ビジネスマンじゅんごろうのONとOFF

ビジネスマンならではの視点で趣味やビジネス、社会について論じます。

個人情報保護法の波紋

2005-04-26 00:21:40 | コンピュータビジネス
今年の個人情報保護法とやらが今年の4月1日に施行された。

去年からの情報漏洩の事件ともあいまって、企業は敏感になっている。
私の会社では私のように客先に出ている人間のために、オンラインで
情報管理に関するトレーニングを受けさせている。

昨日このトレーニングを受けてみたが、ひとつ興味深い章があった。

「宛先間違い」メールについてである。
当然ながら情報漏洩の元となるので、宛先を慎重に確認すべきということだ。

ほとんどの人が宛先間違いのメールを送ったり受け取ったりした経験があるだろう。
数年前には間違いメールで恋が始まった、なんてドラマがあったが。

ここ数ヶ月社内で、間違いメールが絶えない。
私の苗字はそこそこありふれてふれているが、去年までは社内で私一人だった。
去年同じ苗字を持つ人が2人入社し、しかも宛先検索をすると私が一番上に来るので、
2人宛てのメールが来るようになった。

一人は営業で、もう一人は経理の人なので、内容的に微妙な内容が多い。
間違えたことを知らせると、たいていの人は謝罪のメールが届き、2度と間違いメール
を送ることはない。が、驚くことに間違えたことを教えてあげたても何も謝罪しない人も
多い。

それどころか、2度、3度、4度。信じられないかもしれないが、何度となく
宛先間違いのメールを送ってくる人が最低2人はいるのだ。

いくら同じ社内の人間とはいえ、情報管理もあったものではない。
情報漏洩とは、個々人の意識の問題が大きいと思い知らされる。

こういう人は普段から自分が言ったこともよく覚えていないだろう。
「忙しい」ことにかまけて、慎重さを欠いて、終いには顧客からも信頼を
なくしていく。
皆さん気をつけましょう!情報管理だけの問題ではないですよ。

中国人のデモと歴史認識

2005-04-17 23:10:40 | 新聞記事ネタ
中国では反日運動が週末ごとに勢いを増して、
外交的にも問題となりつつある。

尖閣諸島の問題もあって、現在多くの日本人にとって
中国人にはよい印象をもてる存在にはなれないのでは
だろうか。

今回のデモ活動の温床となっているのは、1980年代から
始まった反日教育といわれている。
南京大虐殺などの過去に行った日本人の行為を謝罪すべき
ということだ。

「過去に起こったことだし、今になって目くじら立てなくても・・」
「中国だって日本からODAで援助してもらったりして、日本の
経済力の恩恵を得ているんじゃないの・・」

過去の歴史認識に関して、多くの日本人が持っている感想はこう
だろう。私もそうだった。

そんな印象が少し変わったのが去年香港を旅行したときだった。

香港に滞在したのは丸2日間。そのうち1日を市街観光にあてた。
中心街に歴史博物館というものがある。毎週水曜は入場料が無料で、
ちょうどその日が水曜だったので、行くことにした。

香港の生い立ち、イギリスの支配、民族衣装の展示など普通の歴史博物館
と同様セクションごとに様々な展示物が置いてある。
その中に「日本の占領下」という独立したセクションがあるのだ。

"the darkest history for Hong Kong"というように表現されていたのが、
印象的だ。恐らく日本が香港を支配していたことを知る人は少ないだろう。
過去といってもわずか60年前の話である。

そのセクションに軽い衝撃を受けながら、そそくさとその場を離れたのだった。

歴史教育という意味では、中学生のとき広島長崎の原爆については夏休みに
ビデオを見せられた記憶がある。戦争は2度と起こしてはいけないという道徳を
植えつけられた。

しかし、アジア諸国での侵略については具体的な国や被害についてはあまり記憶
に残っていない。(隠す意図があるとも思えないけどね。)

今回の中国でのデモは明らかに行きすぎだ。
ただし、日本が過去犯した出来事をもっと知っておくことが「大人の解決」
への一歩となるのではないだろうか。

キャバクラのお勘定

2005-04-11 01:22:34 | Weblog
桜の季節、出会いと別れの季節である。

今年は特にプロジェクトを離れる人や、会社を辞める人が多く、
送別会が多かった。

先週のある送別会の後、久々に数人でキャバクラに向かった。

キャバクラの好き嫌いは人によってはっきり分かれる。
好きな人は毎週のように通い、お気に入りの女の子を見つけては指名したり
同伴したりしてエスカレートしていく。
また、私のような人は女の子と会話するだけで、どうってことないところに
何で高い金払わないといけないの?って思ってしまう。

といって、意固地になっても印象悪いので、少人数のときだけついていくことに
している。
今回は同僚の行きつけの神田のキャバクラ。
カラオケがあるのと、女の子の「質」がよいそうだ。確かにかわいいというより
きれいな感じの女の子についてもらった。

ただし、指名をしないとすぐに女の子は変わる。話が盛り上がってきたときに
変えることで、指名を促すためである。
数人の女の子と話しているとあっという間に時間が過ぎてゆくのである。

キャバクラの料金システムは意外と単純である。
午後10時以降は一人一時間7,000円。一応飲み放題だが、女の子の飲み物は
別で、なんと1杯1,000円。なので、今回はせがまれても断リ続けた。
カラオケ代は200円。歌わせることで、長居をさせようとする魂胆だ。

1時間を越える前に、延長を促される。あまりにしつこいので今回は30分だけ
延長した。
また30分たったときも、再びしつこかったが、ようやくお勘定。
勘定の内訳をもらったことはない。もしかしたら「上乗せ」があるのかもしれない。

・・・。福沢さんが消えてゆくことになる。
家に帰るにしても当然電車はなし。明日も朝9時半には出社する。

ビジネスマンの遊びにも体力が必要と今回も実感したのだった。

都心を自転車で走っていると、、

2005-04-03 21:01:23 | Weblog
東京以外の人が東京に出てきて何に驚くか?

地方出身者にこの質問をすると実にさまざまな答えが返ってくる。
今日の朝J-WAVEの番組「Free Tempo」という番組でも新学期らしく、
冒頭のような質問に対する回答をリスナーから募っていた。
(正確には"東京人のすごいところ"というテーマだったと思う)

「雨が降ってくるとみんながみんな傘を持っていてすぐにさせること」
「電車の中でつり革につかまらなくても立っていられるところ」

などなかなか面白い投稿が数多くあった。
今回の回答にはなかったが、職場の飲み会で同様の話題になったときに
ある新人の若者が次のようなことを言ったのを覚えている。

「東京では自転車で走っているとお巡りさんに呼び止められる」

不思議だが事実である。特に週末、都心を普通に走っているとかなり高い
頻度で呼び止められる。防犯登録の番号を無線で知らせて、盗難車でないことを
確認するのである。また、名前や自転車をどこで買ったか聞かれる。短時間では
あるがひどく不愉快な思いをすることになるのである。

今日は天気もよく桜を観ながらゆったりとサイクリング、という気分が
少しそがれたのが残念だった。

自転車泥棒をそんなに厳しく取り締まったところで何があるのだろう。
真の狙いはほかにもあるかもしれない。
自転車泥棒をしている奴はほかの犯罪に手を染めている確率が高いとか。
警察官に照会をするノルマが課されているとか。

いずれにせよ、都内を自転車で走る人は自転車を必ず防犯登録しておくことを
お勧めする。これがないと、チェックにも時間がかかり、かつ登録しない理由
などを聞かれることになる。

警察権力については不愉快な思いをすることはほかにもあるが、
また別の機会にでも書きたいと思う。

我々市民として大事なのは正しいことは正しく主張すべきであることだ。
米国では警官は仲間というより"敵"というイメージだそうだが、日本社会でも
そんなイメージに変わっていくのだろうか。