけられることを意識する人が少ないのが現状だと思う。
先のブログで中国に長期出張したことを書いたが、ひどい交通事情と思われる上海であっても街中で2輪車用のレーンと自動車のレーンが完全に分かれている。歩道を自転車やバイクを走る人は不思議なことにまずいないのだ。少なくとも歩道を歩いている限りは安全が保たれる。
日本ではどうだろうか。狭い歩道を歩いていると前後から不意に自転車がすごいスピードで走ってくる。危なくておちおち歩いてもいられないし、実際死亡事故も起きている。
日本で自転車ルールを徹底する一歩は、まず歩道から自転車を排除することからスタートすべきだと思う。あわせて車道に自動車用のレーンを設置することだ。
大阪では御堂筋の側道を自転車用に改造するというが、2輪車用に独立していないと駐車車両があって安全に走行できないから結局歩道に上がってしまうという悪循環に陥るのだ。
思えば大阪では無灯火、並走が多い。大阪の自転車マナーもひどいと思ったが意外に整備が進んでいるところもある。都市部での駐輪場である。前輪を固定するタイプの駐輪場が梅田や難波でもたくさんあり、東京の都心に見られるような放置自転車は少ないように見えるのだ。
大それたことでもないが、東京、大阪、上海と滞在してみてそんなことを思った。

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