ビジネスマンじゅんごろうのONとOFF

ビジネスマンならではの視点で趣味やビジネス、社会について論じます。

受付するも参加せず

2011-10-30 20:54:10 | マラソン大会
大阪マラソンには抽選から漏れたため、同日に開催のあった福井アースライドにエントリーした。
行く前から天気が心配で参加するかどうか迷っていたが、前日時点で雨の降り始めは日曜の夕方からと見込まれていたので、予定通り福井へ向かった。
実は福井県に足を踏み入れるのは初めてである。今まで生きてきて行ったことのない県はまだ10以上ある。大阪にいるうちに西日本は旅行したいと思っている。
さて、大阪から特急サンダーバードに乗る。自転車は大阪までは自走。輪行も随分慣れたつもりだったが、手間取りあやうく乗り遅れそうになるが滑り込みセーフ。約2時間で芦原温泉駅に。快晴である。本当に翌日は天気が崩れるのかと思わせる。受付を済ませ、前夜祭まで時間があったので、10キロほどの東尋坊へ向かう。翌日のコースの一部になっているが、レース中にゆっくり観光できないことが予想されていたからだ。ちょうど夕暮れ時。思いがけず夕陽をおがむことができた。その後宿へチェックインして前夜祭会場へ向かう。あまり前夜祭に参加することはないのだが、今回は食事が出るということなので、参加することにした。8時ごろに宿につき、温泉につかって早めに床につく。ここまでは順調だ。

翌日宿を出ようと真っ暗の外には無情の雨が降っている。5分ほど考えて、今回はレースに出ることをやめることを決意した。雨の降りが弱くなかったので止みそうでないと予想されたこと、雨でのレースで落車したことがあったこと、そんなことを考えて部屋に戻り、二度寝をすることにした。
明るくなってからチェックアウトし駅へ向かう。雨は弱まってはいたので、途中からコースに復帰するか・・などと考えながらもやはり帰ることにしようと決心を固めた。やめることも勇気ある決断であるのだ。帰りの特急の中何となく落ち着かない。やはり目的を達成できなかったことに心残りがあったのだろうと思う。それにしても東尋坊を前日観光しておいてよかった。こんなことなら雨の装備も準備しておけばよかったかな。

大阪では大阪マラソンが開催されていたが、ちょうど雨が降り始め見物も取りやめた。福井はコースマップはもらってきたので、個人でコースを回ってみたいと思う。

イチローの200本安打

2011-10-23 23:06:59 | 新聞記事ネタ
メジャーリーグはすっかりレギュラーシーズンを終了し、ワールドシリーズを残すだけとなった。日本人にとって今年の関心はなんと言ってもイチローの11年連続200本安打だった。周知の通り184安打に終わり、11年連続安打は達成できなった。
達成できなかった理由を評論家たちは書き連ねているが、私はシーズン後半の「あと残りxx試合でxx本」という現実感の薄い期待を持たせるような報道が耳障りだった。あと3試合で18本といわれたら、確かに18連打する可能性はゼロでないかもしれないが、限りなく不可能な数字はイチローに気の毒に思ってしまうからだ。といいながらも、「もしかしたらイチローなら」と思わせてしまうのがイチローである。このイチローに関する毎日の報道を見ながら自分のビジネスに重ね合わせて思ったことがあった。

イチローは200本安打に相当のこだわりを持っているはずだ。年初の「プロフェッショナル-仕事の流儀」でもそれを垣間見ることができたが、今年は特に近年にない相当のプレッシャーを感じていたに違いない。しかし200本安打の目標を達成が難しいという理由で190本に目標を切り替えたらどうだろうか?今シーズンのイチローの安打数は184本だ。200本を狙わずに190本を狙っていたら達成できた可能性はないだろうか?答えはNOである。仮に190本を狙っていたらもっと安打数は少なかったはずだ。大きな目標を掲げることで、それを達成できなかったとしても近い数字を残せたと考えるのが自然である。

ビジネスでも似たようなことがある。年初には到底達成できないような目標が設定されることがある。最初からダメだとあきらめるのではなく、達成するためにはどのようなプランが必要か考える。年の後半になるにつれて、目標達成が難しくなる。達成はほぼ無理だとわかっていても少しでも目標に近づけるために力を尽くす。結果として、達成ができなかったとしても恥ずかしくない数字を残せることがあるのだ。

こんなことを思うのはすでに10月も後半に入り今年の結果が見え始めてきているからだ。当初の目標を見据えながらも着地点をどこにするか、12月決算の会社に勤めるビジネスマンはあと1ヶ月半は正念場となることだろう。

アワイチ!

2011-10-10 19:27:14 | マラソン大会
「アワイチ」とは淡路島をサイクリングで一周することを言うらしい。類義語に「ビワイチ」という言葉もあり、言わずもがなだが琵琶湖を一周することだ。
さて大阪に引越ししてから初めての西日本の小旅行として淡路島のサイクリングイベントを選んだ。大阪からは日帰りでいける距離。しかもまだ行ったこともない場所だったので、深く考えずに「淡路島ロングライド」にエントリーした。

淡路島への兵庫県側からのアクセスは明石海峡大橋を車で渡るか、明石駅から程近い場所から出航している「ジェノバライン」に乗るかどちらかだ。レンタカーを借りることも考えたが運転の不安もあったので、輪行でいくことにした。淡路島までは明石駅から13分ほど。明石海峡大橋をくぐって岩屋に到着する。いよいよ淡路島に自転車とともに地を着いた。淡路島は島であるが、一周150キロもあり、淡路市、南あわじ市、洲本市という3つの市からなっている。明石海峡公園の受付会場まではもちろん自走。あまり調べなかったが、島にはコンビニやドラッグストア、ファミレスなどもあり普通の地方町とあまり変わらないなという印象だ。受付では前日イベントでブースなどの出展もあったが、マラソン大会に比べるとやや地味な印象だ。と思ったらステージでショーが始まった。何気なく見ていたら、なんともリズミカルな音楽とともに女の子ユニットが踊り始めた。歌詞を注意深く聴くと「アワジシマの玉ねぎ~」と歌っている。やたらと頭に残る曲だ。思わず写真を一枚撮った。帰ってきてからしばべて見ると、SDN48というユニットが歌っている曲らしい。もちろんこの写真の女性たちは地元のボランティアだろうけれど。ぜひyoutubeで「淡路島の玉ねぎ」と検索してみてください。

さて、受付後は奇跡的に予約できた受付場所から3-4キロ離れた宿へと向かった。素泊まりで取っていたが付近には食堂がないとのことなので、宿で食事をお願いすることにした。それまでは近くの温泉でひとっ風呂浴びる。宿で一人で食事をするのは初めてだったが、それほど悪くない。刺身や煮物の味は絶品で久々に「うまい!」といえる食事だった。少しほろ酔いで早めに床につく。天気がよいことがわかっていたので、寒さについての備えは不要だったが一応ウインドブレーカーなどを準備しておいた。

さて翌日。暗いうちに宿をでてスタート地点へ向かう。スタートは朝6時前から少しずつスタートするウェーブ方式だ。いつのまにか朝日が海から顔をのぞかせている。いよいよ自分の順番になり自転車に乗り込む。幸い自転車は毎週末乗っていて調子は悪くない。スタートして車道を列になって走ることになる。規制はほとんどされていないので、全般的に交通ルールを守って公道を走ることになる。150キロのうちエイドステーションは4箇所。最初のエイドまでは30キロ弱だ。一日に150キロ走るのはさすがに初めてだったが、今まで参加した山岳コースと異なりフラットな道が中心だ。途中のエイドではおにぎりやパンが振舞われた。コースは海沿いを走るコースは気分がよい。南淡路まで来ると遠くに別の陸地が見えてくる。あれは四国かと思いながらペダルに力を入れる。自転車のイベントではあるが記録を競うわけではない。自分もせっかく淡路まで来たのだから景色を楽しまなければと思いながら、安全を確保しながらも景色も楽しんだ。

最後のエイドで残り30キロと言われる。エイドでは審判というジャージを着たサイクリストさんがみんなに声をかけている。特に先のコースがどんな様子かアドバイスするものだ。このコースの最大の難所は最初のエイドを通過した後の山岳コースといえるだろうか。ただ去年参加した八ヶ岳に比べればそれほどでもないのだが。後半は明石の町が近づいてくることに気持ちが盛り上がる。

無事午後2時前にはゴールした。後は前日に行った温泉に行ってから行きと同じジェノバラインに乗って小旅行終了。輪行は最後まで気が抜けないのだが、無事帰路に着くことができた。

大阪近辺は東京に比べるとサイクリングスポットがたくさんある印象だ。レンタカーも組み合わせてまた新たなコースを開拓したい。