世の中にはいろいろな職業があるものだが、
たまに、余計な世話ながら「こんな仕事やっていて本当にもうかるの?」
と思うことがある。
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」(山田真哉著)という新書はまさに
このような、一見するとわからない「儲ける仕組み」を身近な例を
使って解説するものだ。
私もタイトルにひかれて、本屋で立ち読みしてこの本のタイトルに対する
答えを知った。
まだ読んでいない方は是非本屋で立ち読みすることをお勧めする。該当の
箇所はほんの5ページくらいなので、この答えを知りたいだけなら買う
必要はない。
さて、今回のブログではさおだけ屋ならぬ、「駄菓子屋」に変えて儲けの
仕組みを考えてゆきたい。
今でも町のあちらこちらに、今にも文字通り潰れそうな駄菓子屋が存在する。
売っているものは10円20円の安い商品ばかりである。
これらをいくらたくさん売ったところで、大きな収入を期待できない、
よく経営していけるな、、と普通は思ってしまう。
実は私の母方の実家、いわゆる「おばあちゃん家」、が過去に駄菓子屋を
やっていた。私が小学生の高学年になるころはやめてしまったので、詳しい
ことは覚えていないが思い返すと、そういうことか、と思うことがある。
まず、当然かもしれないが、我々が訪れると必ずジュースを出してくれる。
当時はまだビンジュースだが、かなりの数をストックしていたようだ。
駄菓子屋における儲けの源泉のひとつは、飲料水であることは間違いないだろう。
話がややそれるが、マクドナルドでもチーズバーガーとコーラは同じ100円だが、
コーラのほうが利幅が大きいはずだ。
駄菓子屋でラムネなどでのどを潤した想い出がある人は多いと思う。
駄菓子ではなく駄菓子と一緒に飲む飲み物で儲けていると考えられる。
またジュースを冷やす冷蔵器。コカコーラなどのロゴがついているが、
これはメーカー(問屋)から貸与されるものだ。
駄菓子屋に限らず町の小売店はメーカーから厚い待遇を受けていること
が多い。メーカーからすると、小売店に定価で売ってもらえれば、自分たちの
利益も確保できるというわけだ。
「ナショナルショップ」なども構造が似ている。
中小小売の割合が高いメーカーは小売店をリベートなどで厚遇し、販売の支援
も行うのだ。
ただし単価が低い駄菓子のために、メーカーや問屋が小売店をどの程度支援
していたかは不明だ。
と、このように「儲ける仕組み」を考えると面白い。
できれば数字を使って説明できれば、もっと説得力が増すものと思うので、次回
似たテーマで書くときはデータを用いることに挑戦します。
たまに、余計な世話ながら「こんな仕事やっていて本当にもうかるの?」
と思うことがある。
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」(山田真哉著)という新書はまさに
このような、一見するとわからない「儲ける仕組み」を身近な例を
使って解説するものだ。
私もタイトルにひかれて、本屋で立ち読みしてこの本のタイトルに対する
答えを知った。
まだ読んでいない方は是非本屋で立ち読みすることをお勧めする。該当の
箇所はほんの5ページくらいなので、この答えを知りたいだけなら買う
必要はない。
さて、今回のブログではさおだけ屋ならぬ、「駄菓子屋」に変えて儲けの
仕組みを考えてゆきたい。
今でも町のあちらこちらに、今にも文字通り潰れそうな駄菓子屋が存在する。
売っているものは10円20円の安い商品ばかりである。
これらをいくらたくさん売ったところで、大きな収入を期待できない、
よく経営していけるな、、と普通は思ってしまう。
実は私の母方の実家、いわゆる「おばあちゃん家」、が過去に駄菓子屋を
やっていた。私が小学生の高学年になるころはやめてしまったので、詳しい
ことは覚えていないが思い返すと、そういうことか、と思うことがある。
まず、当然かもしれないが、我々が訪れると必ずジュースを出してくれる。
当時はまだビンジュースだが、かなりの数をストックしていたようだ。
駄菓子屋における儲けの源泉のひとつは、飲料水であることは間違いないだろう。
話がややそれるが、マクドナルドでもチーズバーガーとコーラは同じ100円だが、
コーラのほうが利幅が大きいはずだ。
駄菓子屋でラムネなどでのどを潤した想い出がある人は多いと思う。
駄菓子ではなく駄菓子と一緒に飲む飲み物で儲けていると考えられる。
またジュースを冷やす冷蔵器。コカコーラなどのロゴがついているが、
これはメーカー(問屋)から貸与されるものだ。
駄菓子屋に限らず町の小売店はメーカーから厚い待遇を受けていること
が多い。メーカーからすると、小売店に定価で売ってもらえれば、自分たちの
利益も確保できるというわけだ。
「ナショナルショップ」なども構造が似ている。
中小小売の割合が高いメーカーは小売店をリベートなどで厚遇し、販売の支援
も行うのだ。
ただし単価が低い駄菓子のために、メーカーや問屋が小売店をどの程度支援
していたかは不明だ。
と、このように「儲ける仕組み」を考えると面白い。
できれば数字を使って説明できれば、もっと説得力が増すものと思うので、次回
似たテーマで書くときはデータを用いることに挑戦します。
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