ビジネスマンじゅんごろうのONとOFF

ビジネスマンならではの視点で趣味やビジネス、社会について論じます。

税理士試験直前

2005-07-31 20:23:45 | Weblog
今年も今日から2日後、つまり8月2日から税理士試験が行われる。
そう、税理士試験は平日に行われるのだ。

税理士試験を受け始めてもう5年目になるだろうか。
すでに年中行事の一つになり始めている。5科目合格で「あがり」となる
この試験だが、私はまだ1科目しか受かっていない。

今年は財務諸表論を受験する。
この受験にあたり数ヶ月前から専門学校に通ったが、今年こそは財表を合格する
つもりである。
今年不合格だったら、税理士試験への挑戦自体をあきらめようかと考えている。

今回のブログでは大胆にも財務諸表論の理論予想をしてみようと思う。
次回のブログでは実際に試験を受けてみて、予想が当たったかどうかと、
仮に当たったとするとなぜ当てることができたのかを報告しようと思う。

なお断っておくが、独断と偏見による予想なので、この予想にかんする
いかなる責任も持たないので、あしからず。

第一問 損益会計
- 損益法と財産法についてなど

第二門 引当金と退職給付引当金
- 年金資産、遅延認識など

税理士試験を受けたことのない人はまったく関心のない内容で恐縮でしたが、
8/2の夜には結果を報告したいと思うので、是非また訪れてみてください。



またしても、、台風!

2005-07-27 00:23:34 | Weblog
狼少年というイソップ童話がある。
牧場で羊飼いをしている少年がいつも一人で退屈していたので、
いたずらして大人たちを驚かしてやろうと考えた。
「狼が来たぞー」と叫ぶと大人たちは驚いて、手に棒を持って
来たが狼はどこにもいない。
面白がった少年はこれを繰り返した。そのたびに村人たちは
棒を持って駆けつけてきたが、そのうち誰も信じなくなる。。

台風が来るたびにこの話を思い出す。過去に入っていたプロジェクトで
一緒に働いていた中年男性が「また狼少年じゃないの?」
といわれたものだ。

「来るぞ、来るぞ」といって人々の恐怖をあおる。

今日の台風もまさにそのような状況だった。
結局東京地方には大きな影響はなかった。台風報道におびえて早く
帰宅した人が通勤ラッシュにまきこまれたのではないだろうか?

私は今回も報道を気にすることなく20時過ぎにオフィスを出るとすでに
雨や風はやみ始めていた。
電車はすいていて、快適に座ってかえってきた。
昨年の夏もまったく同じ経験をし、台風は進路を変えるか、自分が帰宅
するころは通過していると楽観していたのだ。
私の社会人経験でもこのようなことは4,5回あった。

しかし今日一日yahooの台風情報はすごいアクセス数だっただろう。
何十万人というビジネスマンが仕事にかまけてネットサーフィンして
いるのだ。

台風の進路をもっと正確に予測できないものか?
今日の「狼少年」のためにビジネスマンの生産性を落としただけでは
なく、多くの飲食店は大打撃を受けたことは想像に難くない。

もともと天気予報は予測だけはなく、「実績」も報告すべきと考えて
いるが、明日の朝のニュース番組では「台風それてよかったね」と
予測を外したことをむしろ正当化するようなことを平気で言っている
のはおかしいと思うのだ。

予測に対する実績を公表し、外れたとしたら何がまずかったのか、それ
を改善するために今後どのような対策をとるのか。
テレビ番組でもそれに近いことをやってもよいと思う。
または帰宅を促すのではなく、「あせらずいつもどおりの時間に帰宅すれば
台風一過です」、くらい言ってもらいたいものだ。

ちなみに狼少年の結末は、本当に狼が来たときに「狼が来たー」
と少年が叫んでも誰も信じず、少年は狼に食べられてしまった。。
というものだ。

私も台風情報を信じたほうがよかった、と思うときが来るのだろうか。


クールビズ旋風

2005-07-24 19:20:14 | コンピュータビジネス
ビジネス界にすごい勢いで「クールビズ旋風」が吹き荒れている。
クールビズという言葉の響きが良いこともあり、普及のスピードが
早く、今年の流行語大賞に入選することは間違いないと思われる。

気のせいか電車に乗ってもネクタイをはずしている人が多いように思える。

私が担当しているお客様でもクールビズを採用し、(クールビズとは
言わないが)ノーネクタイで出勤できることになった。

ジーンズはNGなど細かいルールを守れば、チノパン、ポロシャツも
可能だが、みんな慣れていないこともあり、ネクタイなしのみを実践
している人が多い。

もっとも夏場に上着を着て働くというのは普通ではない。
暑いときには涼しい格好をするというのは自然な流れだ。

ビジネス服装に関して、最近もう一つ密かに流行っていることがある。
「イタリア人下着ルック」だ。

Yシャツの下にみんなTシャツなどを着る人が多いが、イタリア人は絶対
やらないそうだ。
イタリア人にとってYシャツが下着であり、その下にシャツを着るというのは
トランクスの下にブリーフをはくくらい不自然なことなのだ!
ということで、Yシャツの下に何も着ないことを仮に「イタリア人下着ルック」
と私が呼んでいる。

格好を重視するビジネスマンは忠実にこれを実践しているが、
私はこれはやらない。

Yシャツの下にTシャツを着るというのは余計に一枚着ることになるので、暑さ
が増幅されると思いがちだが、まったく逆だ。
Tシャツを着ると着ないとではYシャツ内の湿度がまったく違うので、逆に涼しく
なる。
考えれば当たり前だ。靴を履くのに靴下をはかないことを想像してもすぐわかる。

ビジネスにおいてはセンスは重要だが、格好ばかりこだわっていてはいけない。
まだこれから暑くなる。
汗もなどの病気になっては大変だ。

ユニクロ社長交代

2005-07-19 01:09:32 | 新聞記事ネタ
ユニクロの社長に実質的な創業者である柳井氏が復帰するという。

正直この人事には驚いた。
ユニクロは最近売上も復調してきて、次なる成長に向かい始めていると思っていた。

が、一部上場会社とはいえユニクロは柳井氏の会社ということを改めて印象づけた。
今回の人事は株主の要請というより、柳井氏の要請だろう。(ユニクロの大株主は
柳井氏なので、株主の要請ともいえるが。)

柳井氏は日経アソシエという雑誌で、読者からの経営に関する質問に答えるコーナーを
担当していて、その回答に関心させられることが多い。
経営についてかなりシビアな考えをもっていることはわかっていたが、この時期に社長に
復帰するというのは大きな賭けに出たものだと思う。

ただし、この例を見るまでもなく、日本には「同族会社」と呼ばれる、創業一家が支配
している会社が多数存在するのだ。
法人税法にも同族会社に対する規定というのが存在する。

面白いのは日本で創業された「国産」の会社だけではなく、外資系の会社が立ち上げた
日本法人にも実際は現地創業社長が支配しているところが多くみられる。

外資系は日本の上場会社以上に結果がすべてだ。一年単位で目標を達成できない場合は
社長の更迭は必至だ。
ただし、結果が出ない場合でも次の社長を見つけるのは容易ではない。業種にもよるが、
本国から日本という市場にどのくらい真剣に取り組むかが社長の人事に影響してくるのだ。

マイクロソフトの日本法人は前の日本人社長を更迭した後本国アメリカから派遣してきたが、
必ずしもうまくいっていないようだ。
デルコンピュータは浜田宏という日本人社長が非常にうまく日本法人を成長基調に乗せている。

外からの想像でしかないが、マイクロソフトは日本法人の人事の自由度は限られているだろうが、
デルコンピュータはかなり社長の自由がきくものと思われる。

結果がすべてではあるが、ある程度の結果さえ出せば自由度も与えられるのではないかと思うが、
結果を出す前に「引責辞任」するユニクロの玉塚氏にはやや同情せずにはいられない。。

新世界遺産 知床の旅

2005-07-12 01:19:34 | Weblog
サロマ湖マラソンの翌日、我々は網走を通って知床半島へ向かう。
今回のもう一つの目的である観光旅行のためだ。
人によっては観光のためにマラソン大会に出かける人も多いのだが、我々もその口だ。
さて、今回のルートを紹介しよう。

2泊した北見からレンタカーで網走へ向かう。有名な網走刑務所をたずねた。
網走監獄は博物館として町中の本物の刑務所とは別の場所に移築されている。
さすがに網走唯一といっていい観光名所だけあって、平日なのに観光客が多かった。
なかなか歴史を感じられて、面白かったが、入場料だけで1500円はちと高いか。

町で昼食をとり、知床へ向かう。ここからいよいよ私がハンドルを握った。
ペーパードライバーの私だが、北海道なら道もまっすぐだし運転するのも問題ないだろう。
そう思って密かに楽しみにしていたのだった。

知床までの道のりは、一本道で走りやすい。もっともカーナビがあるので、
迷いようがないのだが。
普段は自転車を愛用していて、車になど少しも興味がなかったが、今回運転してみて車
も悪くないと思った。次の日も含めると相当運転させてもらった。

知床を旅行先に選んだ理由は、今年にも世界自然遺産に登録されることが確実で、
その自然を楽しむためだ。観光船が出る半島のもとにあるウトロで一泊し、次の日に
羅臼へ向かうルートだ。

ウトロまでは海沿いの気持ちのよい道だ。途中に名所と呼ばれる滝を見て、午後3時過ぎには
宿に到着した。滝を見る観光客には前日同じマラソン大会を走ったと思われるチェコからきた
選手たちがいたのが面白い。

今日は観光船には乗らず、散歩したのみ。
しかし、観光客が多い。ほとんどがリタイヤした中高年のおじさま、おばさま世代。
観光バスがひっきりなしに来ていた。世界遺産に登録されたらこれが更に増えるのだろう。
夜は改めて、海の幸を肴にしてビールで乾杯。
前日からの疲れか早く寝てしまった。

次の日。朝一番の観光船に乗り込む。一週間前ほど知床の観光船が事故ったとの記事をyahooで
見ていたので、乗れるか心配だったが、行ってみるとなんてことはない、事故った観光船とは
クルーザーで数人を乗せるタイプのものだった。
大きな観光船は問題なく営業していた。小さなクルーザーなら岩場の近くを通るので、スリル
があるそうだが、近づきすぎて岩にぶつかって事故ったそうだ。
あいにくの霧の天気で、羅臼の景色を拝むことはできなかったが、名物のかもめはたくさん
船に寄ってきていた。

その後は知床五湖へ。道路の脇を普通に野生の鹿やキツネの親子が歩いている。
どうやら生態系がうまくいっているようだ。熊も本当にすぐそこにいるそうで、五つの湖のうち
二つしか散策できなかった。

次に羅臼へ。地図をみてもわかるが、国後島がすぐ近くによく見える。
国後はまだ返還対象になっていないようだが、ここまで近い島が外国というのはちょっとおかしい
気がしてしまう。

羅臼の有名な食堂で遅い昼飯をとったところで、観光終了。来た道とは別のルートで網走、
女満別へと帰っていった。

夏休みにはちと早かったが、十分楽しめた旅だった。
来年はどこへ行くかな、、早くも想像を広げるのだった。




第20回サロマ湖ウルトラマラソン

2005-07-03 23:47:02 | マラソン大会
ちょうど今から一週間前6/26の午前5時、北海道の湧別町にて
100キロマラソンのスタートが切られた。
天気は晴天。北海道らしくない高温になり、暑さとの戦いになった。

1日で100キロなんて本当に走れるのか?
自分が出場することになったとき想像もつかなかったが、
現実にスタートラインに立ったのだ。

このために、二週間前から禁煙し筋トレを欠かさず行い、自分なりの
調整を行った。マラソン大会前に調整をするのは初めてだ。

100キロマラソンとはどんなものなのか?
簡単にコースとレースの概要を書いてみよう。

湧別町という湖から10キロほど離れた町からスタートし、湖へ向かっていく。
サロマ湖は地図を見ればわかるが、オホーツク海に面している。湖を一周する
わけだが、一周するだけでは100キロに遠く届かないので、足りないところ
は遠回りして距離を補う形となっている。ちょうど湖を一周走り終えたところが
80キロ地点。そこからワッカ原生花園というところに入り、オホーツク海を眺め
ながら湿原を往復する。ワッカを出ると間もなくゴールの常呂町に到着する。

2.5キロごとの給水のほか、55キロ地点にはスタート地点で預けた
荷物を受け取れるので、シャツの着替えなどができる。
長時間のレースということで、給水所には水やドリンク以外にバナナやウィダー
インゼリーなども置いてある。

とにかく坂が多いコースというのが印象だ。走っているとまた坂かよ!
と思いたくなるくらい上り坂が多く感じた。しかも日陰の箇所が少ない。
それに、ランナーの横を車が走れる状態だ。ということで、かなり過酷なコース
だと思った。

と、これだけコースを詳しく書けるということは、、なんとウルトラ初挑戦で
完走してしまいました!
タイムは12時間ちょっと過ぎ。

今回初出場の私に出場経験者からもらったアドバイスが役にたった。
「前半特に55キロ地点まで無理をせずに走るかがポイントだ」と。

前半は抑えて80キロや90キロになっても走れる体力が残っていた。
今回は完走を目標にしたため、問題は関門だった。10キロごとにある制限時間
内に通過しないと、先に進むことはできない。

とりわけ80キロの関門が厳しいと言われていたので、そこを最大の目標にして
走ったが、無事余裕をもってクリアした。

今回は世界選手権ということもあり、外国人が数多く参加していたようだ。
有名人だとあの間寛平が参加していた。
一般参加者はみんな強者ぞろいだ。60歳を超えていると見える人たちに
次々と抜かれていくのだ。

まあでも今回は無事ゴールできてよかった。
ゴールしたときに完走の証であるメダルを受け取ったが、このメダルを10個集めると
(10回完走すると)サロマンブルーと呼ばれる青色のゼッケンを受け取ることができるそうだ。
今回一緒に参加したおじさんはちょうど10回目の完走で見事サロマンブルーを獲得した。

不安だった膝も特に痛みは出ず、レース後もなんとか歩ける状態ではあった。
しかし、翌日は悲惨だった。手すりなしでは階段を上り下りするのが困難で、
よろよろしていたが。

せっかく北海道に来たのでレースの翌日と翌々日は観光にあてた。
この内容は次回のブログでレポートします。