夏休み中。「フレンチアルプスで起こったこと」を観た。
ストーリーは大体事前の評論で知っていたものの、テーマとなる父親の威厳というか家族内での信頼がどのように描かれているか興味があった。「問題」となるシーンは意外と始まってからまもなく訪れる。すでに何が起きるか知っていたので、自分は父親の動きに注目する。思わず笑みがこぼれてしまう、そんなシーンを重ねながらストーリーは展開する。家族がテーマとなっている映画だと思うのだが、自分は少し異なる視点に注目することになった。興味のある方は「問題」となるシーンやストーリーの詳細は是非検索してチェックしてもらいたい。
映画は1日目から5日目まで一日ごとにスキーリゾートに訪れたスゥエーデン家族のアルプスでの出来事を描いているわけだが、ヨーロッパでのバカンスの様子に興味を持った。彼らのように冬に長期間リゾートに出かけるのは一般的だと思われる。しかも高級と思われるホテルに家族で宿泊し、優雅な食事も楽しんでいる。5日間のバカンスで総額日本円で100万は下らないだろうと邪推してしまう。ちなみに「バカンス」とは4日以上自宅以外の場所で休暇を過ごすことを言うらしい。
映画を観終わった後、休暇のとり方が日本人と欧米人でどれほど違うのか、ふと調べてみた。若干古い観光白書によると、年間の旅行回数は日本人1.78回、フランス人は2.51回と思ったほど違いがない。しかし、一回の滞在日数は日本人2.93日に対してフランス人はなんと10.42日にもなるらしい。
一方で日本人はGWや年末年始など旅行代金が高い時期に旅行する人が多いものだから、一回あたりに旅行に費やすお金はフランスとそれほど違いがないらしい。また日本人は休暇のうちすべてを旅行に費やすのではなく、例えば7日間休みがあったとしてもせいぜい4日とか5日を旅行にあてて、何日か休養するのに対してフランスは7日間の休暇は7日間とも旅行に費やす傾向にあるということらしい。
当初この映画を観て日本人はオフには中途半端にケチらずにお金を使うべきだという主張をしようと思ったのだが、意外にも出費の額は中途半端ではなかった。
日本人の休みの取り方の特徴はやはりみんなと同じときに同じことをする、ことを半ば義務のように繰り返しているということに集約されているのかもしれない。
休みをうまく過ごすコツがあるとすれば、「引き出し」をたくさん持っていることだと思う。つまり天候やイベントなどにあわせて観光場所を選択できるようなレパートリーを持つことだ。そのためには常日頃からアンテナを立てておくことが必要だ。電車や駅の広告をみたり、同僚の旅行記にも耳を傾ける。やはり夏休みの過ごし方もビジネスでの成功に通ずるものがあるという想いを新たにするのだった。
ストーリーは大体事前の評論で知っていたものの、テーマとなる父親の威厳というか家族内での信頼がどのように描かれているか興味があった。「問題」となるシーンは意外と始まってからまもなく訪れる。すでに何が起きるか知っていたので、自分は父親の動きに注目する。思わず笑みがこぼれてしまう、そんなシーンを重ねながらストーリーは展開する。家族がテーマとなっている映画だと思うのだが、自分は少し異なる視点に注目することになった。興味のある方は「問題」となるシーンやストーリーの詳細は是非検索してチェックしてもらいたい。
映画は1日目から5日目まで一日ごとにスキーリゾートに訪れたスゥエーデン家族のアルプスでの出来事を描いているわけだが、ヨーロッパでのバカンスの様子に興味を持った。彼らのように冬に長期間リゾートに出かけるのは一般的だと思われる。しかも高級と思われるホテルに家族で宿泊し、優雅な食事も楽しんでいる。5日間のバカンスで総額日本円で100万は下らないだろうと邪推してしまう。ちなみに「バカンス」とは4日以上自宅以外の場所で休暇を過ごすことを言うらしい。
映画を観終わった後、休暇のとり方が日本人と欧米人でどれほど違うのか、ふと調べてみた。若干古い観光白書によると、年間の旅行回数は日本人1.78回、フランス人は2.51回と思ったほど違いがない。しかし、一回の滞在日数は日本人2.93日に対してフランス人はなんと10.42日にもなるらしい。
一方で日本人はGWや年末年始など旅行代金が高い時期に旅行する人が多いものだから、一回あたりに旅行に費やすお金はフランスとそれほど違いがないらしい。また日本人は休暇のうちすべてを旅行に費やすのではなく、例えば7日間休みがあったとしてもせいぜい4日とか5日を旅行にあてて、何日か休養するのに対してフランスは7日間の休暇は7日間とも旅行に費やす傾向にあるということらしい。
当初この映画を観て日本人はオフには中途半端にケチらずにお金を使うべきだという主張をしようと思ったのだが、意外にも出費の額は中途半端ではなかった。
日本人の休みの取り方の特徴はやはりみんなと同じときに同じことをする、ことを半ば義務のように繰り返しているということに集約されているのかもしれない。
休みをうまく過ごすコツがあるとすれば、「引き出し」をたくさん持っていることだと思う。つまり天候やイベントなどにあわせて観光場所を選択できるようなレパートリーを持つことだ。そのためには常日頃からアンテナを立てておくことが必要だ。電車や駅の広告をみたり、同僚の旅行記にも耳を傾ける。やはり夏休みの過ごし方もビジネスでの成功に通ずるものがあるという想いを新たにするのだった。