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ビジネスマンじゅんごろうのONとOFF

ビジネスマンならではの視点で趣味やビジネス、社会について論じます。

地方の雄 赤福

2006-04-30 10:59:28 | Weblog
伊勢神宮には「外宮」と「内宮」がある。

外宮は伊勢市駅から歩いて数分のところにあるが、駅周辺はえらく
寂れている。外宮には観光客の姿も見られるが、駅からの「メイン
ストリート」はとても気軽に入れる雰囲気はない。

もっと活気があるところかと、やや期待が外れたかな、と思ったのも
つかの間。外宮からバスで20分ほど離れた内宮は観光客であふれ、活
気に満ちあふれていた。

江戸の城下町を似せたおはらい街には雰囲気のよい店が並び、食べ物
の匂いで歩く足を止めたくなる。そんな中にあの赤福本店が重厚な店
を構えている。
今回はこの赤福について少し書いてみたい。

前回のブログに書いた「面白い考察」とは東大教授の伊藤元重氏の著書
流通戦略の新発想に書かれている。

赤福というお菓子はあまりにも有名だが、いざ購入しようと思っても
関東では物産展でもなければ購入できない。神戸あたりから名古屋までに
販売の商圏を絞っているのだ。これが赤福人気の大きな秘密の一つだと
伊藤氏は書いている。

しかも単に伝統を守るだけではなく、「おかげ横丁」をプロデュースする
など日本の伝統的なライフスタイルを提案することで、価値を増幅している
ことに成功している。新書に書かれている要旨はこんなところだ。

確かに実際行ってみると、町並みも「作り物」ではなく、江戸時代の趣が
漂って、伊勢という土地柄と見事にマッチしているのだ。
一つ道を挟むと五十鈴川が流れていて水辺の雰囲気も味わえる。
外宮で感じた「寂れた感」はこちらには少しもなかった。

また、ブランド作りに貢献しているもう一つの要素に広告があると思った。
伊勢から鳥羽、志摩まで、実に道路という道路には「赤福」の看板をどこでも
見ることができる。
尋常でない数の広告を出す裏には、地方ならではの広告費の安さがあるのかも
しれない。さらに、関東で手に入れることができない赤福はこちらではどこでも
手に入る。みやげ物屋以外でも、食べ物屋などでも思い立ったらすぐに買える店
を見つけることができる。

多くの小売店で扱ってもらうことは赤福にとっては無視できないコストがかかっ
ていると想像できるが、これも「伊勢=赤福」のイメージ定着戦略の一つになっ
ているのだろう。

残念ながら今回私は赤福を食べることなく、帰ってきた。
日持ちしないので、8個入りを買っても食べきることができないからだ。
一つ一つ袋になっていないので、オフィスのお土産としても適していない。

このあたりのニーズも赤福はきっと理解しているだろう。
これからの赤福も目が離せない。

(後で知ったが3個入りの赤福もあるらしい)

禁煙成功しました

2006-04-20 01:32:08 | Weblog
昨年暮れから始めた禁煙がどうやら成功したようだ。

ホノルルマラソンを契機にタバコを止め、以来約半年間一本も
吸っていない。
健康を気にしてということももちろんだが、歯科へ通いだした
ことなどの「外部要素」が追い風となった。

以前のブログでタバコ部屋はコミュニケーションや資料レビュー
の場としての役割があることを書いた。
が、今となってはそれは喫煙者がタバコを吸う言い訳に過ぎない、
と考えるように変わってきた。

というのも、タバコを止めてまず気づく効果といえば、喫煙者が
タバコを吸うために席を外すことである。しかも悪いことに
一人では行かず、連れタバコをする輩が非常に多いことだ。

席を立つ頻度が高い人は目に付くし、顧客へのサービス時間を明らか
に少なくしているので、満足度を下げる要因となっていることは
間違いないと思う。

喫煙者はタバコに席を立つ姿は多く人に目撃されていることに早く
気づくべきだろう。そして万一のためにタバコを吸いにいく合理的な
理由を考えておくことも必要かもしれない。(顧客の××さんとお話する
ため、など)

私はこの先タバコを吸い始めることはないだろう。
悪いことは一つもないのだから、止めるのは簡単である。

歩数計買ってみた

2006-04-15 09:49:10 | Weblog
一昔前は「万歩計」と呼ばれていたが、
今は歩数計というらしい。
もちろん、中年のおじさんがベルトにつけているアレです。

なんだかオヤジくさいと思って買うのをためらっていたが、
先週末にヨドバシカメラで購入してしまった。

もちろん健康を意識してのこと。
週末はサイクリングやランニングなどで体を動かすものの、
平日は朝から夜中までオフィスに入りびたりである。
せめて、ウォーキングでもして平日も体をケアしようと
考えた。

持ち歩くようになって数日、効果はてき面である。
一日の目安の歩数である1万歩を意識して歩くようになった。
しかも購入した歩数計の機能に「しっかり歩数」や消費カロリー数
なども表示されるので、意識があがる。
(しっかり歩数とは10分くらい連続して歩かないとカウントしない
というもの)

そもそも一日にどれくらい歩いているのか知りたかったこともある。
今の職場は駅から10分弱歩くので、自宅から駅との往復もあわせれば
1万歩なんてゆうに超えていると思っていた。
が、実際は1万歩というのは距離にすると5キロ以上。
普通に歩くだけでは達成するのは難しい。
意識して遠回りして歩くなどしないといけない。次週は一駅先で降りて
自宅に帰ろうかと思っている。

重要なのは歩数ではなく、意識して運動するということである。
当然たくさんの歩数を稼いでも、その分飲み食いしてカロリーを
摂ってしまったら意味がない。
夜コンビニ寄ることもためらうことになる。

ダイエットする第一歩は毎日体重を量って記録することだと聞いたことが
あるが、意識付けをするには実態を把握することが、最重要ということか。

なんだかこの考え方いろんなことに応用できそうですね。

ちなみに私が購入した歩数計はこれです。値段が張るだけに優れもの。

衰えを知らない世界遺産人気

2006-04-09 21:28:24 | Weblog
NHKの「探検ロマン世界遺産」という番組がこの4月から
土曜の夜8時放送となった。

平日の夜に放送しているのは知っていたが、平日の夜8時とか9時
に家にいるはずもなく、当然見たことはなかったが、週末の昨日初めて
見てしまった。

サハラ砂漠の「タッシリ・ナジェ-ル」という岩に描かれた絵に
ついてだったが、NHKのアナウンサーが実際に行ってレポートして
いるところは面白かった。

調べていないので、確かなことではないが、相当高い視聴率であろうと
想像できる。
書店や旅行会社に行っても「世界遺産」の文字はすぐに見つけることが
できることから、今日本では世界遺産ブームが到来している。

私も数年前から世界遺産を意識し始めた。
どうせ旅行に行くなら意義のある箇所を訪れたいと思うのは自然な流れ
だ。といっても実際行った箇所はそんなに多くはない。行った中で日本人に
なじみの薄いところだと、フランスのシュトラスプール大聖堂、ベトナム
ハロン湾という感じだ。

行かずにテレビで観るだけでも、行った気分を多少味わえるし、
自分が行ったところがテレビで取り上げられたとしたら絶対観るだろう。

そんなわけで毎週チャンネルをあわせてしまうことだろう。

個人的には文化遺産より自然遺産に興味がある。
去年の知床に続いて今年もどこか自然遺産を訪れようかな。。

いや、今年は無理だ。来年いけるように頑張ろう。

ポイントカードの魔力

2006-03-12 20:09:20 | Weblog
週末に買い物に行くと毎回店員から尋ねられることがある。
「ポイントカードはお持ちですか?」と。

薬局、スーパー、ホームセンター、そして本屋でも。
聞かれるたびに「持っていません」と答えるのがわずらわしい。
ポイントカードのシステムはどの店も似通っている。
100円で1ポイント、100ポイント単位で買物に使えるというものだ。

ポイントカードを採用する小売店が増えたのはいつごろからだろ
うか?歴史を調べたわけではないので、確かではないが、航空会社
のマイレージプログラムが端を発しているものと思われる。

言わずと知れていたマイレージプログラムだが、特定の航空会社の
飛行機で移動して獲得したマイルに応じて無料航空券などの特典を
得るものだ。
顧客の囲い込む強烈なツールとなり、大手の航空会社ほ例外なくこの
システムを採用している。
最近は航空会社同士の提携だけではなく、異業種との提携もさかんで
ある。

薬局やスーパーでポイントカードを採用するのも顧客の囲い込みの
ためだ。小売業者からすると、100円で1ポイントというのは1%の割引と
同じことだ。それぽっちの割引で、毎回買物してくれる優良な客を獲得
できるのなら安いものだ。
一方消費者からすると、小売店によって売っているものに違いが少ない
し、値段も大きく違うわけではないとしたら、特典のある店を選ぶのは
自然な選択だ。

かなりの度合いで普及しているポイントカードだが、将来どのように
なっていくのだろうか?食傷気味の消費者は私だけではないだろう。

恐らくは航空会社のマイレージプログラムに見られるように、業種を
超えたポイントカードができてくるのではないかと思う。

例えばツタヤが運営する「Tポイントカード」はツタヤ以外に、ピザハット
や紳士服の青山、そしてなんとローソンでもポイントをためられる。

それぞれ店ごとのポイントカードであれば利便性が薄いが、一枚のカード
でいろいろなチェーン店でためられるのなら、カードを持とうという気に
もなる。今後はTポイントカードのような動きがますます広がるだろう。

しかし、私はポイントカードの集約化は歓迎しない。
仮にそのような動きが活発化したら、消費者はポイントをためられる店に
しかいかなくなるだろう。そうなると、当然大規模チェーン店が有利に
なり、細々と営んでいる飲食店などの経営に大きな影響が及ぶと思うのだ。
アメリカの航空会社もマイレージプログラムが一因となって航空会社が
寡占化したといわれている。

そもそも小売業の本質から外れたポイントカードは歓迎すべきではない。
純粋なサービスで顧客を獲得することを目指すべきと思う。

オフィス街の歯医者さん

2006-02-25 12:47:34 | Weblog
先週何年かぶりに歯科医に行った。
かなり前に治療したときに歯に詰めてもらった物が取れて
しまったからだ。これを機会に他の箇所の虫歯も治療して
もらおうとも思っていた。

「朝晩歯磨きをしているし、そんなに虫歯も多くないだろう」と
高をくくっていたが、とんでもなかった。

現在の職場近くのオフィス街にある開業歯科医はレントゲン写真
を見せながら、虫歯の箇所を説明する。

「ここも虫歯になっていますねー、ここは治療するの大変なんで
すよねー」とショックを与えるコメントをする口調はなぜか明るい。

「全部治療するには半年くらい通ってもらわないとね」と、言われた
瞬間歯科医の顔が緩む理由がわかった。

私がいいお得意さんになったのだ。一回に支払う治療費が平均1,500円と
すると、3割負担なので、医院には5,000円入る。5,000円×4回×6ヶ月で
なんと12万も売上が確保されるのだ。

少し調べたところ、全国に歯科医院は65,000軒もあるそうだ。歯科医間
の競争は厳しいことが想定される。私のように長期間通う必要がある患者
を獲得できれば経営は安定する。

ではどのように顧客を獲得するのだろうか?

地道に患者によいサービスを提供して、患者から別の人によい評判を流し
てもらうことだろう。

私が行った歯科医は良心的に虫歯を治療する前に歯ぐきの検査と歯石を
取っておくことを提案してきたので、じっくりと治療してもらうことにした。

歯科医を選ぶのも簡単ではない。
多くが口コミか便のよい場所にあるかという理由で選ぶことになる。
私がその医院によい印象をもって、別の人に「よい評判」を流したとすれば
よいお得意さんを獲得するということになるのだ。

私がその医院に行ったのは、昼休みにいけるくらい近いところという理由
だったが、「あたり」だったようだ。昨日は歯磨きの仕方の指導まで受けた。

せっかく毎週通うので、今回はいろいろとチェックしてみようと思う。
(もちろん受付の女性も含めてだが)

ブログ書き納め

2005-12-31 09:33:32 | Weblog
2005年ももう少しで終わろうとしている。

個人的に「今年は脳を使う年」と考えて、できるだけ脳を刺激
することを意識してきたので、今年最後のブログでは脳を使うために
実践していることを紹介したい。

そんなに大それたことではないが、新聞や本を読むときは、
単純に文章を追うだけではなく、図解したらどうなるかを考えな
がら読むことがある。理解したと思っても実際に図で表そうとすると、
甘さがあり何回か読み直さなければならないことがよくあるのだ。

例えば、最近話題のマンション耐震強度偽装問題。
マンション建設の流れを図解すると問題がどこにあるのかわかり
やすくなる。

建築主 ---- ヒューザーなど
 ↓
設計事務所 ---- 木村建設など
 ↓ ↓↑(構造計算書)
 ↓ 姉歯建築事務所
 ↓
指定確認検査機関 -- イーホームズ、日本ERIなど
 ↓
工事請負 ---- 木村建設、ヒューザーなど
 ↓
指定確認機関
 ↓
完成へ

このように見ると、姉歯建築士が偽装に手を染めたことを
別にすると、検査機関による検査が機能しなかったことも大きな
問題であることがわかるのだ。

この完成までのフローに実際にマンションを購入する顧客の目が
入る余地が少ないのもマンション建設業界独特なのではないかと
思いをめぐらされる。

この問題について議論することが趣旨ではないので、今回はこれ
くらいにしておくが、図に表そうとすることで脳はかなり活性化
されるものと思う、

できれば自分で作った図を誰かに見てもらって意見をもらえると、
効果が高くなり、脳の使用度はさらに高まる。

来年はこのブログでも文章だけではなく、もっと表などを組み入れて
いこうかと思っています。

深夜特急

2005-12-25 12:56:57 | Weblog
クリスマスイブに毎年恒例となっていることといえば、明石屋サンタ
と並んで毎年J-WAVEで放送される沢木耕太郎の「深夜特急」という番組
を聴くことだ。

沢木氏を知ったのは社会人になってから。
香港からロンドンまで乗り合いバスに乗って旅をしたことを綴った
「深夜特急」の著者であることはあまりにも有名だ。

最近はTVなどのメディアに登場することもあるようだが、数年前に
この番組を知るまで声を聴いたり姿を見たりすることはなかった。

地図も持たずに香港へ旅発って、アジアの安宿を転々とするバイタ
リティから想像すると、少し意外だが、実に落ち着いた口調で話しを
される。
ラジオの話の内容は、毎年その年の旅についてなど惹きつけられるも
のだ。今年は中国に長期間旅をしたことを話してくれた。

そしてこの番組特徴の一つはリスナーからの投稿だ。やはり旅に関係
するものが多いのだが、投稿を読み上げた後そのリスナーと直接話を
するのだ。

昨日の放送では中東のドバイに赴任した夫と共に移り住んだという婦人と
電話で会話をしていた。
普通なら「ドバイでどのような仕事をしているの」、とか
「日本と比べて暮らしにくいところはないの」、とかを聞くところだが、
沢木氏の質問は人と違っていた。

「今窓から外は見える?月は見えない?
東京の六本木からは3日月に近い月が見えるんだけど」

同じ月を見ることで、同じ地球で同じ時間を過ごしていることを
実感しようとしているのだ。

この番組を毎年聴くと、沢木氏の魅力に惹きつけられた人たちが本当に
多いことがわかる。しかも年齢層が広く、歳を召した人から大学生や高
校生まで。

明石屋サンタの不幸話もよいが、もう少し落ち着いてイブを過ごしたい人
にはお薦めである。(時間帯がかぶっているので両方は無理)

来年のイブなんて相当先の話だと思っているとすぐにきてしまう。

宅配ボックスの使い方

2005-12-04 13:20:07 | Weblog
今何かと話題のマンションだが、最近のマンションには
必ずといっていいほど宅配ボックスが付いている。

不在時に荷物を受け取れなかったときに、宅配業者がボックス
に荷物を入れた上で4桁の暗証番号を決めてロックする。
4桁の番号とボックス番号を送り状に書いた上で、ポストに入れ
てもらい、受け取る側はその4桁の番号をもとにボックスを開けて
荷物を受け取るというシステムだ。

この宅配ボックスを荷物を受け取る以外の目的で、使うビジネス
があることを最近知った。
例えば、クロネコヤマトの宅配ロッカー発送サービスだ。
荷物をボックスに入れた上でネットで住所やボックス番号、暗証番号、
クレジット番号を入力すれば店まで荷物を運ぶことなく簡単に送ることが
できるのだ。
「受け取る」のではなく「送る」ためにボックスを使用するのだ。

ほかにもクロネコではないが、クリーニングを出すために使用するなど、
単身者にとってはうれしいサービスが結構あるようだ。

4桁の暗証番号を業者と顧客のみで共有することを前提になりたっている
サービスだ。

これらのビジネスを知って宅配ボックスの裏技的な使い方を思いついた。

何らかの理由で駅のコインロッカーを使いたいときは、わざわざ300円
払うことなく駅の近くにあるマンションに入れば、コインロッカー代わり
に使えるのではないか。
または駅ではないところでコインロッカーを使いたいときなどは超便利だ。

もちろん不審者に間違えられたり、4桁の番号を見破られるというリスク
もあるので、お勧めはできないが、このように新しいアイデアを見つける
のは楽しいものである。

オリジン弁当の死角

2005-10-31 01:00:25 | Weblog
一人暮らしの味方といえば、コンビニとともに24時間開いている
弁当屋「オリジン弁当」である。

オリジン弁当のよいところをあげてみよう。

・おかずだけ買うこともできる。
・素材に対する安心感がある。
・値段が安い。

一人暮らしの人間だけでなく、家庭を持っている人にとっても
利用価値が高いこともあり、首都圏、特に都内では「どこにでもある」
という印象だ。

そのオリジン弁当の出店戦略は明瞭だ。前に見たテレビ番組によると、
コンビニが出店している場所の近くに出店するらしい。

通常出店するにあたって、年齢層や人口などのマーケティング調査が必須
であるが、オリジン弁当はコンビニの利用客と客層がかぶると仮定し、マ
ーケティングコストをコンビニに「転嫁」しているというのだ。

言われてみると、オリジン弁当の近くには必ずコンビニがあるし、実際
コンビニに寄った後にオリジン弁当へ行く人も多い。

この出店戦略は成功しているように見える。
コンビにでも弁当は買えるが、出来たてを食べたいと思うことも多いからだ。
そんなこともあって、私も週に2,3回行ってしまう。

しかし、そんなオリジン弁当で気になることがある。
ズバリ「接客」だ。アルバイト店員は女性や外国人学生であることも多いが、
彼らは客の立場になった接客をしていない。

具体的なエピソードには事欠かない。
惣菜を容器にとってレジまで行くと、奥で弁当を作っている店員は客が来てい
ることに気づいているにも関わらず知らん振り。数分待たされた。
また、弁当を注文したとき。頼んだ弁当のせいかもしれないが、自分の後に
注文した人のほうが、早く出来た。せめて、一言あってもよいのではないか。

簡単なことかもしれないが、この接客の悪さは個別の店員のせいとは言い切れ
ないだろう。急激に店舗が増えていることの歪みが出てきているように見える
のだ。
実際こんな思いをさせられた客は次に行こうとはなかなか思わない。

セブンイレブンなどのコンビにでも接客に力を入れている昨今、この「死角」
はオリジン弁当にとって、致命的にならなければよいが。。