ビジネスマンじゅんごろうのONとOFF

ビジネスマンならではの視点で趣味やビジネス、社会について論じます。

今年も行ってきました河口湖マラソン

2007-11-26 12:49:35 | マラソン大会
今年で5回目になる河口湖マラソン。
いつもと違うのは大会料金が値上げ(\5,500)となり、
その代わりウォームジャケットと呼ばれるジャケットが
完走賞に追加されたことである。

マラソン大会に出場するのに金を払うというと、
周りの人から驚かれることがある。
給水や道路規制のための運営コストと考えると金を払うのは
当然であるが、5,500円は高すぎと思う。

そもそも参加賞や完走Tシャツは毎年出場する者にとっては
うれしいものではない。
参加賞・完走賞に求められる性質をあげてみよう。
・前年と違うデザイン、グッズであること
・練習やレースで使っても恥ずかしくないこと
・できればレース名やロゴは小さいこと
・ステータスを感じられるもの

こう考えると結婚式の引き出物と共通するものがある。
これだけ全国でレースが普及しているのだから、大会ごとに
商品を設けるのはなく、「ポイント」を付与して
ポイントをためれば商品をゲットできるようにすべきではない
だろうか。ちょうど結婚式の引き出物をカタログから選ぶように。

河口湖マラソンの完走Tシャツは今年で5枚目だが、
いずれも一回も袖を通していない。
大会関係者は参加賞にももっと気を配ってもよいはずである。

ちなみにタイムは今回も自己ベスト更新。
3時間20分過ぎでゴールしました。

末期ガンのJazzボーカリスト

2007-11-11 16:52:15 | 新聞記事ネタ
昨日何気なくネットを見ているとショッキングなニュースを発見。

「ジャズボーカリスト 石野見幸死去」

11/8に永眠されたとのこと。
彼女のことを知ったのは8月末に朝のNHKニュースで特集を見たためだ。
その後彼女のCDを購入した。

特にジャズに興味があるわけではないが、命を懸けて力強く歌を歌って
いることに印象が残っている。
年齢は確か30代の半ばだと思う。

病気とはいえ、プロの第一線で活躍する人が30そこそこで亡くなってしまう
とはなんとも暗い気持ちになる。
彼女は闘病生活を続けながらもブログでファンへメッセージを発信し、
再びステージに上がることを夢見ていたようである。

石野見幸さんのブログ

ガンと戦う人は人伝いで情報が入ってくるが、
抗がん剤の副作用で髪の毛が抜けてしまうらしい。

彼女もテレビで見る限りかなり薬によると思われる副作用で
弱っていた印象だったが、7月のステージでは別人のように
美しい様子だった。
正にプロの仕事という感じである。

命を懸けて仕事をするなど流行らないと思うかもしれないが、
改めてプロ意識を考えさせられる。

赤福の凋落

2007-11-04 18:47:14 | 新聞記事ネタ
このブログで紹介したこともある赤福が消費期限偽装により
いまだ販売再開のめどがたっていない。

赤福は地方の優良企業の代表の一つなので、このニュースは残念で
ある。
さて、この事件の本質とは何だろうか?

報道によると赤福の偽装行為とは、冷凍した赤福を解凍した日を製造日と
して出荷していたこと、原材料を「砂糖、小豆、もち米」と表示すべき
ところを、「小豆、もち米、砂糖」と表示していたこと、である。

いずれも法律違反であるが、この偽装により消費者に食中毒などの
被害を受けた人がいるわけではない。

今回の事態は経営陣が把握していたことに注目すると、
彼らは自分たちの商品に実は自信がなかったのではないか。

伊勢から離れた関西圏に生のまま管理するのは相当なコストがかかる
はずだ。正直に冷凍したものだといえばよいところだが、それでは
消費者がマイナスイメージを持つことになる。
また原料の一番目が砂糖だとすると、健康意識をもった消費者から
敬遠されるかもしれない。
不正に走った背景を想像するとこんなことがあるのではないだろうか。

歴史のある企業でしかも単品営業。
今回の事件をまつまでもなく、リスクの高いビジネスである。
優良企業であるはずの赤福でさえも保身に走っていたように思えて
ならない。

結果的に消費者を後回しにしたつけは重い。
復活は早くても年明けになるだろう。