ビジネスマンじゅんごろうのONとOFF

ビジネスマンならではの視点で趣味やビジネス、社会について論じます。

長期出張を終えて

2014-06-15 22:05:47 | コンピュータビジネス
今年の4月から5月半ばまで中国は上海へ出張へ行っていた。
滞在中のほとんどを事務所とホテルの往復であるため、プライベートの時間は限られるわけだが、異国での一月半というのは予想より過酷だった。
仕事に意識が向いているので、食事など生活に気を遣うことができないこと、
やはり異国での仕事のため言葉の面などメンタル面でのストレスがかかっていること、
それでも順調に進めばよいのだが次から次へと課題が出てきてしまうこと、

とかくと精神的に病んでしまいそうな状況にも見えるが、そうともいえない。普段と違う生活を楽しんだり、日本と中国との違いというのも冷静に感じたりすることもできたのだ。

意外だったのは中国は日本より物価が安いと思いがちだが、全然そんなことはなかった。もちろん現地の安い店に行けば安く済ませることもできるのだろうが、日本人が行くような食べ物や洋服などはむしろ日本より高い印象だ。
例えばユニクロは日本で買うより確実に高いのだ。生活水準も高くなっているのだろう。

値段も交渉の世界。実は一ヵ月半もいるので、フィットネスジムに入会しようとしたのだが、3ヶ月限定1200元(1元18円くらい)でと最初は言われたが最後は1ヶ月半300元まで値段が下がった。もちろん現金取引だからこのような芸当ができるのだろう。
ビジネスでも前金をもらってから行うのが、一般的。日本や欧米のような信用取引は一般的でないようだ。
世界から敵視されているように見えるが、当の中国人はあまりそんな意識が少ない。膨大な国内需要があるせいか危機感に乏しいようにも見える。上海市内は開発ラッシュが続いている。この経済の繁栄はいつまで続くのやら。